THA-09EXの基板も慣らし作業が進み、多少高域できつい感じでしたが、気持ちよく音が伸びる様子で
安定してきました。
最後の課題が残っています。
これも青樹さんの要望でしたが、THA-09EX基板裏のZebel回路を、わざと外して動作させるという事でした。
基板裏にはギミックが隠されていまして、ハンダブリッリさせる事でジャンパーを兼ねていますが、
それを外してみました。
つまり初段のオペアンプ、THS4631DDAは変換基板上には、パスコン、位相補正コンデンサ、Zebel回路も
付けられていません。(つまり素の状態です)
さてこうするとどうなるでしょうか。
結果はこうでした。
電源投入後、1分足らずでこの温度となりました。それと画面右にピンクのジャックとケーブルが見えていますが
ボリュームを絞りきっているにもかかわらず、百円のイヤホンから可聴域で音がしていました。
シーっという音でした。測定機で計るまでもなく発振しています。
そしてあっという間に指で触れない温度となりました。(あわてて電源落としたので写真を録りそこねました)
THA-09EX基板裏のZebel回路が仕事をしていたという事ですね。
安心しました。