つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

★1日1学★ 番外編:九州医療ソーシャルワーカー研修会 メモまとめ -3-

2012-03-21 | ★1日1学★
どうもこんばんは。
最近思うんだけど、私花粉症かもしれない。
…うん、どうでもいいね、ごめんなさいね。

はいじゃぁ、さっさと本題入りますよー。

■ワークショップ「新人ソーシャルワーカーの『成長』を構造化する」

※このワークショップでは、新人SW(ソーシャルワーカー)を対象にしてますんで、
 新人向けの内容でした。(当たり前だが。)
 ワークショップをそのまま文章にするのは困難なので、要点まとめる感じで行きます。

◆初めに:今回のワークショップの目的
 新人SWは、下記のような不安を抱え込みやすい。
  ・いつまで「新人」なのか?
  ・これって「出来てる」のか?、
  ・何が成長したのか?
  ・やっぱり「まだまだ」なのか)
 こういった不安やストレスが募ると、バーンアウトに陥る。
 今回のワークショップは、職場内のスーパービジョンを補完するものとして、
 「成長を確認する機会」を提供することにある。


◆ワーク① 「実習ノート」に対する今の自分からのコメント
 <内容>
 社会福祉士の実習ノート(実習記録・日誌)に現在の自分からコメントをする。
 そして、それを付箋に書いてグループ内で発表を行う。
 <結果>
 当時の自分に対して「現在の自分」がどう思うか、どうアドバイス出来るかで、
 自分が成長出来ていることに気づく。

◆ワーク② 専門職としての振り返り
 <内容>
 新人所―者るワーカーの位置を、
 看護師のキャリアステージを参考にレベル分けすると、下記のようになる。

  1)初心者レベル(実習生):状況判断をするための経験が無い
                経験を積むために客観的属性から状況を学ぶ
                原則を学ぶ
  2)新人レベル:及第点の業務をこなせる
          重要な状況要素に気付ける(上級者からの指摘含む)
  3)一人前レベル:2~3年の経験者
           意識的に立てた長期の目標や計画を踏まえて、
           自分の実践を捉え始める
          (自分がどういうキャリアを積んでいくか、計画立て実践できる)
          (何が出来るようになる、これから何をする、
           どんなSWになりたいか、理想のSWを見つけ、目指す)
  4)中堅レベル:状況を局面の視点ではなく、全体として捉えられる
          経験と最近の出来事から「大局観」を得る
  5)達人レベル:状況と行動を結びつけるのに分析を要せず直感的に把握し、
          正確な問題領域に的を絞る       

 上記を参考にしながら、「実習中」「就職~3か月」「3か月~1年」「1年~」を、
 「状況」「対応・スキル・社会資源」の2つの視点から振り返り、表に記入する

 <結果>
 表に記入するなかで、「自分が身につけてきたもの」が可視化できる。
 グループ内で自分より「ちょっと先の未来」を歩く人から学ぶことが出来る。
 ちなみに…
 私達のグループでは、こんな意見が出ました。
 ☆実習中
状  況:毎日がきつい、別世界のような感じ
対応、他:親、友人、同期に話す。職員に聞く

 ☆就職~3か月
状  況:こわい、何を聞けばいいかわからない、
     周りの評価が気になる、名前が分からない、
     「スミマセン」「確認します」をひたすらリピート
対応、他:先輩に話す、同期と飲みに行く、資料をコピーして見直す

 ☆3か月~1年
状  況:コミュニケーションが取れやすくなった、名前を覚えた&覚えられた
     居場所が出来た、1年経ってしまうことへの不安がある、
     任されることが増えた、責任が…。
対応、他:友達に話す、職場の人に愚痴を言えるようになった、
     気分転換や切り替えが出来るようになっていた、
     研修に参加でするようになった

 ☆1年~
状  況:慣れたと思ったらまた問題発生;
対応、他:行事に出るようになった、支えはアルコール(笑)

えっと、これをやってみて私がどう思ったか、というと…
私には同期がいないので、私の悩みは私だけにしか分からないもの、
という感じがあったんですが、
思いのほか、皆似たような事を悩み、考え、日々仕事をしているということに気付きました。
なんというか、凄く、ホッとしましたねー。
「自分はちゃんとやれている」
「成長すべきペースで成長できている」
と、感じることが出来て。
ワークショップの狙いにまんまとハマったわけですwww
先輩から、「あの頃自分はこうだった」という話を聞くのも手だと思うし、
実際私もそういう話を聞いたりしますけど、どうしても、
「私に気を使って、若干事実とは違うことを話しているのかな」という気持ちがあります。
けれど同期…同時期のSWであれば、そういったことは無いわけで。
事実だと、ありのままである、と感じることが出来たので、
そういう意味でもかーなりこのワークショップは役に立ちました。
今後もこういうのには参加していきたいんですが…
いかんせん、へき地な物で…参加するだけでひと苦労…;;

近場で!誰か!!開催してくれませんか!!!


…さぁて、案外長くなったなー。
次回で番外編最終回…の、予定☆
次回は「事例研究」のまとめなんですが…ぶっちゃけ半分寝てたからなぁ…
すんませんほんと…。たいしたこと書けないかもしれません…;;;