つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

それはつまり、戦力外通告ですか?(すみません、今回長文です。)

2012-12-29 | MSW(医療相談員)日記
昨日、電話交換さんから聞いた話。
それは、私が患者宅に電話し、繋がらなかったので、
折り返しがあったら私に繋いでくれるよう、交換さんに依頼をした時でした。

交換さん「上司から、今後○○さん(私)のピッチ(PHS)は他の相談員が持つから、
外部の電話は○○さんのピッチには繋がないように指示されました。折り返しはどうすればいいんでしょう?」
という話だった。
ちょっと困ったような交換さんの声。
私はというと、
「え?何それ聞いてない。私、ピッチも持てなくなるの?」
って感じ。
知らないところで、そんな指示が出ていたなんて…。
なんだかもう、見限られたような、戦力外通告を受けたような気がして、
かなりショックでした。
知らされてなかったことも、また、ね。
とりあえず、その場は、「折り返しだけは私につなげてください」とお願いしました。

その後、相談員のリーダーに、その旨相談してみました。
そしたら、ピッチについてはとりあえず、折り返しのみ対応で、という形にまりました。
そんで、その他の事についても個室で面談することになりまして、色々話しました。
面談では私が平常心を失ってしまって(ぼろ泣きして)、話が支離滅裂になってたけど、
要点をまとめると↓な感じ。

~自分の気持ちとして伝えたこと~
・病棟の患者も持っていない、ピッチもまわされないことになって、
 自分がちゃんと働けていない気がしてならないこと
・病棟の患者を持ちたい、という希望があるわけではなく、現状が不安であること
 (現状のまま仕事を止めることになったら、
 「何も出来なくなった」という気持ちを抱えて退職することになりそうで。)
・可能なら、仕事を辞めるまでに、休職前の状態に近づきたいと思っていること
・出来ることなら、数年働いて、いずれはリーダーみたいに働けるようになりたかったこと
 (リーダーは私の3歳年上です。年が近いから、現実的な目標として捉えていました。)
・連携業務に努めているはずなのに、それが一番苦手であること
・頑張ってる、と、自信を持って言えないこと。
 (手を抜いてるわけではないが、他の人から見たら「まだまだ」と評価されそうで。)

~リーダーから言われたこと~
・休暇を挟み、ブランクがあり、さらに退職という「期限」がある中で、
 いつ終わるか分からない入院患者の担当をすることは、デメリットが多い。
 �勘を取り戻さなければならない。それだけでも1か月はかかるだろう。
  辞めるまであと正味2カ月なのに。
 �仕事上、連携業務が多岐にわたるため、また負担が掛かるのでは?
 �もし担当したとして、期限に間に合わない可能性が高い。すると引き継ぎも大変。
 �(以前担当していた)長期介入が必要な回復期じゃなく、
  わりと短期介入な急性期病棟を担当するにしても、
  ゼロからスタートだから慣れるまで相当かかる。
 ⇒つまり、病棟担当はしない方がいい。(というかさせたくない)
・ピッチに関しては、過去数度、やはり電話対応でミスをしている。
 ○○さんに回すのはやはり心配。
 それに、○○さんのミスのせいで、周囲からの○○さんへの評価が下がってしまうことは、出来れば避けたい。
 (って言う言葉を、私は
  「○○さんの評価が下がることによって他の相談員の評価が下がることを避けたい」
  としか解釈できなかった。
  だって以前、リーダーから似たようなこと言われたから。
  「○○さんのミスが、他の人の評価にも影響するんだよ」と。)
・過去の状態に戻るといっても、過去の状態が○○さんに合わなかったから心身を崩したわけで、
 そこを目指すのは違う気がする。
・今の事務作業だって、立派な仕事だし、自分たちは助かってる。
 外来の対応もしているし、十分働けているよ。
 (とは言われたものの、上記2点の後に言われたから、素直に受け止められなかった。
 「ちゃんとやってる」と伝えることで、私を納得させようとしている、と感じてしまった。)
・○○さんは頑張ってるよ、ちゃんとやってるよ。自分を認めてあげようよ。
 まだ頑張らなきゃなんて、ハードだね(笑)
 (だって休職前、あんたが、「まだ頑張れる」って言ったから…!!!
  当時の方が、よほど頑張ってたわ!!!)



……。
なんかもう…ダメでした。色々。
自分の思いもうまく言葉にできない、伝えられない。
相手の言葉も、素直に受け止められない。

休職前は、リーダーに同じようなことを訴えても、否定しかされなかった。
なのに今(適応障害だと告白して、休職した後)は、やたらと支持しようとしている。
そのリーダーの態度が、同じ立場の「同僚」じゃなくて、
相談に来た「クライアント」に対するそれに感じて仕方なかった。
それがまた、辛かった。
休暇を取る前は、「適応障害」だと告白する前は、まだ、叱ってくれた。
「ちゃんと働け」と、「手のかかる同僚」として扱われていた。
…常に叱られるばかりで、辛かった所はあったけど。
面談中に泣いてしまったのは、このあたりの要因からもありました。
無力感、挫折感…。




私はもう、この職場で、
少なくともリーダーからは、「援助者」と見られることは無いのかもしれない。
リーダーのこの態度の変化は、そう言うことなんだろう。

十分に働けず、心身の状態を崩し、休暇を取り、仕事を止めることにして。
下がってきていたモチベーションを、家族からの叱責でなんとかもちなおして。
やめるまでは、この職場にいる間は、頑張ろうと思っていた。
出来る限り、過去の状態に戻れるように。
いろんなことを、吸収できるように。
実際うまくできてなくても、気持ちだけは、前向きでいられるように。

面談の時にはリーダーにうまく伝えられなかったことがある。
今、たまに私のもとに舞い込んでくる事務以外の仕事は、
(ある特定の簡単な案件以外は)私が何かする前に他の相談員へ振り分けられる。
リーダーや先輩へだけなら、難しい案件なのかな、と納得もできる。
でも、同期の男性(1年目は他事業所にいたから、病院勤務は実質1年目)にも振り分けられるから、
「ああ、私が頼りないから、やらせてもらえないんだな」と感じる。
…実際、そうらしいし。
頼りないのは分かる。任せることが不安なのも分かる。
だからこそ、いつかは、やめるまでには、
せめて同期がこなせる内容くらいは、自分でこなせるようになっていたい。
そう、思っていたのに。

リーダーの考え…予定では、それも、無理なようだ。
(面談中、今後の私への対応について、
 リーダーがぽろっと「予定」という言葉を使った。直ぐに訂正されたけど。
 それを聞いて、直感してしまった。
 「もう、私が何を言っても、この人は私への対応を変えないんだろう」。)


リーダーの言うことも、頭では理解できる。
私自身への負担、そして周りへの負担や迷惑を最小限にするためには、
現状のままで…主に事務作業担当であることが、ベストなんだろう。
でも。心が、納得できなかった。
リーダーの言葉が、視線が、態度が、全てが痛かった。
頑張りたいという気持ちを、全て打ち砕かれた気がした。
リーダーには、そんな気持ちは無かったんだろうけど。
一生懸命、援助しようとしてくれたんだろうけど。



……そうこう言っても。
今の私に、「大丈夫です、やらせてください」という力は無い。説得力もない。
実際、簡単なことですらミスをしている。
ならば、現状で出来ることをやるしかない。
例えば、事務作業。
例えば、簡単な面談。
わかってる。わかってるよ。
ただね、ちょっと…辛いなぁ、って……思うだけだよ。

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