撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

加悦SL広場(2020.3.20) 旧加悦鉄道 TMC100、DC351、KD-4、ト404

2020年04月07日 18時13分50秒 | 中小私鉄
3/20に、京都府与謝郡与謝野町にある加悦SL広場で展示中の旧加悦鉄道のモーターカーTCM100、ディーゼル機関車DC351、旧日本専売公社の入換機KD-4、旧遠州鉄道の無蓋貨車ト404を撮りました。
1枚目は、構内の腕木式信号機の前に展示中のラッセル併用多目的車両のTCM100です。



2枚目は、L型車体のディーゼル機関車DC351のボンネット側です。



3枚目は、同じくDC351の乗務員室側です。



4枚目は連結して展示されていた左側はKD-4、右側はト404です。
何れも旧加悦鉄道の廃線後に、加悦SL広場での展示用に譲渡されています。



TCM100は、1961(昭和36)年に製造され、加悦鉄道にはラッセル併用多目的な保線用車両として使用されたそうです。

DC351は、1956(昭和31)年に製造され、岩手県の南部鉄道で使用されていました。
南部鉄道は1968(昭和43)年の十勝沖地震での被災により全線運休し、1969(昭和44)年には廃止されています。
DC351は、廃止前の1967(昭和42)年に加悦鉄道の親会社の日本冶金工業が購入し、加悦鉄道が借り入れました。
1972(昭和47)年までは岩滝工場専用線や客車を牽引して使用され、1974(昭和49)年からは予備車となっていました。

KD-4は、1956(昭和31)年に製造され、日本専売公社 岡山工場で使用され、1999年から加悦SL広場で展示されています。

ト404は、1923(大正12)年に製造され、静岡県の遠州鉄道で使用されていました。
晩年は保線資材運搬用として使用され、2000年から加悦SL広場で展示されています。