撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

京成 幕張本郷(2014.4.17) 3304編成 普通 千葉中央行き

2020年04月27日 19時18分55秒 | 関東・九州大手私鉄
6年前に、京成千葉線 幕張本郷駅で3000系シリーズの最終形式となる3300形を撮りました。
1枚目は、幕張本郷駅に向かう3301の普通 千葉中央行きです。



2枚目は後追いで、幕張本郷駅を出発した3304です。



3000系シリーズは1958年に東京都都営地下鉄 浅草線との相互直通運転用として登場した3000形に始まりました。
3000形は登場時はダークグリーンとライトグルーンの青電塗装でした。
1959年に登場した3050形以降の3100形、3150形、3200形は何れもモーンアイボリーとファイアーオレンジに銀縁のミスティラベンダー帯を巻いたツートンカラーの赤電塗装で登場し、3000形も1960~61年に赤電塗装に変更されています。
3300形は、1968~72年に3000系赤電シリーズの最後として54両登場しました。

1980~81年には、車体塗装をファイアーオレンジベースにモーンアイボリー帯の新赤電塗装へ変更されました。
さらに、1984~87年に冷房化、1987~88年には種別、行先表示器の設置、1989~90年には車体更新工事が行われています。
1993~95年には、グレーベースにレッド、ブルー帯の標準色に3回目の車体塗装の変更が行われました。

2003年に事故で2両が廃車となり、2007年以降は3200形以前の形式の引退により、唯一の3000系赤電シリーズとなりました。
2013~14年には、新3000形の新造再開により、殆どの編成が引退しました。
最後まで京成に残った3304編成、3344編成、北総鉄道にリースされて7260形に改番された2編成は、2015年に引退しました。