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撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

琴電 安造田第1踏切(2020.8.30) 旧京王 1107編成 普通 琴電琴平行き

2020年09月08日 21時42分09秒 | 琴電、伊予鉄、とさでん交通
8/30に、高松琴平電鉄琴平線 羽間~榎井駅間の安造田第1踏切で旧京王5000系の1100形を撮りました。
1枚目は、安造田第1踏切に向かう1107(旧京王クハ5771)の普通 琴電琴平行きです。
1107編成は2015年に前面と側面の行先表示器が、幕式からLED式に変更されており、行先が切れてしまいました。



2枚目は後追いで、榎井駅に向かう1108(旧京王クハ5721)です。



1100形は、1963年の京王線1500V昇圧に伴って登場し、1963~69年に増結用の5100系を含め155両が登場しました。
1964年度の鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
1968年以降に製造された車両は、関東地方の通勤形電車では初めて冷房車として登場しました。
登場時には京王線の特急運用などに用いられましたが、後継車の登場により徐々に普通運用、支線運用に移りました。
1979年の事故廃車を除けば、1987~96年に京王線からは引退しました。
5000系は全長18m級の3扉車で、地方鉄道で使いやすいことから、多くの車両が地方私鉄に譲渡されています。

琴電には、1997年に2両編成×4編成が譲渡されました。
中間電動客車のデハ5000形から改造された1101~04は、他の車両から運転台部分を切り出して接合する改造を受けています。
制御客車のクハ5700形から改造された1105~08は、中間電動車の部品を使用して電動車に改造されています。
旧京急の車両が主力の琴平線では、旧京王の1100形は少数派ですが、比較的、よく見かけます。