珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

レッドクリフ

2008年12月02日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

先週の土曜日、夫と映画「レッドクリフ」を観て来た。
二人とも三国志についての知識は人並みで、そう詳しくは無い。
それでもとても面白かった。

金城武の孔明は思った以上に似合っていたし、孫権 趙雲 張飛も役者さんがぴったり。
中村獅童の甘興はもともとは端役だったそうだが、彼のためにかなり重要な役に格上げされたのだそうだ。
なかなかよかったけれど、ちょっと顔で演技しすぎかな。
夫は、「歌舞伎役者なんだからしょうがないだろ。」と言っていたが、まあそうだね。

周瑜のトニー・レオンはもう少し若かったらもっと良かったが(赤壁の頃周瑜は35歳くらい、トニー・レオンは40代半ば)、美周朗と呼ばれたほど美男だったというから、まあ見渡したところトニー・レオンしかいないか。

孫権 趙雲 劉備 関羽 張飛はほんとうにピッタリ。
それだけイメージが固定化されているということかも知れない。

みんなそれぞれに見せ場があって、飽きさせないのだが、なかでも関羽、スゴイ!
薙刀というのか長刀というのか、ブンブン振り回して敵をなぎ倒し、ぶった切る
あまりのかっこよさに、手に汗、目はハートになっていた。
そう、惚れてしまったのね。
役者さんはモンゴルの名優で、ジンギスカンを演じたこともあるそうだ。
うん、ピッタリだ。

ただ難を言えば、あまりに曹操を悪人に仕立てすぎていると思う。
曹操が周瑜の妻に横恋慕して戦をしかけたという設定は、三国志ファンの怒りを買うのではないかな。
女性ファンを意識してか、とも思うが、曹操という人物をぐっと小さくしてしまったような気がする。

とはいえ、映画ですから、あまり気にせず三国志の英雄たちのかっこよさを楽しめばいいのよね。

来年の第二部が楽しみです。