珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

迷惑だった親心

2009年03月24日 | 日々のこと
ずっと前からお顔だけは知っていた奥様と、整骨院の待合室で一緒になった。
あら、という感じでご挨拶して、なんとなく世間話をした。
そのうち、向こうのお宅に30代後半の未婚の息子さんがいることがわかった。
我が家にも30代半ばの未婚の娘がいる。
困ったものですよね~、とお互いため息混じりに話し合っているうちに、お互いの娘息子を合わせてみたらどうか、という話になった。
二人とも職場は東京で都合も良い。

とんとん拍子にうまくいくとは思わないが、何か現状を打破するきっかけにでもなればという気持ちだった。
向こうの奥様もそうだったろう。

とりあえず、娘に話して、お会いする気があったらあちらの息子さんに娘の電話番号を教えてお電話してもらう、ということになった。

ゆっくりと話ができる土曜日を待って、娘に電話した。
近況を報告しあいながら、頃合いをみて切り出してみた。

すると「お断りして」と、即座に言われてしまった。

そう、やっぱりね~。

余計なお世話だったか。

それにしたって、そんなにあっさり言わなくても・・・

どうお話すればよいのか、気も重くあちらのお宅にお電話すると、やはりある程度予期していらっしゃったようで、「まだ息子にも話していないので、気になさらないでください。お母さん同士で愚痴をこぼしあっただけということですよ」と言ってくださった。
ほっと胸を撫で下ろす。

もしお会いしてからお断りするとなると、どれだけ気が重かったか。
また、お互いお断りされる立場になったら、どれだけ傷ついたか。

親心だとは言え、あさはかだった、とつくづく思った。

やはり見守るしかないのね。