珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

カエルのザンギ

2009年03月28日 | 日々のこと

昨夜は職場の年度末懇親会があった。
総勢50人で居酒屋で行った。

この不景気なときだから、豪勢な料理は望むべくも無い。
ささやかにテーブルに並べられたのは鮭などのお刺身、マグロがなかったのが悲しかったが、美味しかった。
ししゃも(もちろん本物ではないが)海苔巻き、お漬物盛り合わせ、ラーメンサラダなどが出てきた後で、ザンギの盛り合わせが登場した。

ザンギというのは北海道でしか通用しない言い方らしいが、早い話がから揚げだ。
衣に包まれているので見て何か分かるのはイカゲソととり。

イカゲソと思われるものを一つとって食べてみたら、いきなり骨があった。
イカゲソに骨?
隣にいた同僚も、あれ、変だね、と骨を出している。

そこで、店に入る前に見た看板を思い出した
そのときは何気なく見ていたが、そう言えば、とりから揚げの下にカエルと書いてあったような気がする。

「そうよ、これカエルじゃない?看板に書いてあったよね」というと、「彼女もそういえばそうよね」と思い出した。
その私たちの会話が近くに聞こえたらしく、「カエルだってー」という声が次々と漣のように広がっていった。
「ええー!」とか「うっそー!」とか、言う声が上がって、誰かがお店のお姉さんに聞きに行ったら、確かにカエルだった。

みんなの反応といえば、それは食べてみなくちゃ、と積極的に手を伸ばした人、いくら美味しいよと言って勧めても、ゲーといって拒否した人、カエルったって食用なんだから珍しくも無い、と普通に食べていた人。
ひとそれぞれで面白い

私はといえば、知っていたら食べなかっただろうと思う。
でも食べたら、食感は鳥肉だけれども鳥臭さがない分鳥よりも美味しいかもしれない。
これからは注文しても食べるかも。
食わず嫌いは損です。

でも店の名は忘れた。