珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

本発見

2011年11月13日 | 日々のこと

母の住んでいた部屋から持ち帰った不燃物のごみが、かなり残っている。

不燃物のごみ回収は月一回なので、前回の回収に間に合わなかった分だ。

車庫の中に無造作に積み上げてあったのが崩れてきたので、つみ直していたら、その向うに、本をいっぱいに詰め込んだ紙袋が目に付いた。

10年ほど前に、家をリフォームしたときに置いたものだ。

一番上に司馬遼太郎さんの「余話として」が見える。

持ち手を持ち上げようとしたら、あらら、紙袋の底が湿っていたのだろう、破れて抜けて、入っていた本がばらばらと落ちてしまった。

漫画あり、小説ありで20冊ほどだったけれど、下にあったものはカビて真っ黒になっている。

また、適当に放り込んだのだろう、中にあった文庫本は変形している。

売れそうなものはネット古本屋さんに売ろうと思って、家の中に持ち帰った。

あまりに汚いものはゴミ袋に捨てて、きれいなものは古本屋さん用のダンボールへ。

変形している文庫本は、重い本の下に入れた。

 

売る前に読み返したいと思って取り分けたのは、

向田邦子さんの「夜中の薔薇」

田辺聖子さんの「源氏紙風船」

司馬遼太郎さんの「余話として」

 「余話として」は読んだ記憶がないので、夫のものだろう。

最近は、何か読みたいなと思っても、本屋さんで面白そうな本を探すということが、面倒くさくてできなくなった。

だから、一度読んだ本でも読むものがあるのは嬉しい。

さて、「夜中の薔薇」から始めようかな。