二日の夜に名古屋から帰ってきた。
一週間、娘のところに泊まって、久しぶりに親の気分を味わった。
一週間も居られたのは、彼女が、3DKという一人で住むには
贅沢過ぎるほどの社宅に住んでいるからだ。
次の転勤先では、こんな幸運には恵まれないだろうから、
今のうちに、というところかしら。
今回の訪問の一番の目的は、息子夫婦も一緒に家族での温泉旅行だ
来年の誕生日で夫は70歳になる。
いわゆる古希だ。
そこで、子供たちが温泉旅行を計画してくれたのだ。
60歳の還暦の時は、生きているのがあまりにも当たり前、しかも現役。
本人も周囲もお祝いするような気分じゃなくて、家で宴会でもしたのだったかしら。
それは、私が60歳になったときも、いきなり、「あなたはおばあさん」と言われるようなもの。
気にしなくていいよと言って、スルーした。
平均寿命が、男性が80歳、女性は85歳だったかしら。
どちらにしろ、60歳は特別な齢じゃない。
でも、今回は子供たちが祝ってくれるというので、ありがたく連れて行ってもらった。
実のところ、70歳でもお祝いするほどじゃないなと思うけれど、
考えてみれば、夫のお友達の中には、亡くなった方もいる。
元気で生きているのは、やはりありがたいのよね