珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

「唐朝詭事録」と「まだらの紐」

2024年03月06日 | 中国ドラマ、映画

少し前に、「唐朝詭事録」が断然面白いと書きましたが、それは今も変わりません。

 

第9話で、飼い主というか、餌(人間ですが)の調達人が笛を吹くと蛇が集まってくるというシーンがありました。

これを見て、シャーロック・ホームズシリーズの「まだらの紐」という短編を思い出しました。

ヒロインが、夜中に毒蛇に襲われそうになりますが、待ち構えていたホームズがステッキで蛇をたたき殺して事なきを得ます。

遺産を狙った叔父が彼女を殺害しようと、笛を吹いて毒蛇を誘導したのですが、その叔父は捕まって、めでたしめでたしという話です。

ところで、実際には、蛇は耳がないから音は聞こえない、だから笛の音には反応しないのだそうです。

それで、「まだらの紐」はストーリーとしては成り立たないのですが、シャーロック・ホームズの世界では、そんなことはどうでも良い、ホームズ先生がそういえば成り立つのですよ。

笛の音に誘われて壺から出てくる蛇も、音ではなく、奏者の微妙な体の動きに反応しているのだそうです。

 

そのことを書くのに、蛇は耳がないから音が聞こえない、だから笛には反応しないということを、一応確かめようとググってみたら、何と、蛇には外耳はないが内耳はあるというじゃないですか!

確かに音そのものは聞こえないが、皮膚や骨、つまりは体全体を使って感じた振動を内耳が伝えている、つまり聞こえていると言えるのだそうです。

ああ、そうだったんですか!

では、ホームズ先生はやはり正しかったんですね。

笛の音が空気を振動させて、蛇を呼んでいたんですね~、目から鱗でした。

 

書こうと思っていたことと反対の内容になりました。

なんでもググってみるものですね。

 

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