今年は6月の初めから7月の半ばまで無落雪屋根の工事をしていた。
狭い庭には足場や簡易トイレが置かれて、大工さんたちが歩き回っていた。
それで、場所がまったくなかった訳ではないけれど、
大工さんたちに気を使わせるのも気の毒なので
トマトやキュウリの苗を植えなかった。
それでも、家庭菜園を諦めきれない夫が、足場から少し離れた所に大根の種をまいていた。
順調に芽を出し葉は青々と茂って、工事が終わってしばらくしたら、見事に花を咲かせた。
でも、根菜の花が見事に咲くってまずいんじゃぁ・・・
立派な茎を引っ張って抜いてみると、やっぱり
全長5cmほどの貧相な大根ができていた。
さすがの夫も、忙しく行き来する大工さんの傍らで畑の世話はできなかったのだろう。
おろしにしたら固くて手が疲れるし、舌が痺れるほど辛い
大根としては不良品。
せめて花を飾ってみた。
ちょっとかわいいかも
恥ずかしかったのでしょうか