「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「8月に降る雪」チョ・ドンヒョク、チュ・サンミ、リュ・テジュン

2012-07-14 | 韓ドラ は行、は

韓国ドラマ「8月に降る雪」 2007年       全20話

     チョ・ドンヒョク、チュ・サンミ、リュ・テジュン、パク・タミ

ひき逃げ事故で子供を失い、夫とも浮気が原因で別れた女性バンスク
(チュ・サンミ)。
世の中への憎しみを募らせながら生きてきた彼女が、ふとしたきっかけで6歳の
子供を育てている年下の未婚男性ドンウ(チョ・ドンヒョク)と知り合った
ことから、人生が再び大きく変わっていく新たな旅立ちを描いたドラマです。
年下の男性と恋に落ち、彼の子供の存在によって心の傷を癒しながら暮らして
行こうと心に決める二人ですが、二人の間には愛することさえ困難な隠れた
真実がありました。

子供を失ったバンスク役にはチャ・スンウォンのドラマ「シティーホール」で
コミカルな市会議員を演じたチュ・サンミさんが扮し、妻に逃げられ一人で
子供を育てているドンウ役には「ブレイン」「夜叉ヤシャ」の
チョ・ドンヒョクssiが先輩女優のチュ・サンミさん相手に母性本能を
くすぐるキャラクターを見事に演じていました。

二人の心が1つになり幸せな日々を過ごすころドンウ(チョ・ドンヒョク)は、
自分と息子を捨てた元妻のミス(パク・タミ)に再会します。
ところが彼女の婚約者がバンスク(チュ・サンミ)の弟ジョンヒョク
(リュ・テジュン)だと知って衝撃を受けるのです。

バンスク(チュ・サンミ)の弟で検事役のジョンヒョクには「ファンジニ」
「きみはペット」のリュ・テジュンssiが、恋人役には「朱蒙」でテソ王子の
妃役や「イノセントラブ」のパク・タミさんが演じ、中心人物の4人は今では
とても豪華なキャスティングですねぇ~

人間関係が複雑に絡み合って周囲から徐々に明かされる過去の真実に、
それぞれの登場人物たちが葛藤するストーリー展開はドキドキしますが、
すべての事実を知ることになった人物たちが、お互いに真実を語ることが
できない苦しい状況も見ている視聴者に深く伝わってきて心が切なくなります。

そしてこのドラマの大きな鍵は検事になったバンスク(チュ・サンミ)の
弟ジョンヒョク(リュ・テジュン)が「ひき逃げ事故」の再調査をはじめた
ことで隠されていた真実がだんだん明らかになり、さらにバンスク
(チュ・サンミ)の子供のひき逃げ事故の捜査が進展すると、最後にドンウ
(チョ・ドンヒョク)に容疑がかかるのです・・・

複雑に絡んでいた過去の糸がほぐれながら、すべての人物が悲しみに
浸ることがとても辛いドラマでしたが、
最終話に「あなたを愛しました。誰かが私の生涯でたった一度、
初めて起きた奇跡のようにあなたを愛しました。」と語る
チョ・ドンヒョクssiのナレーションが心に
強く残ります。
2007年のドラマですが、久しぶりに大人の正統派ラブストーリーに
出会えた素敵なドラマでした。












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