韓国映画「ドリーム」 ~狙え、人生逆転ゴール!~ あらすじと感想。
映画「ドリーム」は、暴力事件を起こしてしまったサッカー選手のホンデ(パク・ソジュン)はルールも知らないホームレスを寄せ集めた即席のホームレス・サッカーチームの韓国代表監督に半ば強制的に就任させられます。
そこに彼らのドキュメンタリーを制作する調子のいいプロデューサーのソミン(IU)たちも加わり、一緒に2か月後に国際大会に初出場する夢に挑戦していく物語です。
2010年に韓国が初出場したホームレスワールドカップの実話をモチーフに、新たに創作された作品である「ドリーム」は、個性あふれるキャラクターたちのチームワークと不可能な夢に向けた特別な挑戦で、愉快な笑いと共感を届ける。
またイ・ビョンホン監督は「試合のシーンを撮るのがアクションより難しいだろうとは思ったが、予想をはるかに越えた」として「準備をたくさんしたにもかかわらず、残念ながらボールはコントロールできなかった。ハラハラしながら撮影した」と伝えた。
また、イ・ビョンホン監督の過去作である「二十歳」で縁を結んだカン・ハヌルが「ドリーム」にノーギャラとして特別出演し、パク・ソジュンとライバル関係を形成する。
パク・ソジュンもカン・ハヌルと映画「ミッドナイト・ランナー」で共演した経験がある。
パク・ソジュンは「『ミッドナイト・ランナー』でも本当にたくさん走ったが、この映画でもこんなに走ることになるとは思わなかった。カン・ハヌルさんは少しだけ走れば良いと思ってきたが、彼もたくさん走った」として「僕が劣等感を感じるライバルの役割なので、ついていこうという気持ちで最善を尽くして走った」と伝え、「初めてワールドカップ競技場で芝生を踏みながらプレーしたのは貴重な経験だった」と付け加えた。(kstyle)
冒頭から、カン・ハヌル君の登場が嬉しかったですが、出番はほんの少し・・・(笑)
また今回はじめてホームレス・サッカーの世界大会があることを知り驚きました。
選手たちにとっては協調性とか自分たちの社会復帰を目的にした自立に向かうための大きな目標になるのでしょうね。
本作はそれぞれ、様々な理由でホームレスになった人々にも大切な人や家族がいる温かい愛が描かれていて、ホームレスになってもサッカーという熱く燃えるものを見つけられて良かったなぁ~と思う物語でした。
劇中、メンバーの一人ソン・ボムス(チョン・スンギル)は自分の心を癒してくれた 知的障害を持つ彼女ジンジュのために「ビッグイシュー」を売りながら生活をしていますが、彼女の「サッカーとイケメンが好き」という一言で厳しいホームレス・サッカーチームに入るところが爆笑でした(笑)
また、パク・ソジュン君がスタイルが良すぎて、パワーがあるプロサッカー選手には見えなかった~~(笑)
内容も新鮮さがなく、笑って泣ける感動作なんですが・・・ただ豪華キャストというだけで、少し物足りなさを感じる残念な映画でした。
おまけに、また日本を悪者にするようなシーンがあり、いつも感じることですが、どうして日本を悪くしないと気が済まないのでしょうか?
韓国での評判も悪かったですが、やっぱりイマイチの映画でした。