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韓国映画「毒戦 BELIEVER」韓国で大ヒットした犯罪劇

2020-11-24 | 韓国映画、た行・な行

韓国映画「毒戦 BELIEVER」あらすじと感想。韓国で観客動員数500万人を突破した大ヒット映画。その圧倒的な完成度と個性に魅了され「毒戦 BELIEVER」中毒者が続出、異例の完全版まで公開された驚異のヒット作となった本作はアジアを支配する幽霊麻薬組織の実体を巡って繰り広げる強者たちの戦争を描いた犯罪劇。イ・へヨン監督のスタイリッシュな演出と俳優チョ・ジヌン、リュ・ジュンヨル、故キム・ジュヒョクさん、チャ・スンウォンの抜群の演技力、荒れ狂うストーリー展開が人々の心を捉えた。
「イ先生は悪魔だ・・・」麻薬組織のボスとして君臨しているが、誰も正体を知らない。チョ・ジヌン演じる主人公の麻薬取締官・ウォノが「この操作に命をかけます」と決意の表情で手を組んだのは、リュ・ジュンヨル演じる組織から捨てられた青年・ラク。この二人が姿なき麻薬王“イ先生”を追いかけ、危険な組織に潜入する様子がテンポよく展開していきます。しかし潜入先は“狂人区”ともいうべき、麻薬に魅入られた奴らの巣窟!本作が遺作となった故キム・ジュヒョクさん演じる闇マーケットのボスは銃を片手に狂気の表情を見せ、さらに狡猾なドラッグディーラー(パク・ヘジュン)、不敵な笑みをうかべる謎の人物(チャ・スンウォン)など、欲望と疑念うずまく狂人たちが続々登場し、スタイリッシュな映像と謎めくストーリーが観る者をその世界観に引き込んでいきます。
チョ・ジヌンをキャスティングした理由を、イ・ヘヨン監督は「チョ・ジヌンの強烈なエネルギーが、麻薬取締官ウォノというキャラクターと共通するところがあると思った。ウォノは自分の標的を無謀に追いかける一方で、人道主義的な側面もある。だからこの役には彼がぴったりだと思った」と語り、全幅の信頼を寄せる。一方、「タクシー運転手 約束は海を越えて」など話題作への出演が相次ぐ気鋭のリュ・ジュンヨルは自身の役について「顔は無表情。でも内側には感情が渦巻いていて、それをどうやって表現するかを考えることで、役作りをした」と話し、人気・実力備えた二人の俳優を含む韓国最高峰の演技派クセ者俳優陣にハマること間違いなし。
<あらすじ>
巨大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も、顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局のウォノ刑事(チョ・ジヌン)は、組織壊滅のため長年イ先生を追っているが、いまだにその尻尾すら掴めない。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から一人の生存者・ラク(リュ・ジュンヨル)が発見される。ウォノ刑事は組織に見捨てられたという青年・ラクと手を組み、大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意する。そこは麻薬に魅入られた狂人たちの巣窟だった――。執念の果てにたどり着く、驚愕のラストは・・・ (kstyle)

麻薬取締局のウォノ刑事(チョ・ジヌン)が顔の見えない黒幕を逮捕するために危険なオトリ捜査を展開していきますが、韓国映画に多い残酷な暴力シーンはハッキリ女性にとってキツイです。また悪役の一人故キム・ジュヒョクさんのくるった狂気の演技は怖いくらい役に成りきっていて圧倒されます。今までにない強烈なキャラでした・・・終盤意外な人物が黒幕で驚きますが、本作も劇中現在の韓国社会を映し出すような正義がない絶望感ありのリアリティシーンにあ~やっぱり韓国映画という感じでしたが、最後にウォノ刑事(チョ・ジヌン)が一人ケリをつけるために向かった結末が気になるラストでした・・・??










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