韓国映画「パイレーツ: 失われた王家の秘宝」あらすじと感想。
本作は跡形もなく消えた王室の宝物を求め海に集まった海賊たちのスペクタクルな冒険を描いた物語で、2014年に大ヒットした海洋アドベンチャー「海賊:海に行った山賊」(邦題:「パイレーツ」キム・ナムグル、ソン・イェジン出演)の続編。
本作の出演者はカン・ハヌル、ハン・ヒョジュ、クォン・サンウ、イ・グァンス、チェ・スビン、SEHUN(EXO)2022年の作品。
(あらすじ)
自称高麗一の武士で義賊団の頭であるムチ(カン・ハヌル)と海賊船の主のヘラン(ハン・ヒョジュ)。
一つの船で運命を共にすることになった彼らだが、風が静まる日がない航海を続けていく。
そんなある日、倭寇船を掃討していた彼らは、消えた王室の宝物がどこかに隠されているという事実を知ることになり、海賊人生で二度とない最大規模の宝物を求め、危険な冒険を始める。
しかし、消えた宝物を捜すのは彼らだけではなかった。
望むものを得るため手段や方法を問わない逆賊プ・フンス(クォン・サンウ)もまた、宝物を求め海に出るのだが…。
戦いに敗れたチュ・バン将軍は王家の財宝を略奪し遠い海へ消えて行ったのです。
その宝の地図を手に入れた彼らの宝探しがはじまります。
深い海の中に眠っているお宝を見つける途中に突然吸い込まれるような大きなブラックホールのような道ができますが、その美しい映像美がとても綺麗で迫力があり、俳優さんたちと海の中のフワフワした泡のような流れのシーンはどのように撮影されたのかな?と興味深く感じてしまいました。
ストーリー展開はありふれていますが、豪華俳優陣のキャラはピッタリ役にハマっていて、コミカルな部分も多かったです。
特に海の岩の上でペンギンがお宝の金塊をくわえているのとそのペンギンからビンタされるイ・グァンスさんには爆笑で声を出して笑ってしまいました。
あのペンギンの手のようなヒレのような羽でビンタされたら痛いでしょうね(笑)
また、本作の中心的な人物で女船長を演じたハン・ヒョジュさんのアクションが超決まっていてカッコ良かったです。
勇ましい大胆な変身を見せてくれた彼女ですが、カン・ハヌルさんとのラブでは乙女チックを可愛く可憐に演じていました。
ただ相手役のカン・ハヌル君の髪型がイマイチで私は彼の大ファンなんですが、もっとカリスマ性あふれるビジュアルにしたらもっと胸がときめいたかも・・・(笑)
綺麗な麗しい海賊にしてほしかった・・・(笑)
そして、最後に、悪役の逆賊プ・フンスを演じたベテラン俳優のクォン・サンウさんは悪役なので笑顔は一度もありませんがトップクラスのアクションは若手俳優に負けていません。
さすが、貫禄があるクォン・サンウさんは存在だけでも圧倒的なカリスマを放っていました。
本作は豪華で個性が強い俳優陣が集結し、とても見やすい面白い映画だと思います。