韓国映画「ハッピーニューイヤー」あらすじと感想、2021年作品。
物語の舞台は、クリスマスと新年を祝うホリデームードに満ち溢れた高級ホテル“エムロス”。
15年間も男友達への告白をためらっているホテルのマネージャー。イケメンで優秀、だけどちょっぴりクセのあるCEO。公務員試験に落ち続け、恋人にも振られた就活生。新米ハウスキーパーとして働く、夢破れたミュージカル女優。下積みを経てついにスターの座へ登り詰めた人気アーティスト。仕事で出会い、超スピード婚へと突き進むラジオプロデューサーとピアニスト。毎週土曜日、ホテルのラウンジでお見合いをする整形外科医。初恋の相手と40年ぶりに再会したドアマン。友人たちの告白チャレンジゲームに巻き込まれた高校生カップル。数時間後に年越しカウントダウンが迫るなか、次から次へと舞い込んでくるドタバタ&ドキドキの数々。果たして彼らの14人14色なロマンスは“ハッピー”な新年を迎えられるのか!?
出演する豪華キャストにも注目。ハン・ジミン、イ・ドンウク、カン・ハヌル、少女時代のユナ、ソ・ガンジュン、イ・ジヌクら、韓国の最旬豪華キャストが新年への希望を紡ぎ出す。
さらに、「ホテル<エムロス>では、心温まる“愛の物語”があなたをお待ちしています」という言葉が、たくさんの人々が集まる高級ホテルで一体どんな恋愛模様が繰り広げられるのかを期待させる。(kstyle)
(感想)
冒頭からラジオDJ役のソ・ガンジュン君が自らクリスマスソングを歌ってくれる、ちょうど今の時期にピッタリのお勧めの映画です。
イ・ドンウクさん、カン・ハヌル君、ユナちゃん、キム・ヨングァン君など皆さん主演級の俳優さんが勢揃いし豪華なキャストに驚きました。
カン・ハヌル君はカッコいい役ではなかったけど彼らしい感受性豊かな幅広い表現力がとても良かったです。
また、キャラの濃いホテルの代表を演じているイ・ドンウクさんと俳優役で特別出演されているクォン・サンウさんの出会いのシーンが爆笑でした(笑)人気俳優クォン・サンウを知らないなんてユーモアたっぷりですよね(笑)
劇中たくさんのカップルがラブストーリーを演じますが、昔恋人だった人生経験が豊かな熟年カップル、チョン・ジニョンさんとイ・ヘヨンさん二人の再会はとても心に響くものがありました。死ぬ前にもう一度昔のような熱い恋愛をして、来世では必ず彼を奥様に返しますという会話がジーンと心打たれました。
普通は「来世では一緒になろうね」という聖子ちゃんみたいなセリフが多いと思いますけど・・・(笑) 別れ際の約束でネェ・・・ でも、郷ひろみ君も聖子ちゃんもそれぞれ3回も結婚してますので、愛の誓いはしないほうがいいのかも?! (笑)
本作のラストはその年が終わろうとする最後の日に真っ白な雪がしんしんと降り積もり、すべてhappyendで幕を閉じました。
ただ、ちょっとカップルなど他、7つのエピソードの数が多かったように感じました。
無理やりくっつけたようなカップルもありチョット雑過ぎるストーリー展開が物足りなく感じました!?