韓国ドラマ「危険な約束」あらすじと感想、最終回。
コ・セウォン、パク・ハナなど、ドロドロ愛憎劇お馴染みの俳優が終結した絶対にありえないマクチャンドラマ。複雑に絡み合う宿命や歪んだ愛憎、裏切り、出生の秘密、復讐、権力争い、切ない愛など、韓国ドラマに欠かせないポイントが満載のストーリーです。
不義に立ち向かって崖っぷちに立たされた一人の少女と、彼女との約束を破って自身の家族を救った男が7年後に再会して繰り広げる激しい感性メロ復讐劇。
パク・ハナは正義感が強い人情味ある女性チャ・ウンドンを演じ、今までとは違うイメージチェンジで変化をもたらす真っすぐな人物を演じています。
また、彼女との約束を破り自分の家族を守ったテイン役を正統派イケメンのコ・セウォンが演じていますが、劇中、彼女になかなか真実を告げないところはジリジリとイラつきますが、そこがマクチャンドラマなので仕方ありません(笑)大人の男を感じるコ・セウォンの深みのある声が素敵ですね! 久しぶりの彼にウットリです(笑)
そして、本作の悪役ジュニョク役にはカン・ソンミンが野心溢れる男を嫌味たっぷりに演じています。
そのジュニョクが悪事を働くのは、すべて家族のためで自分の父親を理事長にするために何でもしてきたのです。また援助を受けるのは常に叔父であるハン会長で、それが長男として惨めなのです。常にハン会長に寄生している両親の下で必死に上り詰めたジュニョクの家庭環境も過酷な運命ですが、次から次と呆れるほどの悪行には頭が下がります(笑)
また同じくカン・テイン(コ・セウォン)を裏切り、悪役ジュニョクと結婚する危険な女性ヘウォン役をパク・ヨンリンが演じ、会長の息子でウンドン(パク・ハナ)に恋するジフン役をイ・チャンウクが演じています。
そして、本作の面白いところは、財閥夫人を演じるお馴染みのベテラン女優さんが一人も出演されず、今まで普通の家庭のオバサンを演じていた中堅どころの女優さんが財閥夫人として登場するところです。でも声を張り上げて、やかましく上流階級としての品位はありませんが(笑)
でもこれはこれで、なかなか目新しく新鮮でした(笑)
登場人物が少ない分、ストーリー的には分かりやすいドラマで、一度観始めたらハマること間違いありません!
あらすじ(ネタバレあり)
1~5
カトリック教会の元神父だった警備員の娘ウンドン(パク・ハナ)は父親と同じく正義感が強く誠実な人間に育ちました。
ある日、韓国病院理事長の娘がいじめをしている現場をみつけ、もみ合いの喧嘩になりますが、反対に権力がある相手から訴えられてしまうのです。
その時、父親同士が友人だったカン・テイン(コ・セウォン)と、偶然出会うウンドン(パク・ハナ)。
そのカン・テイン(コ・セウォン)はFスポーツの本部長で婚約者ヘウォンが務める韓国病院への投資を阻止します。それは韓国病院の不正を知ったからです。
それが気に入らないFスポーツチーム長のジュニョクはカン・テイン(コ・セウォン)の婚約者で韓国病院胸部外科医のヘウォンが裏金をもらったと濡れ衣を着せます。
そして、利用されたヘウォンが生き残れる道はFスポーツグループのハン会長の手術の順番を先に変えることだとジュニョクは言います。
ジュニョクは韓国病院理事長の息子で投資を受けるためだと言い、これが助かる唯一の方法だと念を押します。
そして、その変える患者はカン・テイン(コ・セウォン)の父親でした。
Fスポーツグループのハン会長が心臓移植を待っていますが、同じくカン・テイン(コ・セウォン)の父親も先に移植のためのドナーを待っていたのです。
そんな時、ジュニョクの車が車上荒らしにあい、警備員をしているウンドンの父が見つけます。ジュニョクに会いに行った父はそこで「カン・テイン(コ・セウォン)の父親とハン会長の順番を変えれば病院も胸部外科医のヘウォンも助かる」という二人の会話を聞いて録音します。
ウンドンの父は胸部外科医のヘウォンに「話は聞きました、手遅れになる前にやめてください」と言って、録音した会話を聞かせるのです。そこにジュニョクがやってきて、その後、ウンドンの父が屋上から転落します。
そして、ウンドンの父は借金苦による自殺未遂と警察で判断され、意識不明のまま入院しています。ウンドンの父は昔ハン会長の息子ジフン(イ・チャンウク)が山道で倒れているところを助けたことがありハン会長はとても心配しています。その時、ウンドンとジフンは出会っているのです。
カン・テイン(コ・セウォン)の恋人で胸部外科医のヘウォンは自分の出世のためにテインに別れを告げます。
ところが、手術に成功したFスポーツグループのハン会長は何も知らずに理事長と息子のジュニョクと手術をしたヘウォンとカン・テイン(コ・セウォン)まで食事に誘います。ハン会長はその場でテインにもう一度、投資の件を考えるように言います。
そして、テインはジュニョクとヘウォンの仲を知ってしまいます。
その後、ヘウォンは胸部外科長に就任します。
また、ウンドンはジュニョクの妹からの嫌がらせによって警察に拘束され、刑務所に入ります。テイン(コ・セウォン)から、父親が何か残そうとした証拠を見つけるように言います。
またいつもながら警察が買収され権力者の言いなりになるお粗末な警察なんですが、韓国に正義なんて通用するはずはありません(笑)
そして、カン・テイン(コ・セウォン)は拘置所に収監されたウンドンと面会します。
ウンドンが父の聖書の中から取り出したのは臓器提供手術の同意書と胸部外科医オ・ヘウォンのサインがある臓器移植手術緊急度の書類でした。これを見て、テインの父がもらうはずだった心臓をハン会長が先に手術したことが分かります。ウンドンは「もう誰も信じない、これがほしければ約束して、誰がなぜこんなことをしたか暴き、父と同じ目に遭わせてやる、誰であろうと、約束するならこれをあげます」と真剣に伝えます。ウンドンは父親の事故の真相をどうしても暴きたいのです。
6~10
テイン(コ・セウォン)は理事長とジュニョクにウンドンから預かった書類と録音された携帯を持って乗り込んでいき、必ず悪事を暴くと言います。
そんな時、ウンドンの父が脳死判定を受けますが、ヘウォンはテインの父を救うにはウンドンの同意書が必要だと言いサインをもらうためにウンドンに会いに行きます。
何も知らなかったテインは順番を変えた件を伏せたら父を助けると言った病院側がウンドンの父の心臓で父を助けたことを初めて知ります。
ヘウォンは臓器提供を希望していたから娘に同意書を書かせただけで正当な手続きをしたまでだと言い、脳死判定は天の助けだったと言います。
テインはウンドンに合わせる顔がないと怒りを抑えられません・・・
ウンドンの父親の心臓をもらった父さんの顔をどうやって見れるのかとヘウォンに当たりますが、ヘウォンは「すべて頭から消しなさい、そうすればあなたもお父さんも助かる」と身勝手なことを言います。
そして、「知っているのは、あなたと私と理事長とジュニョクだけよ、家族を守りたければ死ぬまでウンドンを忘れることね」と冷酷なヘウォンです。
父の葬儀でウンドンはテインに会いたかったのですが、テインはウンドンの顔が見られず避けています。信頼していたテイン(コ・セウォン)にも、裏切られてしまったウンドン・・・
テインはジュニョクに「父の顔もウンドンの顔も見られなくなった、ウンドンの恨みは僕が晴らす、僕はお前たちにゴミにされた、カン・テインはお前たちに殺された、だから行くところまで行ってみよう」と復讐を誓うのです。
また、ウンドンは刑務所の中から、泣きながら手紙を何通も書きます・・・
でも、テインからは何の返事もありません・・・
テインはウンドンに対して、心から申し訳ない気持ちで、残されたウンドンの家族たちの援助を内緒でしています。
そして、何も知らないウンドンは裏切りの代価で手に入れたものを全て奪ってみせるとテインに復讐を誓うのです。
そして、ウンドンは刑務所の中で真剣に学び、洋裁の技術者国家資格を取ります。
またジュニョクはウンドンの出所を遅らせるように計画を立てますが、ウンドンはジュニョクとヘウォンとテインの3人がグルになってやったことだと思っています。
そのテインは数年間、アメリカの支社に行くことになりますがウンドンの出所が遅れたことを知りません。
5年後、ウンドンは出所し、テインは韓国に戻ってきます。
ところが、帰ってきて、いきなりテインはハン会長の娘「ソジュ(キム・ヘジ)と結婚します」と皆の前で宣言します。ソジュもまた、「彼と結婚して会社を成長させるわ」と言います。
その後、結婚式用の衣装選びのドレスショップでスタイリスト助手のウンドンと再会するテインです。
また、テインは婚約者ソジュの母でジフンの継母ミョンヒに「ハン会長には内緒で、5年以内にこの会社をソジュの物にします。弟のジフンが手を出せないようにします」と真剣に伝えます。 この一族の家に入ることがテインの復讐の第一歩なのでしょうか・・・?
また、テインの婚約者だったヘウォンを奪い妻にしたジュニョクはハン会長に「ソジュとテインを別れさせてください」と頼みますが、ハン会長は「お前と義兄の理事長の不正を伏せたせいで溝ができたと思っているのか?知ってるんだぞ、お前と義兄夫婦が警備員だったマンジョンさんにしたことが許せないんだ、それにテインの婚約者を奪ったのはお前だ、関係をこじらせたのはお前たちでテインは被害者だ、お前の家族のために反対するつもりはない」と強い言葉で返します。
また一方でウンドンがテインの会社に面接に来て、ウンドンが刑務所で加重処罰を受けたことを知ったテインはジュニョクが傷害事件を捏造し5年も刑期を延ばしたことを知ります。
スタイリストで面接に来たウンドンをテインは自分の担当の秘書として採用します。彼女を守るための手段として、自分のそばに置くのです。
また、ハン会長はテインと娘のソジュの結婚を認めます。
二人の結婚に反対しているジュニョクはアメリカでの二人を調べ、自分とジフンを追い出す計画を立てていたことを知ります。
また、ウンドンは自分を裏切った刑務所仲間のヒャンミをやっと見つけて誰が指図したのか聞き出しますが、ヒャンミはテインだと嘘をつきます。すでにジュニョクから連絡が入っていてウンドンが来たらテインだと嘘をつくように仕組まれていたのです。
ウンドンはまたテインに裏切られていたことに大きなショックを受けます。
11~15
テインの秘書になったウンドンはジュニョクから攻撃されますが、テインが助けていきます。
そして、ウンドンはハン会長の妻ミョンヒに「テインのすべてを報告するので、私を奥様の配下においてください」と頼みます。
テインの目的はハン会長夫婦とソジュを味方につけジュニョク一家を潰すことですが、ウンドンはテインが不利になるようなことを自ら率先してテインを困らせていきますが、テインは意外と冷静にウンドンを見ています。
そして、テインを標的にウンドンを利用している人がいると察しています。
それが、誰なのか?このままではウンドンが傷つきそうだと思っています。
また、ウンドンはテインとジュニョクをお互いに傷を負うように相打ちにさせるように願っています。またジュニョクはウンドンがテインを道連れにするように仕向けるつもりです。
テインとソジュの結婚の準備が進み、両親の顔合わせの日にハン会長が倒れてしまいます。
ハン会長は息子ジフンの実の母を捜しに東大門の繁華街をさまよい、家に帰って心臓麻痺をおこしたのです。 応急措置でなんとか峠は越えましたが、心筋梗塞や狭心症の恐れがあります。
この時、ウンドンがそばにいて会長を助けたことで、妻のミョンヒから信頼を得るのです。
ところが、この時、いつもウンドンがつらい時そばで助けてくれていた男性のジフンがなんと、ハン会長の息子だったことが分かりウンドンは驚くのです。
16~20
ソジュはテインとウンドンのあいだには、自分が知らない二人だけの秘密の関係があるのではないかと憶測します。
嫉妬するソジュは自分たちを見せつけるためにウンドンを呼び出したり、結婚式の準備をウンドンとテインに任せたり、いろいろと策をめぐらすのです。
また一方、テインはやっとウンドンの刑務所仲間だったヒャンミの居場所をつかみます。
そしてテインと会ったヒャンミはウンドンに刑期を伸ばしたのはテインではなく全てジュニョクの仕業だったことを告白するのです。真実を知ったウンドンは疑っていた自分を責めるのですが、複雑な思いが蘇ってくることでしょう。だからと言って、テインに対する信頼が戻ることはまだないような気がします。
その後ウンドンはテインに何故犯人がジュニョクだと私に言わなかったのか問い詰めますがテインは君との約束を破ったことを今償わせて欲しいと心から告げます。
そして、ウンドンとの気持ちの整理をしたテインはソジュに改めてプロポーズをします。
ところが、そんな時、へウォンはウンドンが前科者でそれを知って採用したテインの立場を悪くし、その責任を問われるテインです。
へウォンから前科があったことを暴露されたウンドンは会社を追い出されそうになりますが、これがヘウォンの仕業でテインとソジュの結婚を阻止するためだと分かります。
ところが全てヘウォンのことがソジュの母ミョンヒにバレてしまうのです。
ウンドンは会社に復帰することになりますが、こんどはハン会長の指示によりジュニョクのそばで仕事をすことになったウンドンです。
そのハン会長は昔愛したジフンの母を探し当てるのですが、その女性とは・・・
21~25
ハン会長は信頼するテインに「死んだと思っていたジフンの母をみつけた、昔私の父が赤ん坊だったジフンを取り上げ、私を無理やり結婚させた、もし私に何かあったらジフンのことをよろしく頼む、君しかいない」と話します。
ところが、テインとソジュの両家顔合わせの日にハン会長はテインの母がジフンの母ドゥシムであることを知り、お互いに驚きを隠せません。
テインの母の様子とハン会長の様子に疑問を感じるテインとウンドン。
翌日、ソジュの母に呼ばれたテインの母は会社でジフンと再会し、ジフンが我が子だと確信するのです。
母はテインとジフンが敵対していることが心配で心が痛むのです。
実はテインは父の連れ子で母のドゥシムは本当の自分の子供のように愛情を注いてテインを育ててくれました。テインもそんな母を実の母以上に愛しているのです。
また一方でテインに財産分与放棄の念書を書かせるソジュの母ミョンヒは更にテインの母に「お宅の息子はうちの使用人になるのよ」と一法的な言葉を浴びせます。テインは母に「辛いだろうけど、あまり考えるな、何も心配せずに僕を信じてくれ」と電話します。
そんな時、韓国病院の不正採用がニュースになりますがこれはウンドンの仕業なのでウンドンの身が心配です。
ところが、これがきっかけに更にテインとジュニョクの間の敵対心が増していきます。
またテインの父はウンドンに「テインがあなたに何をしたか知りませんが、きっと理由があったはず、テインはそんな男だ、理由もなく人を傷つける奴ではない」と優しく伝えます。
その言葉がひしひしと身に染みて理解できるようになってきたウンドンです。
また、ある日、ウンドンは会社の倉庫で女子社員からの嫌がらせを受け生地が積まれている棚の下敷きになりますが、女子社員はそのまま逃げ、あとから来たヘウォンも助けようとしませんでした。
そこへテインがやって来て倒れているウンドンを病院に搬送します。
やっと、意識取り戻したをウンドンでしたが、そばにいたのはテインでした。
ウンドンはまたテインに助けられたのです。
またそこで、ジフンとテインの母は再会しますが、お互いに不思議な感情に戸惑う二人です。
26~30
そんな時、ハン会長とテインの母の二人の姿を目撃したジュニョクの母ジュランもその異様な二人の雰囲気に首をかしげ、二人の関係に探りをいれます。
また一方、ジフンは父が持っていた写真とウンドンの家にあった写真から、ウンドンが幼いころから想い続けてきた女の子だったことを知り驚きます。
ジフンは子供のころ迷子になりウンドンの父が助けたことがあり、ジフンの父であるハン会長は大きな恩を受けたことがありました。その時一緒に過ごした女の子がウンドンだったのです。
ジフンとウンドンはお互いに確認し合い再会を喜ぶのです。
ある日、テインとソジュとジュニョクとヘウォンとウンドン5人が会食することになります。
どのような目的でどんな狙いがあるのか、それぞれに緊張感が走りますが、ウンドンはヘウォンがテインの子供を中絶し、ジュニョクと結婚した事実を話します・・・
その話を聞いたソジュはヘウォンへの怒りを爆発させます。
ところが、ウンドンはジュニョクに呼び出され、テインの衝撃的な事実を知るのです。
そして、父が命がけで守ろうとしたジュニョクとヘウォンの秘密を敵に渡し、テインが父の脳死に関わっていた事実も知り、愕然とし頭の中が混乱します。
更にウンドンは会社でテインの父と出会い、ウンドンの父の心臓を移植したと知らないテインの父はウンドンに感謝の言葉をかけます。「いつもテインのためにありがとう」と・・・
そしてつらい心境のなか、ウンドンは父の納骨堂の前で、更にテインに向けた復讐を心に決めるのです。
ウンドンはテインに「おじさん、あの時みたいに呼んでみたかった、最後に一度だけ抱きしめていい?」と言って、テインに抱きつくのです。その場面は刑務所仲間だったヒャンミがカメラで撮りますが、ジュニョクも同じように写真を撮っていたのです。
テインを誘惑し写真を撮ることがウンドンの目的で復讐だったようですが、まんまとジュニョクの罠にハマってしまったウンドンです。
また、テインの母はジフンに自由に会いたいと思うようになり、テインとソジュの結婚を反対するとハン会長に伝えます。
そして、テインの母はジフンと仲が良いというウンドンにジフンはどんな生活を送って来たのか聞き出すのですが、何か疑問を感じるウンドンです。
また一方、ヘウォンはテインの子供を中絶をした時、内膜に癒着があったことでヘウォンは不妊症になりますが、テインの子供の超音波写真を持っていたことをジュニョクに知られ、夫婦仲は最悪の状態になります。更にヘウォンが妊娠したと勘違いしたジュニョクの両親は大喜びです。
また一方で、ソジュとソジュの母ミョンヒがウンドンを調べ、ウンドンが死んだ警備員の娘で意図的に入社したことがバレてしまいます。
31~35
テインはソジュの母ミョンヒから、ウンドンを救いたければ、何があってもソジュを会社の後継者にしてジフンを失脚させるように指示をします。
そして、ミョンヒはジュニョクとヘウォンたちの前で、ウンドンの亡くなった父マンジョンと関わっていたらすぐに今の地位から退いてもらうと強気の言葉を言います。
ところが困ったジュニョクはテインとウンドンの抱き合っている写真をネットに流すのです。
ウンドンはジュニョクの元に駆けつけますが「俺を利用したつもりだろうが、俺の描いた絵はこれだ、次はクライマックスだ、お前がテインを道連れに自爆しろ」と言いますがウンドンはジュニョクとヘウォンの臓器移植の順番に関する不正を知っていると言い返します。
実はウンドンはテインのパソコンからジュニョク一家のリベートや不正資金などの証拠やジュニョクとファヨンが自分たちの利益の為に、テインの父が受けるはずだった移植手術をハン会長に変更した会話などを見つけていたのです。
ウンドンとテインの写真が広がり社員たちの目は厳しいものになり、ソジュは怒りを抑えることができず、テインに対する信頼が薄れていくのです。
ジュニョクはセクハラの不祥事でテインを監査室に連れて行き調査するつもりです。
そして、テインの役員解任の件で席を設けた懲戒委員会にウンドンが証人としてやってきますが、ウンドンが発言する前に自分がウンドンにセクハラをしたと言い、ウンドンをかばうのです。
自らセクハラを認めたテインに驚くジュニョクやジフンやウンドン・・・
テインの母はハン会長にテインを助けてほしいと切願します。ハン会長は「分かっている、詳細を調べるから」と言います。
またそんな時、ハン会長はウンドンの履歴書を見てウンドンが恩人であるマンジョンの娘だったことを知り驚きます。すぐに懲戒委員会の席に向かうハン会長・・・
懲戒委員会の席ではウンドンが「私が意図的にこの写真を撮らせました、私が抱きしめました」と言い、更にウンドンはジュニョクがテインを引きずり落とそうとする録音テープを流し暴露します。そして、ジュニョクに指示されて撮った写真だと言い、ジュニョクの悪事がバレます。
ところが、それでも反省の色がない一歩も引かないジュニョクです。
その後、ハン会長はジュニョクに、会社に対する議決権はく奪を総会の案件にすると言いすべての発言権を奪い、社長になる資格もないと告げます。
その夜、ハン会長はジュニョクとヘウォンを自宅に呼び、そこにウンドンも現れますが、ソジュの母ミョンヒはウンドンをみると激怒します。ところがハン会長は妻のミョンヒに「ウンドンは君の家族が死なせたチャ・マンジョンさんの娘だ」と言います。
ジュニョクたちにマンジョンが死んだ理由の核心に迫ります。
もちろん、ジュニョクは必死に反抗し、あの手この手と攻撃の手を緩めることはありません。
ハン会長はジュニョクから資格を奪い、自分がいる限り昇進はさせないという処分を下します。
ハン会長は亡くなったウンドンの父の事件とウンドンがなぜ逮捕されたのか徹底的に調べ、調査の結果ジュニョクの嘘が明らかになったら、韓国病院の主が変わると思えと迫ります。
ジュニョクは家に帰り父である理事長に「ハン会長とテインの父親の移植の順番を変えたことは絶対に言うな」と念を押します。
また一方、ウンドンはジフンがテインの母ドゥシムの実の子供であることをハン会長とテインの母ドゥシムの会話で知ってしまい大きな衝撃を受けます。
36~40
ウンドンはテインに「ソジュと結婚しないで、結婚しちゃダメなの、あなたのお母さんがジフンの実母なのよ」と知らせますが、衝撃過ぎて言葉を失うテインです・・・
テインはハン会長と二人で会うことになり「ソジュとの結婚はできません、僕を憎んでいるジフンを見て母が苦しみます」と言いますがハン会長は「辛いだろうが君を家族として受け入れたい」と言います。
いまでもテインの母を憎んでいるソジュの母は過去を知ったら、なおさら許さないでしょうね。
そんな時ソジュから「別荘にきてほしい」とテインに電話が入ります。
ところがテインはソジュの別荘には行かず、昔父と釣りをしてて、母ドゥシムが入水自殺しようとした湖にいたのです。
そこへ、ウンドンとジフンが別々にやってきます。ジフンはテインに「俺に何か隠しているだろう、何か言え」と怖い顔で言います。
また一方で、理事長はジュヒョクとミョンヒに「ウンドンの父は以前ジフンが失踪した時、瀕死だったジフンを助けたくれた人なんだ、だから会長はウンドンに肩入れをするんだ」といいます。そしてミョンヒは「そんな人をうちの病院で死なせたの、そして娘まで刑務所に?」と愕然とします。でも、その時、何も言わなかった会長・・・ きっと何か考えがあるようだと理事長は言います。
また、テインから母ドゥシムとの出会いの過程を聞いたウンドン。
自ら命を絶とうと湖で入水自殺する母の深い傷を思うとジフンにはどうしても告白することは出来ないウンドンですが、それ以上に複雑な心情のテインでしょう・・・
テインとジフン二人の溝は一層深いものになっていきますが、更にウンドンへの嫉妬心はなおさら大きくなっていくジフンです。
そんなウンドンはジフンのことでテインたちの結婚を反対しますが、何も知らないソジュはウンドンがテインを奪おうとしていると勘違いしています。
そして、ジュニョクもテインたちの結婚を反対し、テインの父を呼び出し7年前の秘密を暴露しようとしますが、汚い手を使うジュニョクに激しい怒りの気持ちをぶつけるテインです。
またソジュの母ミョンヒは二人の結婚の日取りを勝手に決めていたのです。
テインも母ドゥシムも大反対しますが、ソジュの母ミョンヒの方も相当な怒りをぶつけてきます。こんな笑顔の無い喧嘩のような結婚で幸せなんて来るはずがないでしょう・・・
テインはジフンのことを思い「ソジュと結婚しません」とハッキリ伝え、結婚は破綻を迎えますが、そばで薄ら笑いを浮かべる嫌味なジュニョクがいます。
テインはジフンが母の実の子だと知りソジュとの婚約を破棄しますが、何も知らないソジュと母のミョンヒはウンドンが絡んでいるのではと疑い怒りが収まりません。
ヘウォンも邪魔な存在なウンドンに消えてほしくて、ソジュと母ミョンヒを使って追い出そうとしますが、ウンドンは逆にヘウォンたちの不正な心臓移植の件を持ち出し暴露するのです。
41~45
妻ドゥシムの様子がおかしいと感じるテインの父はハン会長と会います。そして、ジフンの実の母がドゥシムだと衝撃的な真実を告げられます。ハン会長は当時自分に力がなく父親のせいで親子の仲を裂いてしまった悪い男だと伝えるのです。テインの父もまた驚きを隠せませんが優しい父は妻をそっと理解するのです。
また一方、ミョンヒは心臓移植の真相を確かめようと、理事長とヘウォンとジュニョクを追及
しますが、ジュニョクは逆にミョンヒを脅し始めます。
理事長はすべては家族のためだと言い、この不正が世間に公になれば、ハン会長の立場も危険になると脅すのです。
また一方、ジフンはウンドンに愛を告白しますが、ウンドンにとってジフンは幼いころ一緒に過ごした仲間のような意識しかないようです。そんなジフンを傷つけたくないウンドンです。
そんなジフンはテインの母ドゥシムのことも訳もなく気になって仕方ありません。ドゥシムがソジュの母ミョンヒに責められる姿をみて心が痛み、放っておけないのです。
人からではなく早くジフンに実の母が私だとドゥシムの口から伝えてほしいですね。
それは、ジュニョクがハン会長とテインの母の関係を怪しく思っているからです。
そして、不正を暴いたテインは理事長を退任させます。その理事長を裏で操っていた人物がジュニョクです。すべてがうまくいかないジュニョクはハン会長を尾行し、教会でテインの母と会っているところを暴こうとしますがウンドンのおかげで運よく見つかりませんでした。 でも二人の関係にジュニョクは気付いているようです。
そして、どうしてもテインを潰したいジュニョクはソジュの母ミョンヒからソジュと結婚する条件に提案した内容が入ったUSBを渡され、「これを会長と理事たちに聞かせればテインは致命傷を負う、これで潰しなさい」と言われます。
「会長を討とうとした男をかばう人間はいない、お前は復讐に夢中で致命的なミスをした、しかもその証拠までつかまれた、急に知りたくなってきた、ジフンの実母は誰だ、捜してみようか?」とジュニョクはテインに言います。
そして、「会長には何か秘密があるようです、その秘密を暴き出せば後継者を変えられます」とソジュの母ミョンヒに話したテインの言葉が録音されていました・・・
大ピンチに立ったテインです。このことが会長の耳に入ったらおしまいです、それがジュニョクの狙いだからです。
ジュニョクはとうとうハン会長にテインの録音を聞かせます。
そしてテインの悪事を社内に公表すれば、ハン会長の信頼も薄れ、このことを黙っている見返りに、父の理事長としての役職を元に戻すように迫ります。
またジフンはジュニョクがテインを執拗に脅す理由を知りたいと、テインに迫ります。
テインはジフンのことを思い悩んだ末、真実を明らかにします。
そして、テインの父が受けるはずだった心臓移植をジュニョクたちによって、順番がハン会長に先に回されたことを苦しみながら告げるのです。
心労が重なり入院することになったハン会長の病院を訪れるテインは改めて会長を裏切ったことを深く謝罪します。
一方、ジュニョクの父は病院の理事長職に返り咲きますが、それもつかの間、またテインの調査で検察とメディアに取り囲まれてしまうのです。
次はジュニョクの逮捕に向かって動いているテインはヒャンミからジュニョクの不正を聞き出すことになります。
46~50
病院にやって来た妻のミョンヒとソジュはハン会長からテインと一緒に裏切ったことへの怒りと感情をあらわにします。
また、ジュニョクの悪事に対する証言をヒャンミから協力してもらうはずでしたが、ジュニョクの仕返しが怖いヒャンミは姿を消そうとします。
その時、ウンドンにダンプカーが向かってきます。その場を自身の目で見ていたテインは震えあがるのです。そして、無傷だったウンドンの姿を確認したテインは思わず彼女を抱きしめるのです。この事故のことをジフンが知り、犯人であるジュヒョクを殴り、家族の縁を切ると声を張り上げます。
また、テインの父は亡くなったマンジョンとウンドンが写っている写真から二人が親子であることを知り自分の心臓移植のドナーのことも知ることになります。
その後、テインとウンドンはジュニョクの不正証拠を見つけ出し彼は逮捕されます。
ところが、大人しく逮捕されるジュニョクではありません(笑)
今度はハン会長と女性が教会で密会している写真を逆手に取ることで、妻のミョンヒと取引をしていました。
そのミョンヒはテインの母ドゥシムがジフンやハン会長とこっそり会っていることに腹を立て、彼女に対する怒りは強くなるばかりです。
そんな時、ジフンはテインの母ドゥシムがミョンヒから激しい攻撃を受け気になって仕方ありません。
そんな困惑するジフンを見たウンドンはとうとうドゥシムがジフンの実の母だと告げます・・・
動揺する気持ちを抑えられないジフンですが、父であるハン会長からもお前の本当のお母さんだよと伝えます。
ジフンと母のドゥシムは二人だけで会うのですが、大きなスキャンダル事件が欲しいジュニョクは二人の関係を探し当てるのです。
そして、二人が本当の親子であることを確信します。
また、母ドゥシムはあれこれと心労が重なり休養が必要になりますが、ジフンが優しく母を気遣います。またそんなジフンをテインの父も心から応援するのです。
その後、いろいろ協力してくれるウンドンに感謝を伝えるジフンはウンドンを誘いますが、偶然その場をテインが目撃し二人の楽しそうな雰囲気をみて、複雑な心境になります。
また、ジュニョクはジフンとドゥシムが実の親子であるとミョンヒに真実を教えに行きます。
激しい怒りがこみ上げるミョンヒですが、彼女にとってはソジュとテインとの結婚が破談になり、夫の最愛の女性が突然現れたことに強い不安を感じてるはずです。
次々と騒動や事件が勃発しますが、今後もテインやウンドンたちは真実を追求できるのでしょうか?
51~55
役員たちがいる会議の席でミョンヒとジュニョクはテインが会長の弱みを握っていい気になっていた、テインの母親がジフンの実母だったとバラすのです。
そしてハン会長とテインを会社の名誉を汚した罪で追放しようとします。
ウンドンはハン会長とテインを助けるために、昔ジフンが失踪した件について調べるのです。
そして、ジフンが失踪した時、ミョンヒがわざとジフンの居場所をハン会長に教えなかったことをウンドンとジフンとテインが問い詰めますが、とぼけるミョンヒです。
ジフンは「あの時、僕を捨てたのは韓国病院の人間だ、そんな僕を救ってくれたのがウンドンのお父さんだ」と言い、ウンドンも誘拐した人物は韓国病院の関係者だと言います。
ジュニョクはハン会長とテインの母が不倫関係でテインが不正に昇進したことを理由に二人を失脚させようと仕組みますが、ジフン失踪の件に自分の父親が関与していることを知り動揺しますが、もちろん必死に隠そうとします。
また、一方で、ジフンは実の母に呼ばれてテインの家で食事をすることになります。
テインの父はジフンを見て喜びますが、母とテインとジフンはお互いに気を使い、ぎこちない再会になります。テインの家にはジュニョクから身を守るためにウンドンと弟ウンチャンも一緒に暮らしています。
その日の帰りに、ウンドンに見送られるジフンはウンドンの肩に手を置いてキスをしようとしますが、「私、テインのことが好きみたいなの」とジフンに告げます。
ところが、二人の様子をテインが見ていて彼も驚くのです。
ジフンは「あいつのせいで、つらい思いをしたのになぜなんだ」と言いますが、ウンドンは「分からない・・・」とジフンに申し訳ない思いでいっぱいになります・・・
また、堂々と明かせない愛なのも分かっているウンドンです・・・
これからのラブラインはどう続くのでしょうか・・・??
その後、テインはウンドンに「ジフンはいい奴だ、会長も君の力になってくれる」と伝えます。
テインの心の中にはウンドンに対する罪悪感がありますが、それだけではない愛があることをウンドンは分っています。お互いに愛し合っていることは感じている二人ですが、今の状況を考えると素直になれない二人です。特にテインは父親の心臓移植のことでウンドンを受け入れる資格がないと分かっていますから・・・
その後、株主総会でハン会長とテインの職務停止がなくなりますが、ミョンヒが登記理事に戻りジュニョクは横領罪で解雇になります。ミョンヒはチェ一家とは縁を切ることになりますが、ハン会長からミョンヒとソジュが家から追い出されますが絶対に出て行かない二人です。
また一方でテインはチェ理事長の運転手だったユン・テスの口座に20年間入金が続いていることを知ります。そして、ジフンが失踪したころにユンも姿を消し、その後、お金の取引がはじまったのです。ユン・テスを捜すテインです。
56~60
そんな中、テインの父親のドナーがウンドンの父親だとウンドンに知らせようとするジュニョクにジフンは「ウンドンにそのことを知らせたら必ずお前を殺す」と言いますが、ジュニョクは「お前もウンドンが苦しむ姿をよく見るがいい」と反発します。
その後、ウンドンの父マンジョンが亡くなった時の脳死判定に時間のずれがあり、時間を早めたことが分かります。
ジフンはウンドンに「俺と結婚してヘウォンとジュニョクに復讐しろ」と言い、ケリをつけるように伝えます。
ウンドンは「あなたは耐えられるの、脅すだけでは済まないのよ、脳死判定の問題ぐらい、どうにでもできる人たちよ、絶対に証拠を見つける」と言うウンドンです。
また、テインはジュニョクとヘウォンの所に行き、「脳死判定を保護者の同意もなく早めた理由を言え、ウンドンが同意する前に脳死判定を下し、死亡時間を偽ったのか?」と聞き出しますがジュニョクは「そうやって、お前の父親を救った、一刻を争う事態だった、手術のために脳死判定が必要だろ」と告げます。
テインは「これがバレたらヘウォンは医師免許をはく奪され、病院は潰されるだろう、父のためだと?お前たちは自分たちが助かるために父を利用した、この病院とお前たち家族を踏みつぶしてやる、父の心臓のことは自分の口でウンドンに話してお前たちを葬ってやる」と強く言います。
テインはウンドンに父親のマンジョンさんがなぜ亡くなったか、何があっても必ず君と一緒に突き止める」と約束します。
また一方で、チェ理事長の家ではヘウォンが妊娠していないことが分かり大騒ぎになります。
そして、義母のジュランはテインの子供を中絶して結婚したことを知り、それで不妊症になったことも知ります。またこの話をウンドンから聞かされたことに腹が立つ義母のジュランです。
その義母のジュランは息子のジュニョクに離婚するように言います。
また、ジュニョクもヘウォンに対してテインの女だから奪いたかっただけで結局ヘウォンはジュニョクに利用されていただけなのです。意地でも絶対に離婚しないというヘウォンです。
そんな時、ヘウォンに女性と写っているジュニョクの写真が送られてきます。
また義母のジュランには可愛い赤ちゃんの写真が送られてくるのです。
このころから、ジュニョクの怪しい新しい秘書の行動が気になってきます。
また一方で、ハン会長はウンドンの父の死について検察に再調査を要請します。
そしてハン会長は、ウンドンの父の死の真相を突き止めるために、ウンドンのために臓器移植財団を1つ新しく設立しますが、その責任者にテインをまた名誉監査にウンドンを指名します。
61~65
臓器移植財団の責任者になったテインはウンドンに「この先何かあったら迷わずに胸を痛めることなく僕を捨てろ」と言いますが、「いいえ、何が起こっても、あなたを信じる、だから胸を張っていいわ、今まで父と私にしてくれたことだけで、もう十分」とテインに対する信頼の言葉を告げます。
また、テインはユン・テスを捕まえることに成功し、ジフンを捨てたのはチェ理事長だと自白します。ハン会長は妻のミョンヒに「お前は知っていたのか?」と大きな声を出します。
そして、一番ショックを受けているジフンはジュニョク親子を叩き潰そうと強く決心します。
そんな中、ウンドンに「ジュニョクに遊ばれた女がいる、子供は捨てられ女は死んだ、親子鑑定書だ」という写真が送られてきます。
ウンドンたち以外にもジュニョクを恨んでいる人がいるのかしら・・・??と考えてしまうウンドンです。
そんな時、ジュニョクも彼女が子供を一人産んで亡くなったことを秘書から聞かされます。
また、ハン会長はテインに社長職を任せ、病院と会社、投資に関する全権をテインに委ね、ハン会長は第一線から退くというのです。
社長になったテインはジフンに「会長は僕たち二人で会社を導くことを願っている」と言い、ジフンも「分かっている、やってみよう」と言い、二人の間の溝が少しづつ溶けていくようです。
また一方で、ウンドンは親子鑑定報告書をヘウォンに見せて、ジュニョクに子供がいて、その子が捨てられたことを知らせます。そして、ヘウォンに「あなたが復讐しなさい」と言います。
また、同じとき、ジュニョクも自分に子供がいて、亡くなった彼女ナム・ジョンヒが病院の役員フロアに子供を捨て、誰かが拾ったことを知ります。
また一方で、テインの社長就任式の日、ジフンは役員の前で実の母ドゥシムを紹介します。
チェ理事長は病院を解雇され、息子のジュニョクを次期理事長に推薦しますが、ハン会長は「たとえジュニョクが理事長になったとしても、テインとウンドンの下で耐えられるのか?」と皮肉たっぷりに言います。
そんな時、ジュニョクの過去が社内掲示板で暴かれ隠し子騒動が流れるのです。投稿したのはヘウォンの母でした。ウンドンが望んだとおりになったのです。これで、理事長候補の資格を失ったジュニョクです。
そんな中、ハン会長の妻ミョンヒがテインの家を訪れ、母のドゥシムに亡くなったウンドンの父の心臓が夫のスンイルに移植されたことを話し、大きなショックを受ける夫婦です。
同じころ、テインもウンドンに移植の件を告白するつもりでしたが、ウンドンから「私たちすべて忘れてやり直せないかな、愛してます」と告白します。
ところが、テインは「7年前に戻れるなら、あの時、違う状況で出会えていたら、愛していると言ったはずだ、君のことを一生忘れない、決して忘れることが出来ない人だ」とやさしく伝えます。そして、とうとうウンドンに「マンジョンさんの心臓を移植したのは僕の父です」と伝えるのです。ウンドンは「なぜ、そんなことを今言うのよ」と泣き叫びます。結局最後まで、テインとウンドンの人生を踏みにじる、ジュニョクとヘウォンなのです・・・
テインはウンドンに改めてジフンのところに行くように言います。
また一方で、テインもジュニョクもウンドンの弟ウンチャンがジュニョクの子供だったことが分かり、予想外の展開になっていきます。
そんな時、テインはジュニョクのナム秘書からジュニョクを潰してくださいと言われます。やっぱり怪しいと思っていましたが、亡くなった女性ナム・ジョンヒの弟だったことが分かります。
ここから、ナム秘書もテイン側についてジュニョクを追い詰めていきます。
66~70
そして、ウンドンも弟のウンチャンがジュニョクの子供だと知り衝撃を受けます。
ジュニョクの子供を育てたのがウンドンの父で、その父を殺したのがジュニョク、その娘のウンドンに罪を着せ殺そうとしたのもジュニョクです。
そのウンドンはジフンと結婚して、弟のウンチャンも一緒に連れて育てると家族の前で宣言します。ウンドンは何があっても弟のウンチャンをジュニョクに絶対に渡さない覚悟です。
ウンドンは「本当にこんな私でいいの?」と聞きますが、ジフンは「どんな気持でも受け入れると、それにウンドンをここまで来させたのは俺だ」と答えます。
また一方で、ジュニョクの子供がウンチャンだと知ったジュニョクの家族も大きな衝撃を受けます。まして、子供のウンチャンをウンドンが育てていることに最悪だと泣き叫ぶ母のジュランです。家族たちは必死でウンドンからウンチャンを奪い取ろうとします。
ジフンとウンドンの結婚式ではウンドンの父親代わりにテインの父スンイルがバージンロードを歩くことになり、緊張しながらも嬉しそうな二人です。
これで、ウンドンは会長の嫁になり、同居することになります。
71~75
新婚旅行から帰ったウンドンたちの元へ、ジュニョクの母ジュランが見苦しい態度でやってきて、ウンチャンはジュニョクの子供なのと騒ぎ立てます。
ハン会長の妻ミョンヒは一体何がどうなっているのか分からず、そのことをハン会長も知っていたことにジュランたちも驚くのです。
ジュニョクたちはウンチャンを奪い取ろうと必死ですが、ウンチャンの実の母ナム・ジュンヒの弟であるナム秘書が自分の正体を明かし、多数の証拠を持っていたことで、ジュニョクは親権を主張できなくなります。
チェ理事長のジフン誘拐事件など立場が悪くなったジュニョクは仕方なく、ウンチャンの親権放棄にサインすることになります。
その次にヘウォンを呼び、ハン会長とテインの父の移植の順番を変えたことと、ジュニョクとチェ理事長とヘウォンの3人でした不正を自供書に書き記すように言いますが、ジュニョクはヘウォンに罪をかぶせるつもりです。
それを知ったヘウォンはハン会長宅を訪れ会長に、7年前の移植手術はテインの父に移植するはずの心臓で会長を救ったことを伝え、それはジュニョクとチェ理事長に指示されたと話します。
そんな中、手術後悪化したチャン会長から呼ばれたウンドンは「手術の日、オ教授(ヘウォン)は手を負傷していて、手術中に別の医師が急きょ投入されたとか?もしかしたら手術にミスがあったのでは?」と話し、ウンドンはすぐに調べることになりますが、やはり経験の浅い代理医師が手術を行ったことが分かります。そしてこの代理手術が公になります。
ウンドンはヘウォンを助けるかわりに亡くなった父の事故の手がかりを持ってくるように迫ります。
また一方で、ハン会長は妻ミョンヒと離婚訴訟をはじめることになりますが、ソジュは自分が引き取りたいと妻に言います。
ところが、ウンドンはミョンヒに何としてでも離婚しないように自分がハン会長を説得すると言います。私たちは家族です、私は努力中です、だから、心を開いてください、私も頑張りますからと優しい言葉をかけます。
76~80
ハン会長が記者会見を行い、今までの韓国病院の不正などを検察に捜査を依頼すると謝罪します。また、病院の組織の大々的な改編を約束し、再改編まで本社とマンジョン財団が病院を経営することになります。
それに反発するジュニョクに対してジフンは「この調査の標的はジュニョクだ、調査すれば、ウンドンの父を死なせたのが誰か明かされる」とハッキリ伝えます。
そして、チェ理事長の家は損害賠償請求の訴訟をはじめる前に自宅と車を裁判所から差し押さえられます。
そんな時、ソジュは母親のミョンヒが離縁されそうで、テインによりを戻そうとすがりに来ますが、ヘウォンが放った刺激する言葉に自ら車の前に飛び出しはねられてしまいます。
意識不明のまま寝たきりになったソジュを見て母ミョンヒの態度が少しづつ変わってきて深く反省しているようです。
テインはいろいろ考えた末に今はソジュの回復のために看病を手伝うことを承諾します。
また、そのヘウォンは、ジュニョクの車の中からロッカーの鍵をみつけ、そこを開けウンドンの父が使っていた喘息の呼吸器を見つけます。ヘウォンはウンドンの父を殺したのがジュニョクだと確信します。
ところが、すぐに警察から医療法の違反で逮捕されるヘウォンは証拠の呼吸器を隠したまま、ウンドンか?ジュニョクか?どちらに付くべきが悩んでいる様子です。
ウンドンから追加の告訴状を提出すると言われたヘウォンは証拠の品がウンドンの父の喘息の呼吸器だったと話しウンドンによって解放されます。
そして、その後、父の呼吸器を手にしたウンドンは声を上げて泣き叫ぶのです。
その後、その呼吸器は警察に鑑定依頼されました。
あとはジュニョクの逃走中のコ秘書が捕まれば、亡くなった父の無念を晴らせるのですが・・・
その後、ジュニョクが事件当日、防犯映像の管理室に入ったという録音に成功し、呼吸器に付いていた血液がウンドンの父とジュニョクの二人だったことが分かり再捜査の承認が出ます。
また一方で、意識不明だったソジュが目を覚ましました。
母のミョンヒはウンドンに「今まで悪かったわ、私もウンドンの父の事故に協力するし、ウンチャンの養育も手伝う」と心を入れ替え優しくウンドンに伝えるのです。
81~85
また一方、ヘウォンはジュニョクとウンドンの間でまだ有利な方を選びながら逃げ道を探している状態です。
そんな時、ジュニョクのコ秘書の血液のDNAがウンドンの父の靴の血痕と一致し、父を殺したのはコ秘書かもしれないと分かります。
あとは防犯映像の原本があれば確実になるのですが、ウンドンはヘウォンに会いに行きます。
ウンドンはヘウォンと一緒にチョンダム洞のビルの空き部屋を秘密の隠れ場所にしていたジュニョクの部屋を訪れます。
そこには事件当日の防犯映像がありましたが、ジュニョクは最後まで事件に関わっていないとしらを切ります。
また、ソジュの母ミョンヒはハン会長に「実家とは縁を切る」と言い、自分の間違いに今気づいたと言います。更に、ソジュが回復したら海外支社にテインと行かせてほしいとお願いします。
そのソジュはテインの家に勝手に来ては料理を作りますが、まずくて食べられません・・・
テインもテインの家族も困惑しています。
また一方で、ジュニョクの母ジュランはウンドンの弟ウンチャンを家に連れてきて、本当のお父さんはジュニョクだと教えます。
子供を傷つけたことでハン会長は接近禁止を申請するようにウンドンに言います。
そのジュニョクは警察から釈放され、自分の身を守るために記者会見を開きます。
すべて、ハン会長とテインに罪を着せるジュニョクですが、そこにジュニョクのコ秘書が捕まり
記者会見場に姿を見せ、詳細は警察が発表するとウンドンが伝えます。そして、ジュニョクの会見がウソだと証明する資料を記者の皆さんに送るので、誰の話が事実か判断して記事を書いてほしいとお願いします。
その後、ウンドンと一緒に、ジフンを捨てたユン・テスが自首すると警察に出頭し、チェ理事長の指示でジフンを捨てたと自白します。
また、一方でジュニョクの父のチェ理事長は拘束されているコ秘書から全てを聞いて、ジュニョクがコ秘書に指示してマンジョンを殺させたことを知ります。
チェ理事長はコ秘書と取引をして、チェ理事長の株すべてをコ秘書の家族にあげて、指示したのは父のチェ理事長だということにしました。
息子を刑務所に送ることが出来ない父親のチェ理事長です。
その後、テインの父とウンドンに説得されたヘウォンは「ハン会長は何も知らなかった、心臓移植に際してハン会長から圧力を受けた事実はありません、ハン会長は不正とは無関係です。移植の順番を変えろと命じたのはチェ理事長です」と会見をします。
そのチェ理事長は警察に出頭し、警察署の中でヘウォンの会見を聞き、逃走するのです。
86~90
その後、ウンドンたちの捜査が続く中、マンジョンの事件現場に落ちていた時計の部品はコ秘書の物ではなくジュニョクの時計だったことが分かり、ジュニョク自らウンドンの父を殺した可能性がでてきました。
ところが、コ秘書はいづれ自分が捨てられることが分かっていて、自分の時計とジュニョクの時計を取り替えていたのです。
時計が見つかったらジュニョクはおしまいです。そのジュニョクの時計は息子の罪をかぶるためにチェ理事長が持っているのです。
また一方でハン会長は一族の罪の責任を一身に背負い退任を表明し、テインが代表理事に就きます。
そして、就任式の当日、ジュニョクとヘウォンは離婚届に判を押しますが、ジュニョクの父チェ理事長は息子ジュニョクの罪をかぶるために口から喀血しながら逃げ迷っています。その時、チェ理事長がしていた時計がホームレスに奪われてしまいますが、テインが回収します。
警察に逮捕されたチェ理事長はテインから「ジュニョクの時計が事件の重要証拠だと知って、わざとこの時計をはめて逃げたらしいが、もしあんたが黒幕なら時計を破棄したはずだ、コ秘書と口裏を合わせて罪をかぶるつもりだろうが、コ秘書が時計に細工をしていた、ジュニョクが手を下したと思わせるために」と言いますが、ジュニョクは「俺も父もコ秘書に殺せと命じた証拠はない、コ秘書が勝手にやったんだ」とまだしらを切る嫌な奴です。
そんな時、コ秘書の時計から携帯電話のSDカードが出てきて、ジュニョクたちの会話が残されている決定的な証拠がみつかります。SDカードが科捜研に送られ復元されることを阻止しようと科捜研の担当者を買収しようとするジュニョク。
それを察したウンドンたちが先手を打ちます。
そんな中、チェ理事長が警察署で倒れてしまい病院に搬送されますが、かなり容態が悪いようです。
また一方で、コ秘書に面会したハン会長とウンドン。ハン会長の説得でコ秘書はとうとうジュニョクの指示だったことを明らかにします。またSDカードも科捜研で復元され、ジュニョクの悪事がすべて映っていました。
ジュニョクは殺人教唆、移植法違反、背任と横領の罪で逮捕されます。
91~95
父の納骨堂を訪れたウンドンは「すべて終わったわ、父さんが善行を重ねてくれたから、父さんに感謝して協力してくれる人が多いの、父さん正しかった、おかげでテインのお父さんも助かった、彼の家族も幸せを取り戻したわ、テインのお父さんが今では私の父親代わりよ、今日はすごく父さんに会いたい」と涙で報告します。
そのそばでテインは「泣くのは今日までだ」と言って肩にそっと手を置きます。
その二人の姿を見つめるジフン・・・
また一方で、チェ理事長は体調が悪化し、次に心停止したら蘇生は難しいでしょうと医者から宣告されます。
薬物治療も効き目がなく、肺移植しか方法がありません。
ジュニョクはウンドンに「父の顔を一度だけ見させてくれ」と頼みますが「この状況、前にもあったわね、あの時の私の気持ちを味わいなさい、父が死にそうなのに会うことすらできない無力な絶望を」と突っぱねます。
そして、ジュニョクは自分の悪行の動画をみても、まだ俺じゃないと容疑を認めようとしません。なぜ、ここまでダメな人間になってしまったのでしょうか?
またテインの父はウンドンに「子供が親のために苦しむのを望む親はいない、どんな理由でも、だからもう自分の人生を歩みなさい、ジュニョクも捕まったし処罰されるんだ」と言い、「はい、そうします」と答えるウンドンです。
その後、マンジョン殺害の現場検証が韓国病院の屋上ではじまります。
たくさんの人々が集まってきて、ジュニョクをののしっている姿を妹のジュンギョンが見つけますが、母のジュランはそれでも「息子は何もしていない、無実だ」と叫んでいます。
そして、手錠をして連行されるジュニョクの姿を息子のウンチャンも見てしまったのです。
またハン会長はチェ理事長を生かして罪を償わせようと思うとテインに言いますが、移植しか助かる道がないチェ理事長は脳死者が現れない限り難しいのです。
移植の待機者も多く、現状ではドナーが現れるまで耐えられない状態です。
あとは家族たちの生体移植になりますが、それには危険が伴い適合者が2人必要になります。
また、ジフンはジュニョクが逮捕され錯乱状態の叔母(ジュラン)に「よく聞いてくれ、ジュニョクは罪を認めない限り、体調が悪化している叔父(チェ理事長)には会えない、罪を認めるようにジュニョクを説得するんだ」と言います。
そのジュニョクの母ジュランは精神状態が異常なほど正気を失っています。
また、チェ理事長の生体移植検査で母ジュランと妹のジュンギョンは不適合でした。
そんな時、チェ理事長は自分で呼吸器を外して、ウンドンを殺人犯にしようとします。
そうすれば、ジュニョクが世間の同情を買うと思ったのです。
どこまで、ウンドンに残酷なことをするのでしょうか。
ところが、ハン会長の妻ミョンヒが適合検査で適合したのです。
ミョンヒはウンドンを連れてジュニョクの所に向かい、「自分がしたことを認めなさい、ウンドンに謝りなさい」と言って、ジュニョクに検査を受けさせようとします。
ジュニョクは「僕がやった、お前の父親を殺せと命じた、お前の父親を殺した」と言って検査を受けさせてほしいと、自分の父親を助けるためにやっと罪を認めたのです・・・
ウンドンは「分かったわ、私の父を返してくれたら、あなたの父親を助けてあげる、できる」と・・・
96~100
ジュニョクがウンドンの前で自白し、大きな衝撃を受けたウンドンと連絡が取れなくなりますがウンドンは父の納骨堂へ向かっていたのです。
また、ジフンはウンドンと結婚したのは間違いだったのでは?と感じています。
ジフンの身内がウンドンの父を殺したことが明かされ、更に家族がチェ理事長を助けてくれとウンドンに頼むことに申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。この先、自分と一緒にいて幸せになれるのかジフンは心配しています。
また一方でウンドンはジュニョクの検査を条件付きで検査結果に関わらず控訴しない約束で受け入れますが、ジュニョクの態度は全く反省の色がありません。
ウンドンはジュニョクに一審が終わったら控訴しないという念書を書かせます。自分があの時、父の臓器提供の同意書にサインしたようにジュニョクにも同じような思いをさせます。
そんな中、ハン会長の妻ミョンヒはジュニョクに会いに行き、私は離婚届に判を押して家を出てきたと話します。実家の罪が明かされてこれ以上は無理だというミョンヒにジュニョクは離婚したら俺たちは命綱を失うから絶対にダメだといいます。
ミョンヒはジュニョクが最後にできることは父親を救うことと犯した罪を償うことだと叱ります。
ところが、ジュニョクの検査結果は不適合で移植が出来ませんでした。
そのジュニョクはテインが捏造している、あの時の俺のようにと言って、ヘウォンと組んでまだ悪事を続けるつもりです。
そのヘウォンはジフンの失踪と借名株にミョンヒが関わっていることを知り、暴露すると言ってミョンヒを脅しています。
そして、ジュニョクは検査結果が不適合で父に移植が出来なかったことで、今度はウンドンの父を殺していないと言い始め陳述を撤回します。
101~104(最終回)
ジュニョクの母ジュランがウンチャンをこっそり連れ出したためにウンチャンは迷子になります。ウンチャンを捜しに行ったウンドンとテインは、ウンチャンが車に引かれそうになり、それを止めようとしたウンチャンとウンドンの身代わりにテインが事故に遭います。
テインはかなりの重傷で危険な状態です。皆はジュランのせいでこうなったことに激しい怒りを感じています。
それでも、まだ反発するジュランは接近禁止命令を無視した児童虐待に関する法律違反で逮捕されます。
また、今回のことがあり、ソジュはテインとウンドンがまだ愛し合っていることに気付くのです。テインはウンドンのために死ぬ覚悟で助けた。二人とも自分の気持ちを押し殺して生きている。テインの心にソジュが入る場所はないと改めて感じているソジュです・・・
そんな中、危篤状態を乗り越え、テインが目を覚まします。
1週間意識不明だったテインに家族たちはホット胸をなでおろすのです。
ところが、マスコミがウンドンの弟のウンチャンを追いかけ始めます。
そして、その記者は昔のジュニョクの手下のようで間違いなく記事にされてしまいます。
ジュニョクはテインにウンチャンが俺の息子であることは死ねまで秘密にしてくれと頼み、世間の目を自分に向けるために、今までのすべての罪を記者の前で自白します。そしてテインに自分の父(チェ理事長)をただの可哀そうな人間だと思って助けてやってくれと頼むのです。
でも決して頭を下げることはなく謝罪の言葉もないジュニョクです。
またジュニョクの全ての自白を聞いたジフンはウンドンの人生をぶち壊したのは自分だったと責め苦しむのです。
ところが、昔のジュニョクの手下の記者が検査証の職員から、ジュニョクとウンチャンの親子鑑定の報告書を入手します。
記者は我が子を育ててくれた人を殺したということかと特ダネを暴露するつもりでしたが、テインがそれを阻止します。
104(最終回)
ジフンは俺の家族のせいで苦しむお前を見たくないと言って、一人で中国に行くと告げます。
ウンドンは一人で別れを決めるなんてあんまりじゃないと涙しながら怒りますがジフンはお前じゃなくて俺の方がつらいんだと言います・・・
ソジュはテインに「ジフンが正しい、ずっとウンドンを見てたけど幸せそうじゃなかった、ウンドンはテインさんへの気持ちを消そうとジフンと私たちに尽くしてたの、テインさんも自分の気持ちを偽らずにウンドンと一緒になって、今はジフンが理解できる」と自分の気持ちを伝えます。
ところが、ウンドンはテインにジフンの代りに私が中国に行けるように辞令を出してとお願いします。「ジフンを解放してあげたいの、それとウンチャンが父親のことが知られる前に海外に連れて行きたい」と言います。
そして、出発の日にチェ理事長は脳死者から移植を受けることになりました。
また、息子のジュニョクは無期懲役の判決を受けます。
空港に駆けつけたテインは「元気でいてね」と手を差し出すウンドンに「元気でな」と言って手を握り返します。
3年後、生命分かち合いのイベントに急きょ駆けつけたウンドン。
久しぶりに再会したテインとウンドンの嬉しそうな笑顔が眩しく映っているラストでした。
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