五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

『恋のかけら』/唯川恵 他

2008-10-30 23:56:33 | 
恋のかけら
唯川 恵,山崎 ナオコーラ,朝倉 かすみ,山崎 マキコ,南 綾子,小手鞠 るい,豊島 ミホ,井上 荒野
幻冬舎

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8人の作家のアンソロジー小説
個人的には、井上荒野の「粉」がよかった。
いつの間にかセックスレスになってしまった夫婦の話
 『夫婦で話し合ったことはなかった。それどころか、この件に関しては決して話し合わないことを、自分と夫が話し合って決めたような錯覚を覚えることさえあった」

「明かせないこが増えると、明かしてしまうことも増えていく」

小手毬るいの「無人島」
ストーリーとはぜんぜん関係ないことなのだけど、
町立図書館に勤めている主人公
「短大を卒業したあと、知人の紹介でこの職を得た」と書いてある。
町立だったら公務員じゃん、紹介っていったらコネじゃん。
公務員の職、しかも多分人気の図書館司書という職、
そんな簡単にに就けるの?という疑問

しょうもないことがすごく引っかかる私でした。