次期007候補と噂されていたもののコメディー映画「ピンク・パンサー」で006になってしまったクライヴ・オーウェンが、皮肉にも銀行強盗になってしまった「インサイド・マン」
有り得ないくらいに豪華なスタッフとキャストが集合しているので楽しみに観て来ました。
★★★★
どこなのかよくわからない小部屋からブツクサ話しかけてくるおっさんダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)。そこは牢獄では無いというし、いったいどこで何をしているんだろう?
確か、この役は銀行強盗だったはず。と言うことはこれから押し入るところなのか、それともやっぱり捕まってそこは牢獄なのか。観客は疑問を抱きながら物語は始まる。
そして時間は遡り、銀行強盗が発生。
観客に考える余地をいくらでも与えてくれながら、銀行強盗達は謎の行動を始める。
フレイジャー捜査官(デンゼル・ワシントン)と銀行強盗、女弁護士ホワイト(ジョディー・フォスター)と銀行の会長ケイス(クリストファー・プラマー)、フレイジャーとホワイト、ホワイトと銀行強盗といった具合に、登場人物達がお互いを探り合いながら物語は流れていくので、あらゆる方向へ想像力が膨らみ面白い。
加えて要所要所で捕まった50人の容疑者達をフレイジャーが尋問する場面が差し込まれ、いったい誰が犯人なのか?考える事が山ほど増えていく。
人を見る目が有るとか、考えている事を見抜くのが得意だと言う人は是非一度この映画を観て自分の眼力を試してほしい。
演じる側が完璧なので本気で見ることが出来ます。
この映画で重要なのは結果ではなく、その時そこで何が起きているのか、相手が何を考えているのかを自分がそこに居るかのようにリアルタイムで考え、想像する事自体を楽しむ事だと思います。やっぱスパイク・リーは凄かった。
デンゼル・ワシントンは今まで見た目年齢が異常に若かったけれど、見た目もやっと老けてきてさらに面白くなってきましたねぇ。
ちょっと角度を変えて見ると、オスカーをとり損ねたクライヴ・オーウェンの脇をオスカー常連達で固め、彼をスターダムへ後押しする為に作られた映画とも思えます。なんでそんなに扱いが良いんだろう…不細工なのに(笑)
ちょいバレ
ウィレム・デフォーの起用が凄い。
絶対重要な役だと思いながら観ていたのにどうでも良い役だし(笑)
こういうキャスティングのセンスもこの映画を観ながら色々考える上でのアクセントになってますよね。
有り得ないくらいに豪華なスタッフとキャストが集合しているので楽しみに観て来ました。
★★★★
どこなのかよくわからない小部屋からブツクサ話しかけてくるおっさんダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)。そこは牢獄では無いというし、いったいどこで何をしているんだろう?
確か、この役は銀行強盗だったはず。と言うことはこれから押し入るところなのか、それともやっぱり捕まってそこは牢獄なのか。観客は疑問を抱きながら物語は始まる。
そして時間は遡り、銀行強盗が発生。
観客に考える余地をいくらでも与えてくれながら、銀行強盗達は謎の行動を始める。
フレイジャー捜査官(デンゼル・ワシントン)と銀行強盗、女弁護士ホワイト(ジョディー・フォスター)と銀行の会長ケイス(クリストファー・プラマー)、フレイジャーとホワイト、ホワイトと銀行強盗といった具合に、登場人物達がお互いを探り合いながら物語は流れていくので、あらゆる方向へ想像力が膨らみ面白い。
加えて要所要所で捕まった50人の容疑者達をフレイジャーが尋問する場面が差し込まれ、いったい誰が犯人なのか?考える事が山ほど増えていく。
人を見る目が有るとか、考えている事を見抜くのが得意だと言う人は是非一度この映画を観て自分の眼力を試してほしい。
演じる側が完璧なので本気で見ることが出来ます。
この映画で重要なのは結果ではなく、その時そこで何が起きているのか、相手が何を考えているのかを自分がそこに居るかのようにリアルタイムで考え、想像する事自体を楽しむ事だと思います。やっぱスパイク・リーは凄かった。
デンゼル・ワシントンは今まで見た目年齢が異常に若かったけれど、見た目もやっと老けてきてさらに面白くなってきましたねぇ。
ちょっと角度を変えて見ると、オスカーをとり損ねたクライヴ・オーウェンの脇をオスカー常連達で固め、彼をスターダムへ後押しする為に作られた映画とも思えます。なんでそんなに扱いが良いんだろう…不細工なのに(笑)
ちょいバレ
ウィレム・デフォーの起用が凄い。
絶対重要な役だと思いながら観ていたのにどうでも良い役だし(笑)
こういうキャスティングのセンスもこの映画を観ながら色々考える上でのアクセントになってますよね。
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>次期007候補と噂されていたもののコメディー映画「ピンク・パンサー」で006になってしまったクライブ・オーウェンが、皮肉にも銀行強盗になってしまった「インサイド・マン」
上手い書き出しですね~♪スパイク・リー監督波のセンスを感じます。
尋問のシーンをかなりしっかり観たつもりだったんだけど、どの人が犯人か判らなかった。北欧の人っぽい女性が一人、コイツか?ってのが居たんだけど、男の方は全然判らずじまい・・・実際に同じような銀行強盗が起きても、同じような状況に鳴るんでしょうね・・・
ひとくせありそうな俳優さんが出ているとついつい何かをやらかしてくれるんじゃないかと期待してしまいますよね。
ウィレムもそのひとり(笑)
クリストファーはモロ裏幕でしたし。
他の人たちもちょっとワルはいった刑事とか弁護士で却ってありえそうでした。
“に、なってしまった”が2回つながってるから、2回目は“を、やってしまった”に内緒で修正しようと思ったんですが、やめときますね(笑)
尋問は後でそう言えば…というような表情が有ったような無かったような気がするので後で見直すのが楽しみです。
>ミチさん
キャスティング、絶妙ですよね。
お金が集まるとこんな贅沢に俳優を使えるんだよっていう事でもあるんでしょうけど(笑)
同じ内容で俳優のランクを全員3段階くらい落としたら面白くなくなるのかなぁ…。
微妙と申します。どうぞよろしく・・・。
いや~あの差し込まれる尋問のシーンは本当に面白かったです。ホント、もう一度見直したいです。サスガでした。
またお邪魔します!今後ともどうぞよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
もう一度見直したいですよねぇ
そういえば怪しいしぐさをしていたような…って終わってから思っても、観ている間はわからないんですよねぇ(笑)
ウィレム・デフォーの使い方贅沢ですよね(^^)
今までのイメージを逆手に取ったような配役でしたね。
デンゼル・ワシントンは肩の力抜けたようなシーンもあって
個人的には良かったと思います。
ある意味一番オイシイですよね、ウィレム・デフォー、存在感だけはアリアリで(笑)
デンゼル・ワシントンは今までやらなかったような方面に行くのかな?
これからまたいろんな役が楽しみになってきました。
この映画は個人的にはとても楽しめた部類に入りました。
キャスティングの意外性も含め、
こちらの読みをとても気持ちよく裏切ってくれたな・・・と。
そーれさんの他のレビューも拝読させていただきましたが、
素晴らしいですね。
完結でいて的を射てます!
今後も参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。
お褒めいただいて大変恐縮です。
文章力が無いので、書いた後で極力短く校正してごまかしてるんですが(笑)
考えながら観ていても、思いもしない方法で気持ちよく裏切って楽しませてくれるストーリーってちょっと快感ですよね。
「やられたー!」って声に出して周囲の人とその時の気持ちを共有したいと思いながら帰ってblogを書いています(笑)