『ソウ』シリーズ最終回は初の3D公開。
『ソウ ザ・ファイナル 3D』を観てきました。
★★★
最終回はジル対ホフマンの一大頭脳戦に加えて、「ただでも怖くてグロいのにさらに飛び出して来るなんて怖すぎる!」なんてのを期待してたんだけどなぁ…。
元々グロさで吐きそうなのを堪えながら観てた映画なので、飛び出して来なくても十分戦きながら観れた映画だったせいか、もう3D効果に慣れちゃったせいか、XpanDが飛び出して来なさ過ぎるせいか、これまでで最も3Dである必然性を感じない。
タイトルに3Dをうたってるのに、迫ってくる鋭利なものが言う程飛び出してこないので台無し。
IMAXなら凄かったのかもしれないけど、本シリーズは最終回に至ってもやっぱりTOHO独占上映だから、XpanD方式での上映しか無いのが残念です。
結果グロさで何度も吐きそうになるばかりで怖さも足りない。
さてさて中身については、今回もネタバレ全開で。
ネタバレ
前作のラストでとうとうジルが直接ホフマンにゲームを仕掛ける事になって、今回はジルとホフマンの化かし合いを期待してたのに、ホフマンはフツーに警察を罠にかけて血の雨を降らせながらジルに復讐をするただの猟奇殺人犯と化しちゃう。
どこかハンニバル・レクターを彷彿とする。
なんだろう、この期待ハズレ感は。
もうジグソーの精神とかはどこへやら、同時進行している人種差別者のゲームと偽生還者のゲームは『ソウ』シリーズのテイストで観客に見せて来るけど、本筋とは関係の無く警察を罠にかける為のホフマンらしい生き残れる可能性が低いゲームでなんか騙された気分。
ショーウィンドウで見世物にされてたゲームはジグソウらしいルールのものだったけど、ストーリーの流れから行くとあれはいつ行われたものなのか、取ってつけたよう。
導入部のゲームは取ってつけたようなのが多いシリーズではあるけど、今回はほんまに何も関係ないんよな。
本筋だけをピックアップすると、ホフマンがジルを匿う警察を騙して皆殺しにし、1作目の仕掛けを使ってジルを一方的に惨殺。
ジグソーから「ジルに何かあったら復讐してくれ」と頼まれていた影の協力者ゴードン医師が、ホフマンを1作目のバスルームに完全に閉じ込めて終わり…。
グロさと怖さは満載でシリーズイチ、でもシリーズ最終回としては納得いかん。
でも、「そういやゴードン医師どうなったのかな?」「出血多量で死んだんじゃない?」なんて時間が経つうち深く考えられてなかった人物を生きてた事にして登場させたインパクトだけは有った。
「やっぱり生きてたんかよ!2で頬に鍵を仕込んでた足引きずったおっさんはやっぱりゴードン医師やったんか!」
『ソウ ザ・ファイナル 3D』を観てきました。
★★★
最終回はジル対ホフマンの一大頭脳戦に加えて、「ただでも怖くてグロいのにさらに飛び出して来るなんて怖すぎる!」なんてのを期待してたんだけどなぁ…。
元々グロさで吐きそうなのを堪えながら観てた映画なので、飛び出して来なくても十分戦きながら観れた映画だったせいか、もう3D効果に慣れちゃったせいか、XpanDが飛び出して来なさ過ぎるせいか、これまでで最も3Dである必然性を感じない。
タイトルに3Dをうたってるのに、迫ってくる鋭利なものが言う程飛び出してこないので台無し。
IMAXなら凄かったのかもしれないけど、本シリーズは最終回に至ってもやっぱりTOHO独占上映だから、XpanD方式での上映しか無いのが残念です。
結果グロさで何度も吐きそうになるばかりで怖さも足りない。
さてさて中身については、今回もネタバレ全開で。
ネタバレ
前作のラストでとうとうジルが直接ホフマンにゲームを仕掛ける事になって、今回はジルとホフマンの化かし合いを期待してたのに、ホフマンはフツーに警察を罠にかけて血の雨を降らせながらジルに復讐をするただの猟奇殺人犯と化しちゃう。
どこかハンニバル・レクターを彷彿とする。
なんだろう、この期待ハズレ感は。
もうジグソーの精神とかはどこへやら、同時進行している人種差別者のゲームと偽生還者のゲームは『ソウ』シリーズのテイストで観客に見せて来るけど、本筋とは関係の無く警察を罠にかける為のホフマンらしい生き残れる可能性が低いゲームでなんか騙された気分。
ショーウィンドウで見世物にされてたゲームはジグソウらしいルールのものだったけど、ストーリーの流れから行くとあれはいつ行われたものなのか、取ってつけたよう。
導入部のゲームは取ってつけたようなのが多いシリーズではあるけど、今回はほんまに何も関係ないんよな。
本筋だけをピックアップすると、ホフマンがジルを匿う警察を騙して皆殺しにし、1作目の仕掛けを使ってジルを一方的に惨殺。
ジグソーから「ジルに何かあったら復讐してくれ」と頼まれていた影の協力者ゴードン医師が、ホフマンを1作目のバスルームに完全に閉じ込めて終わり…。
グロさと怖さは満載でシリーズイチ、でもシリーズ最終回としては納得いかん。
でも、「そういやゴードン医師どうなったのかな?」「出血多量で死んだんじゃない?」なんて時間が経つうち深く考えられてなかった人物を生きてた事にして登場させたインパクトだけは有った。
「やっぱり生きてたんかよ!2で頬に鍵を仕込んでた足引きずったおっさんはやっぱりゴードン医師やったんか!」
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内容はそーれさんの言うとおり。最初のなんて整合性が完全に合わないよね。まお約束ってことかな。極論すれば私は2以降はもうソウであってソウでないと思っているのですが、やはりもうジグソウの美学なんかどっかいっちゃってましたね。機関銃で乱射とかなんじゃらほいw
ま、でも全てはここから始ったってラストは、観ていて達成感を味あわせてくれました。
>この日のために今年に入ってから6本観てきたんで
用意周到ですねw
そうなんですよねぇ、ホラーのシリーズとしては比較的劣化の少ないシリーズですけど、どんどん別物になって行っちゃってて拘りに欠けるところが残念でした。
6のラストで持ち直すかなぁ?って思わせておいてこうなっちゃうと残念度も増すってもんですよね。
>全てはここから始ったってラストは、観ていて達成感を味あわせてくれました。
ですねー^^
ソウ ザ・ファイナルは確かに期待外れでした・・ホフマン刑事は警察にやりたい放題だしなあ・・
はじめのゲームはなくても本筋に影響しないし。
はじめてトラックバックをいただいたので感激です。
ちょくちょく見に来ます^^
ありがとうございます。
最近はめっきりマイペース度が増して、コメント頂いてもレスポンス遅いですけどよろしくお願いします。
(トラックバックは出来るだけ早くお返ししております)
ちょっと期待はずれな展開でしたね。
この映画のファンって大半はこれまでのホラー映画には居なかったタイプのジグソウのキャラクターが気に入って好きになった人が多いと思うんですが、作り手はその事を大切に思ってないんでしょうね。