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ディズニーがマーベルを買収て

2009-09-01 | 映画+
軽い感じでニュースになってるけど、実は映画界ひっくり返すビッグニュース。
これまで計画が進んでた新たな映画化の案件はどうなるの??

ソース →日経


アメコミ・ヒーローものって、ネタに困ったハリウッド映画界にとっては財宝みたいなものだったのに、大半の版権を持つマーベルがディズニーに買われてしまうなんて大事件やん。

観る側からすると、拘り抜くディズニーのマエストロ達の手でさらにクオリティーの高くなったマーベルの実写映画が観れるのは楽しみだし、お子様達にとっては新たにディズニーチャンネルで高品質に生まれ変わったマーベルのアニメが放送されはじめたり、そういう面で悪い事は起きないとは思うんだけど。

でもやっぱ気になるのは計画段階だった映画化の話。


20世紀FOXが配給してた『X-MEN』シリーズのスピンオフ『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』は今月ようやく日本でも公開されるけど、今作からさらにスピンオフ予定の『デッドプール』、本編からのもう一本のスピンオフ『マグニートー』、さらにさらに本編の前章を描く『X-メン:ファースト・クラス』の製作はどうなるのか。

同じ20世紀FOXが「まだまだいける!」と確か続編を計画してた『ファンタスティック・フォー』シリーズの3作目もどうなるんだ。


ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント配給の『スパイダーマン』シリーズもややこしい。
なんせ2011年公開の4作目の製作に加えて、ずっと先の5作目の製作まで決めてるし、スピンオフで『ヴェノム』の計画まであるんよね。

各地のユニバーサル・スタジオに在る、『スパイダーマン』のアトラクションもどうなるの?


マーベル・スタジオズ自体が製作し、パラマウントとソニーが配給していた『アイアンマン』シリーズもあと2作を予定。
さらに同じくマーベルが製作し、ユニバーサルとソニーが配給していた『インクレディブル・ハルク』のハルクと、製作が決まっている『マイティー・ソー』のソー、あーんど『ザ・ファースト・アベンジャー:キャプテン・アメリカ』のキャプテン・アメリカに、アイアンマンが合流して共演する『アベンジャーズ』の構想も、たしかキャスティング段階まで進んでたはずだけど、いったいどうなるんだろう。


『アベンジャーズ』系に関しては、元々マーベル・スタジオズの製作なので、配給がディズニーに変わるだけな気もするけど、他のヒーローは「一旦凍結、10年後にディズニーが新たに作り直し!」なんて事にだけはならないよう、…ディズニーの采配を期待するしかないよなぁ。

実際は契約があるから、予定してる分だけそのまま作るんだろうけど、映画がヒットすればする程、後々ディズニーがキャラクター商売で儲けてしまうジレンマは残るやろね。


途中で配給が変わるとソフト化の時に1パッケージに収まらなかったり、何かと面倒くさいのもあるんよなぁ。


2009-09-03 追記:
当面の間、計画中の映画化に関しての変更は無いようです。

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