和製「少林サッカー」っぽい予告編が気になっていた「逆境ナイン」が封切られていたので観てきました。
★
主演の玉山鉄二がひたすらオイシイ(上手いとは違う)だけで、中身も笑いも無く寒かった。
「少林サッカー」(香港)というよりは、「火山高」(韓国)っぽい。
演出といいVFXといい、「火山高」からかなりの部分をパクっていて目新しい演出はほとんど無いし、BGMまでそっくりなところがあったりするので「火山高」ファンな私的には突っ込む気にもならない位酷い印象でした。
そこに「少林サッカー」や「カンフー・ハッスル」等のチャウ・シンチー監督作品からVFXやキャラクター設定のパクりが加わって、無理やり厚みを増している感じです。
これらの作品はそもそもジャパニメーションにインスピレーションの刺激を受けた「マトリックス」が元になっているわけで、回りまわって元の日本がこんな既に目新しくも無い何年も前に流行った映画の手法を盗んで作る意義がわからないし、プライドは無いのだろうかと疑ってしまう。
誤解の無いように改めて書きますが、「少林サッカー」「カンフー・ハッスル」「火山高」はそれなりに新しい見せ方を楽しませてくれるし、オリジナリティー溢れ華が有って面白い映画でした。
どこかで読んだ“漫画”っぽくは有りますが。
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主演の玉山鉄二がひたすらオイシイ(上手いとは違う)だけで、中身も笑いも無く寒かった。
「少林サッカー」(香港)というよりは、「火山高」(韓国)っぽい。
演出といいVFXといい、「火山高」からかなりの部分をパクっていて目新しい演出はほとんど無いし、BGMまでそっくりなところがあったりするので「火山高」ファンな私的には突っ込む気にもならない位酷い印象でした。
そこに「少林サッカー」や「カンフー・ハッスル」等のチャウ・シンチー監督作品からVFXやキャラクター設定のパクりが加わって、無理やり厚みを増している感じです。
これらの作品はそもそもジャパニメーションにインスピレーションの刺激を受けた「マトリックス」が元になっているわけで、回りまわって元の日本がこんな既に目新しくも無い何年も前に流行った映画の手法を盗んで作る意義がわからないし、プライドは無いのだろうかと疑ってしまう。
誤解の無いように改めて書きますが、「少林サッカー」「カンフー・ハッスル」「火山高」はそれなりに新しい見せ方を楽しませてくれるし、オリジナリティー溢れ華が有って面白い映画でした。
どこかで読んだ“漫画”っぽくは有りますが。
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ほとんど笑い声が聞こえてこない劇場内が怖いくらいでした(笑)
何箇所か笑える場面も有るんですが、どちらかというと苦笑の類かもしれない…
「火山高」は学園ハイパー格闘コメディー(なんじゃそら)みたいなノリで何も考えずに観るとスカッと出来て大好きです。
まさか映画化やったなんて最近知りましたよ。
基本、島本作品キライっ子なので映画のダイジェストをみても
全く響きませんでした。
それにしても★ひとつとは‥久々の駄作なんすねー!(/face_nika/}
逆境あまり面白く感じませんでしたか・・。
でも少なくとも自分には面白く感じましたよ。
まぁ、馬鹿馬鹿しさが度を過ぎている場面もありましたがw
もしかしたらもう1回ご覧になれば考えが変わるかもしれませんよ( ´∀`)
原作は全然知らないです(笑)
この映画と、他のコンセプトが似た映画を比較しながら観ていたんですが、超えてるところが全く無かったんですよねぇ。
技術的に興味深いところはたくさん有ったんですけど。
>ひよこさん
なんだか他のかたのblogを拝見していると好印象なところが多くて、私の観方が偏っていたのかなぁなんて思います。
「火山高」を6回くらい観ていたので、あまりにパクりが多いのが気になって気になって。なさけなくなって…。
>syrup13gさん
おっしゃるとおり確かに藤岡弘、やココリコ田中の使い方は面白かったんですが、たれ流しのバラエティー番組(ココリコミラクルタイプ等)の域を出てないんですよねぇ…。
VFXを使ってる事には肯定的な観方をしていたんですが、使い方がほとんどアジア映画のパクりなのでなさけなくなって
見苦しいようでしたら、削除願いますm(_ _)m
はじめまして。やはり、この作品に対する評価、厳しい向きが
多いみたいですね。私も概ね同意見です。
少林サッカーの頃ならまだしも、いまさらこういう使い古された
手法を用いるというのはどうも・・・
それに、ワイヤーワークでも、VFXでも、チャウ・シンチー作品の足元にも及ばないと思いましたし。
私はこの漫画が大好きなのですが、あまりにも中途半端な
デキに、残念な思いがしました。
原作もご存知なんですね。
私は原作を知らないのですが、原作好きにとって残念なデキの映画って観なかった事にしたくなりますよね
出てる人たちはパクりのVFX場面をどう思いながら観たんだろうか…(笑)
逆境ナインをパクリパクリとおっしゃってますが、
少林サッカーは逆境ナインのパクリ。
火山高は炎の転校生のパクリ。
順序が逆くですよ~
まぁ、騙されたと思って、マンガを読んでみてくださいな。
当時、島本ファンとして驚いたのは、
「映画であれをやっても良いんだ!!」
さらに、
「これでも興行的に成立するんだ!!」
という事実。
火山高が出た時には、島本先生本人がHPで絶賛したほど。
サッカーの男球はああなるのか!
ドリル滝沢キックは実写ではこう撃つのか!!と関心したもの。
ただ、翻訳のため「言霊」が無かったのが悔やまれ、
少林サッカー(翻訳監修:島本和彦)
が欲しいと本気で思ってました。
今回逆境ナインが実写化と聞いても、いよいよ本家登場!!
と期待してました。
個人的には細かい不満はいろいろあるが、トータルOKの出来と思いました。
ごめんなさい酷く書きすぎたので刺激しちゃったのかな。
私、島本和彦の漫画自体を読んだ事はありませんが、噂では「少林サッカー」や「火山高」が似ているのは聞いていたので、記事の最後に「どこかで観た“漫画”っぽくはありますが」と書いてフォローしたつもりだったんですが。
実際それらの映画には他の漫画からパクってると思える場面もたくさん有ったけど、日本ではそれまで映画で使おうとは見向きもされなかったような内容を独自の映像化していたのが良かったし、先を越された感も有って悔しかったけど上手かったから手放しで楽しんで観れたんですよね、私の場合。
今回“パクリ”を前面に出して書いたのは、この映画が逆に「火山高」(日本版)ありきな作りになっているから。水が止まる映像等の特殊効果から文字の出し方、ロック調のBGMまでそっくり頂いてるのがモロわかりなんですよね。
「火山高」は日本版と韓国版を合わせて8回も観たのでいろんな所が目に付いて…。