かつて全米を恐怖と謎で騒然とさせた実在の連続殺人鬼ゾディアック。
と言われても、最近テレビ番組(世界仰天ニュース)で見るまでそんな殺人鬼の存在すら知らなかった俺ですが、タイムリーにというか、映画前提の番組作りだったのでしょうけど、『ゾディアック』が公開されたので観てきました。
テレビ番組観てなかったら漫画『HUNTER×HUNTER』と関係有るのかと思っていたかも。
★★
先の見えない辛く長い道のりは、史実のみならずこの映画自体にも言えるのかもしれない。
ノンフィクションだし、俺はテレビで見たとおり“未解決”に終わるのは知ってたけど、本日3本映画を観た内の3本目にして、かったるい前半と、異常に長い上映時間に苦しめられた。
未解決事件と知らずに観たい人には拷問的な長さだったかも。
中盤からのミステリアスな展開は面白かったんだけど、ロバート・ダウニー・Jrの薬中演技が現実に近いというかそのままというかリアル過ぎたり、後半のジェイク・ギレンホールが全く歳を取らなかったりするのに突っ込むべきなのかなんて違う事を考えながら観ていた気がする。
なんか、面白かったにせよ面白くなかったにせよ感想が出てこないんですけどw
ね、寝てなんていないよw
序盤の2分位しか(汗)
ネタバレ
なんだろう、ネタはふんだんに繰り出して来るけど、それで考えさせる作りではなく、新事実が出ては泡と消えていくのが面白くなかったのかなぁ。
実はあの時…って言われても、そこに物語上の伏線は無くて後に淡々と語られるだけ。
後半、事有るごとに報告に走るロバート(ジェイク・ギレンホール)の姿が面倒くさかった。
って、あぁ、また適当な感想を書いてしまった。
と言われても、最近テレビ番組(世界仰天ニュース)で見るまでそんな殺人鬼の存在すら知らなかった俺ですが、タイムリーにというか、映画前提の番組作りだったのでしょうけど、『ゾディアック』が公開されたので観てきました。
テレビ番組観てなかったら漫画『HUNTER×HUNTER』と関係有るのかと思っていたかも。
★★
先の見えない辛く長い道のりは、史実のみならずこの映画自体にも言えるのかもしれない。
ノンフィクションだし、俺はテレビで見たとおり“未解決”に終わるのは知ってたけど、本日3本映画を観た内の3本目にして、かったるい前半と、異常に長い上映時間に苦しめられた。
未解決事件と知らずに観たい人には拷問的な長さだったかも。
中盤からのミステリアスな展開は面白かったんだけど、ロバート・ダウニー・Jrの薬中演技が現実に近いというかそのままというかリアル過ぎたり、後半のジェイク・ギレンホールが全く歳を取らなかったりするのに突っ込むべきなのかなんて違う事を考えながら観ていた気がする。
なんか、面白かったにせよ面白くなかったにせよ感想が出てこないんですけどw
ね、寝てなんていないよw
序盤の2分位しか(汗)
ネタバレ
なんだろう、ネタはふんだんに繰り出して来るけど、それで考えさせる作りではなく、新事実が出ては泡と消えていくのが面白くなかったのかなぁ。
実はあの時…って言われても、そこに物語上の伏線は無くて後に淡々と語られるだけ。
後半、事有るごとに報告に走るロバート(ジェイク・ギレンホール)の姿が面倒くさかった。
って、あぁ、また適当な感想を書いてしまった。
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ハシゴ・・となると、この作品はキツそうですね。
それに、未解決と知らなければ1本でも苦痛かもしれませんね。
私は、そこそこ楽しめたのですけど、「暗号解読」主流ならまだしも、取り憑かれて視野が狭くなっている人間を見るのは楽しくはないですよね、やっぱり。
ことあるごとに走ったりして、とにかく連絡の取り方が下手な人々にイライラしましたが、考えてみたらあの時代、携帯電話もパソコンもなかったんですよね。
今後の捜査に影響はあるのかしら?
興味だけで30年もこの事件を追う一マンガ風刺家の人生がすご過ぎます。
そうなんですよねぇ。
暗号文を解くところなんかも期待してたんですけど、最初の暗号文の解読以降は「これとこれとこの本を基に…」だけだったりで残念でした。
終盤に近づくに従って、時間がポンポン飛ぶ辺りも突然早足になった感じで、でも何も解決しないなんて(⊃д⊂)
>ジョーさん
そうなんですよねぇ。
ケータイもパソコンも、ファックスさえほとんど無かったんですよねぇ。
ケータイでテレビ電話なんて夢のアイテムだったんでしょうねぇ。
昔の人はケータイも無しにどうやって営業の仕事してたんだろうって時々思います(笑)
>ミチさん
>未解決事件ながら
ですよね。
相当慎重に本の発売時期を決めたんでしょうね。
きっと容疑者の親族から許可取ったり警察のゴキゲン伺ったり…。
30年も執着して、引くに引けずに出版したら大当たりしたのでは?(笑)
う~ん・・映画に派手な盛り上がりやカタルシスを欲する人にとっては、この『ゾディアック』の面白さはいまいち理解できないかもしれないませんね・・・。
確かに山場と言う山場もなく単調で地味な映画ですが、決して駄作ではなくデビッド・フィンチャー監督の新境地が見えた作品でした。
役者の演技も良かった。
ゾディアックと縁のある「ダーティー・ハリー」の上映シーンなどディティールが素晴らしい!!!
「セブン」のような内容や謎解きサスペンスを期待している人は拍子抜けするかもしれませんが、この映画はエンターテイメントというよりドキュメンタリーですからね。
まあゾディアックと言えばあのサカキバラセイトも崇拝していたアメリカの犯罪史上を代表する凶悪犯罪者ですが、日本人にはあまり縁がないですしね・・。
この映画は「ゾディアックが誰なのか?」ということより
ゾディアック事件解決に執念を燃やすあまり人生を狂わせてしまった
人々の群像劇がテーマであり、デビッド・フィンチャー監督が描きたかったのはゾディアック事件という猟奇的な犯罪というより、それに巻き込まれた人達の苦悩でしょう。
ゾディアックに執着するあまり一家離散になってしまったロバート。
ゾディアックに命を狙われ、ストレスからドラックや酒に走り精神異常になってしまったエイブリー。
ゾディアック事件に関わってしまったばかりに警察官としての名誉に傷を付けられてしまったデイブ。
(ロバートが何故そこまでゾディアックに執着したのかは実在する本人に聞いてみないとわかりませんが・・・)
事件で殺された人達だけでなく、事件に関わった全ての人達が被害者であるということがよく伝わってきました。
主人公達はそれぞれ事件解決に一歩近づいたと確信したところでいずれも決定打にはいたらず、その高揚と挫折の繰り返しによって疲労感を増幅させ、苛立ちを募らせ、挙句の果てには狂気じみた表情を浮かべるようになるが、結局全て徒労に終わってしまう・・・、その姿がやるせなかったですね。
日本でも証拠不十分のために容疑者を被告にすることができずに結局
未解決のまま放置されてる事件は数え切れないほどあります。
まさにゾディアック事件はその最たる例と言えるでしょう。
どんな凶悪殺人事件も、日々次々と起こるその他大勢の犯罪の中に埋もれ時が経つにつれ忘れられていく。
その理不尽さ、苛立ちを痛感させられる映画でした。
では長文失礼しました。
そうなんですよねぇ。
私も3本はしごの3本目にこの映画を選ばなければ、期待と違う方向への展開も結構楽しく観れたとは思うんですが、頭フル回転で考えながら観る映画だと思い込んでたものですから、3番目に選んでしまって…。
デビッド・フィンチャー監督作なので頭から決めてかかったのが間違いでした。