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キック・アス ジャスティス・フォーエバー

2014-02-28 | 劇場映画れびゅー
待望の続編、『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』を観てきました。
★★★★

グロさと下品さMAXながらも、等身大の兄ちゃんがヒーローが人として成長する姿に喝采が贈られた前作から早四年。
彼のはじめた行動に触発され、世の中をなんとかしたいと自警に立ち上がったコスプレヒーロー達が世間に受け入れられる中、当のキック・アスは達成感のプチ引退感覚で学生生活を謳歌していた。

ヒット・ガールは女子高生に成長しても後継人の目を盗んで父親の遺言通り世直しに勤しむ生活。

レッド・ミストはコスプレで目立った行動こそしないものの、更正するどころか益々恨み辛みがつのって行く日々…。

そんな日常からのスタート。

今回はもう既にヒーローなキック・アス当人と、彼に触発されて立ち上がった“なんちゃってヒーロー達”に焦点が当てられ、キック・アス自身とヒット・ガールについては、より本物のスーパーヒーローらしくなっていけるのか的な位置付け。
本当の自分と世間体との葛藤に主軸が置かれているところがもどかしく、前作程の清々しさが感じられないのはちょっと残念。

キック・アス役のアーロン・ジョンソンが前作以降にブレイクしてしまっていて、もう男前役者で通ってしまってるイメージから今更へなちょこ兄ちゃんやってもとか、この映画では始めから筋肉質なのが見えてるのに特訓で筋肉付けた風に描かれていたりする辺りに違和感。
クロエ・グレース・モレッツも『キャリー』で感じたのと同じ「全然綺麗で幸薄そうじゃないのに」的な違和感。

面白いんだけどね。

意味深なジム・キャリーのキャスティングが贅沢。



キック・アス<スペシャル・プライス版>Blu-ray
アーロン・ジョンソン,クロエ・グレース・モレッツ,クリストファー・ミンツ=プラッセ,ニコラス・ケイジ
東宝

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