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ウィッチマウンテン 地図から消された山

2009-07-04 | 劇場映画れびゅー
「全米ナンバー1ヒット!」を謳う聞いたことも無い映画はよくあるけど、これもそんな映画の一本。
ハズレ覚悟で『ウィッチマウンテン 地図から消された山』を観てきました。
★★

予告編にも有ったトップ画像の場面、本編にはありませんでした(謎)

つまらん話でも金かけてコッテリキラキラドンパチなVFXとアクションで仕上げればそれなりの映画に見えてしまうよね。
と、改めて感じた本作、ディズニー映画だから極力子供に戦わせたくないのかどうかは知りませんが、宇宙人の超能力で数々の難局を全部解決してしまえばタクシーの運ちゃんの手を煩わせる事なかったんじゃないの?

久しぶりに見るザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)は、やけに縮んでてヴィン・ディーゼルと被りまくり。

原題にも邦題にもセンスを感じないくらいにウィッチマウンテン自体での描き方がテキトーだったり、セキュリティー甘々だったりする「なんじゃこのクライマックスは」状態にガッカリ。
かといって子供向けなユルイ映画と納得しようにも、暴力シーンも多くて対象がよくわからん。

つーか、オリジナル版の邦題『星の国から来た仲間』のが凄く温かくてイメージぴったりかも、オリジナル版観てないけど。
『ウィッチマウンテン 地図から消された山』って大袈裟やし、キワモノっぽいし、宇宙人オタク臭いし。

でも、UFOマニアが見ても納得行くようなマニアックな話でもない。
「私の思っていた通りワームホールで恒星間航行を…」なんてスタートレック好きなら誰でも「当然」と思ってるような事をUFO博士に語らせるなんて。

いくらディズニー映画でも“UFO宇宙博覧会”にトレッキーが一人も居ないのは妙過ぎる。

ネタバレ
「エアロックが閉まってないから見てきて」
以降は、『エイリアン2』超え目指すのかと思いきや小じんまり。

飛び立つUFOはまるで『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のフライング・デロリアンで、最後の最後にパロディー映画と化してしまって残念度UP。



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2 コメント

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あはは^^; (KLY)
2009-07-07 00:26:15
矢追純一が見たら怒りそうなタイトルですもんね。(笑)いかんせん1975年のプロットは古すぎですよ。エイリアンの能力も分子の密度ををってのはともかく、念力って…。ユリ・ゲラー全盛時ならそれもありなんだろうけど。(苦笑)
ディズニー作品は一部突出型じゃなくて全体的に整えてくるんで、今回は全体的にいま一つだったなと思いました。
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>KLYさん (そーれ)
2009-07-07 14:53:06
どうもです!
マーベルスーパーヒーローもびっくりな能力持ってる二人なんだから、宇宙船奪われる前にとりかえせよとか、そもそもなんで墜落したけど無傷な宇宙船から降りたんだ?なんて、しょっぱなから突っ込みどころしかなかったのも残念でしたw
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