住職の独り言

~ご縁に触れて~

落語と浄土真宗

2011年12月17日 | Weblog

落語家の立川談志さんが

「赤穂浪士討ち入りで

赤穂藩には家来が300人近くいた。

総数の中から47人しか敵討ちに行かなかった。

残りの253人は逃げちゃったんだ」

落語というのは、この逃げちゃった奴等が主人公なんだ。

理性ではどうすることもできない心と動きを「業」というが、

駄目な奴を認め、業を肯定するのが落語だよ。

と、読売新聞の編集手帳に載っていたけど、

 

阿弥陀様のご本願は

救われがたい

この私が救われる法であります。

談志さんの落語論に通じるものがあるのかなァ…

と、読ませていただいた。

 

コメント
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