落語家の立川談志さんが
「赤穂浪士討ち入りで
赤穂藩には家来が300人近くいた。
総数の中から47人しか敵討ちに行かなかった。
残りの253人は逃げちゃったんだ」
落語というのは、この逃げちゃった奴等が主人公なんだ。
理性ではどうすることもできない心と動きを「業」というが、
駄目な奴を認め、業を肯定するのが落語だよ。
と、読売新聞の編集手帳に載っていたけど、
阿弥陀様のご本願は
救われがたい
この私が救われる法であります。
談志さんの落語論に通じるものがあるのかなァ…
と、読ませていただいた。