どんな素晴らしい教えであっても、
その人に機縁がなかったら受け入れ難い。
「縁なき衆生は度し難し」
(辞書:慈悲深い仏でも仏縁のない人は救えない。転じて、人の忠告を聞き入れない者は救いようがない。) という言葉もある。
阿弥陀さまは、逃げる者を追いかけるように
救おうとはたらき続けていて下さる(摂取不捨)
【摂取】左訓
「摂めとる。ひとたびとりて永く捨てぬなり。
摂はものの逃ぐるを追はへとるなり。
摂はをさめとる、取は迎へとる」
【教行信証】
遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。
真宗の教行証を敬信して、ことこに如来の恩徳の深きことを知んぬ。