住職の独り言

~ご縁に触れて~

☆憑 (たのむ)

2022年03月13日 | 独り言

今日の日曜礼拝は、私の当番です。

その話の一部分紹介。


阿弥陀さまを「たのむ」とは…

普通「頼む」と使ってしまいますが、親鸞聖人言われる「たのむ」は「慿」という字であります。
「頼」は、人をたよりとする時に用いる。
「恃」は、自分の力をあてにする。私にまかせよという意味。
「憑」は、よりかかるという意味。

難しい字ですね。

浄土真宗では、阿弥陀如来にむかって「お願いする」「請い求める」という祈請求の意ではなく、
阿弥陀如来のご本願を「たのみにする」という依憑(えひょう)の意味で使われます。

南無阿弥陀仏


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