聞くことは吸収すること
新しい世界が開かれこと
我(自力)の世界から無我(本願他力)に目覚め
自然の世界へ至ること
浄土真宗では聞くことを最も大切な事であります。
何を聞くか、阿弥陀さまのご本願が何故起こされ、どうなって行くのかを聞かせて頂く。
(教行信証)
「聞」といふは、衆生、仏願の生起本末を聞きて疑心あることなし、これを聞といふなり。信心といふは、すなはち本願力回向の信心なり」
(一念多念文意)
聞其名号といふは、本願の名号をきくとのたまへるなり。きくといふは、本願をききて疑ふこころなきを聞といふなり。またきくといふは、信心をあらはす御のりなり。信心歓喜乃至一念といふは、信心は、如来の御ちかひをききて疑ふこころのなきなり」
