住職の独り言

~ご縁に触れて~

共命鳥

2022年11月12日 | 独り言
「阿弥陀経』に出てくる鳥で「共命鳥」(ぐみょうちょう)がいます。頭が二つあるけど胴体は一つの鳥です。
あるお経には
「ふたつある頭のうちの一方がおいしい果実を食べて満腹になったことに、もう一方が嫉妬し、その腹いせに毒の入った果実を食べさせてしまい。同体が一つ故ついには共に死んでしまうのです。」

ロシアがウクライナに向け空爆し、大地、建物、人々を攻撃する姿は、自分が自分の身体を痛め付けていることを共命鳥が教えてくれる。
私たちは地球上で共に過ごしている共鳥命。





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