住職の独り言

~ご縁に触れて~

渋滞

2009年07月11日 | Weblog
今日はどうした訳か…
普段混んでない道が渋滞している??

ア、そうか!
もうお盆だからなァ…

お盆でもお彼岸でも、
その期間中より前の土・日にお参りをなさる方が多く道も渋滞する。

何しろ東京都営八柱霊園は
約33万坪(東京ドームの約20倍)の面積の所に約65.000柱の墓地があり、
参道には屋台も出てお祭りのようだ。

昔は渋滞で葛飾区(金町)の方から渋滞していた…
だからみんな渋滞を学習しているから、
お盆やお彼岸の前の土・日が込むんだよね。
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何気ないひとことが宝物

2009年07月10日 | Weblog
何気ない一言が宝物!

料理に自信がなく結婚をためらっていた女性に、
今のご主人が
「お湯にみそを入れれば味噌汁になりますよ」
夫のおおらかな一言で結婚する気になった。

初めて海外旅行に行って知り合いになった夫婦に
「とても仲がよろしいのね」と言われた時、
夫が「○○子は僕の太陽です」
それを聞いた瞬間、一生、太陽のように生きていこうと心に誓った。

定年退職の日に、
妻がこれまでの給料明細書と共に「お疲れ様でした」の一言。

心にしみる一言は思いやりなのかなァ…

特に女性は「ありがとう」「好き」「愛している」の三つを言ってもらいたいそうですよ!
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生老病死

2009年07月09日 | Weblog
生老病死のフールドの昔と今。

昔は人が生まれるのは家であったが、
今は病院で生まれ。

病(やまい)も家から病院へ

老も家庭から老人ホーム等へ

死も昔は家で葬儀を出していたが、
今は葬儀会場等のホールで営まれる。

お釈迦さまは「人生は苦である」と示され、
その代表とも言うべき四苦(生老病死)が家庭から奪い去られた。

苦しみ・悲しみ等々を直接見聞したり体験することが本当に少なくなった。

人は楽な方へ楽な方へ進んでいるが、
これで良いのだろうか…?
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千葉組ブロック会議

2009年07月08日 | Weblog
昨日は夕方5時から千葉組ブロック会議が開催された。
場所は柏の健康センター。

私の場合は、チョット早めに行って、
サウナ・お風呂を済ませ、
備え付けの浴着でリラックス状態で5時から会議。

1時間位会議の後、6時からは懇親を深めながら会議。

でも…参加寺院がチョット少ないのと、
皆さん車で来られ飲めないのがチョット難点かなァ…
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競争社会

2009年07月07日 | Weblog
幼稚園生のK君とお母さんの会話から…

運動会で、
お母さん「速く走りなさいよ!」
K君「何で速く走らなくちゃいけないの?…」

何気ない会話だけど考えてみれば
世の中すべてが、速く走ることを求められ、
一生懸命勉強し…何もかもベストを尽くして走り続けることが求められているような気がする。

運動会でも、たまにはユックリ走ったり、寄り道してみたりして…
のんびりした運動会もしてみたいよね!

ちなみにK君は運動が嫌いで、いつもビリなんだってさ…

でも、ゆとりって何だろう?
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月を差す指

2009年07月06日 | Weblog
最愛の人を失って寂しく辛くても生きて行かなくてはならない。
お釈迦さまは「人生は苦である」と言われたが本当だよね。

その別れの事実をどう受け留めていけばいいのだろうか?

残された人は、あの時こうしてあげれば良かった…
何故亡くなったのか…あれがいけなかったか…
色々考えてしまうものであります。

亡くなった事柄ばかりに ”うちひしがれ ”て
嘆き悲しみに暮れていては光りは差さない。

経典に「毒矢のたとえ」が説かれる。
毒矢にいられた。医者はすぐ治療すればいいのに、
一体この毒矢を射た者は誰なのか、身分は、名前は、身長は、
毒の種類は、矢の材質は…と治療もしないで思慮しているのと同じであります。

嘆き悲しみを受け留め、故人を縁として
お念仏に遇わさせて頂くことであります。

まさに「月を差す指」とは、月を差す指ばかりに執(とら)われるのではなく、
その指の差す月を見ることであります。

お経でも経文の字句に執(とら)われるのではなく、
このお経は私に何を伝えようとして下さるかの聞思することでありあます。


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嫌な自分

2009年07月05日 | Weblog
ある中学生の女の子が
『自分の嫌な性格を直したい…』と言う題で投稿していた。

~以下抜粋~
時々、自分が嫌になることがある。他人に対して優越感を感じたり、バカにしたりしている自分に気付くときだ。
なぜそんな感情になるのだろう。いけない、止めようと思ってもそのときになるとまた、そんな嫌に感情が顔を出してくる。自分のレベルの低さや罪悪感で悲しくなり、ときには苦しくさえなる。しかもそんな感情を消し去る自信もない。
 でもだからといってあきらめるわけにはいかない。
ますます不安になり、苦しくなるだけだ。
 なるべく多くの目上の人や尊敬できる人と接し、相手の良いところだけを探すなどの工夫で、この嫌な性格を直したいと思う。

私も全く同感ですねェ…
「後悔、先に立たず」というけど、
後で反省するんだよね。
しかも、反省したから以後思わないかというと、
夏雲のように湧き出てくるんだよね。

浅まし浅まし南無阿弥陀仏
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常識を越える

2009年07月04日 | Weblog
充実した安らぎの日々を送りたいから、
仏教を学び、よりよき人間になろう!
と努力する。

学ぶことによって、よりよく向上して行くものと考えています。
これは世間の常識的な考え方であります。

京都の中央仏教学院でこの度院長に就任された、
白川晴顕師が「この学校ではみんな愚かになって卒業されるんですよ!」
という意味合いの言葉を言われていたが、
世間の常識では考えが及ばない…?
まさに浄土真宗であります。

本物に出会うことにより、自らの愚かさが明白となる。
本物とは阿弥陀如来の智慧でありましょう。

そんな私に救いの道が開けている。

何十万トンいう鉄の塊である船(タンカー)が満載した石油を運ぶ。

喩えれば、
浮かぶことがあり得ない鉄の塊は私であり、
その鉄の塊を船に仕上げて下さるのが阿弥陀様の智慧。
満載した石油は煩悩具足の私の姿であり、

そんな煩悩具足を満載した私を、
本願力は水の上に押し上げ願船となって、
煩悩具足を満載したまま、
さとりの世界へと運んで下さる。
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テルテル坊主に学ぶ

2009年07月03日 | Weblog
毎日、雨模様の日が続いています。
集中豪雨も心配されるが、
木々の緑は雨を受けて光り輝いている。

~子どもの詩~より
『てるてるぼうず』山口遙香(小3)

弟が作った
てるてるぼうず
雨にうたれている
でも
顔はニコニコ
わらっている

【私見】
私はテルテル坊主のような笑顔ををどこへ忘れてきたんだろう。
ニコニコ顔は家出しちゃったのか…?
土砂降りの雨の中でも笑顔を忘れないテルテル坊主!

私達の世界で言ったら、
苦しい時も悲しい時も優しさを忘れず、
笑顔で苦難に耐えていく。
耐えると言うより、
苦難を受け止めていく姿勢を学ぶ。


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髪の毛コンプレックス

2009年07月02日 | Weblog
人それぞれにコンプレックスがあるようだ。

私の場合…背が低い・足が短い…
他にもたくさんあるなァ…

それとは反対に、
髪の毛の少ない人からみれば、染めていない黒々とした髪がある。

でも、人と比べて自分を見るのは良くないよねェ…

髪の毛の少ない人は、
髪の毛が生えるという薬があると聞けばすぐさま購入し、
一生懸命頭皮マッサージしたり努力する。

そんな時、「はけに毛があり 禿(はげ)に毛がなし」
なんて聞くと落ち込んじゃうんだよねェ…

ある人は、
髪の毛が少ない事にコンプレッスクをもち、
カツラを使用していたが、
同僚女性と飲みに行った時、
暑苦しいのでカツラをとったら…
「普段も素敵だけど、カツラをとった貴方も素敵ね!」
と言われた一言で「別にカツラをしなくてもいいんだ!」
とコンプレッスクを感じなくなったという。

コンプレッスクって言うのは、
「火の車、作る大工はなけれども、おのが作りて、おのが乗り行く」
じゃないけど…自分で思い込んで、自分で苦しむんだよね。

あなたは貴方のままで良いんだよ!
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