彼岸法要中日

先週の前半は２０度前後の気温が続き、厚手の衣類を仮じまいしましたが、後半は寒い日が続きガックリ…春が来たと早とちりしました。

寒かったり、暖かかったり、温暖差が激しく体調を崩しがちです。

皆さまご自愛下さい。

さて、今日は「春の彼岸法要」です。
3月21日（春分の日）午後1時半～
　講師 白川憲仁師（世田谷区正法寺）

雪崩

年老いて
雪崩(なだれ)でしょうか
肌のはり

因縁他力の世界です。自力ではどうにもなりません。

彼岸入り

昨日から彼岸週間(3/18～3/24)です。

天真寺では下記により彼岸法要を勤めます。

★合葬墓「やすらぎ堂」前にて墓前法要
　　3月21日（祝）10時半より

　　お勤め・ミニ法話

★天真寺本堂

　3月21日(祝）午後1時半～｢天真寺本堂」

　「春の彼岸法要」
　講師 白川憲仁師（世田谷区正法寺）

地震

皆さん昨日の地震大丈夫でしたか？

松戸でも結構長い時間揺れてました。（震度４）

仙台市青葉区は震度５強。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

天真寺の被害はありませんでしたが、仙台の恩慶寺は花瓶や香炉の落下、お墓に被害等々ありましたが甚大なる被害はなかったそうです。

しかし、首相は地震後３０分後にはスーツ姿で記者会見していた。

地震が起きたら飛びを起きてすぐ着替えするんだろうね。

大変だ！ご苦労様です。

停電、断水、新幹線脱線、地表ひび割れ…、

来週、岩手県へ行く予定なんだけど、新幹線は復旧するのか心配しています。

しかし、ニュースは引っ切りなしに流れてきますね。

コロナウイルス・ウクライナ・地震…

次は何が起こるやら、諸行無常の世の中に仮住まいの私。

（地震直後不安そうな仙台の孫）

一休さんと蓮如上人

臨済宗大徳寺の禅僧「一休さん」（一休禅師）は
蓮如上人よりも19歳上であったようだが、同じ室町時代に生きた僧侶で
この二人の交流はかなり深かったと伝えられています。
ある時、一休禅師が蓮如上人に歌を送った。

阿弥陀には　

まことの慈悲はなかりけり
たのむ衆生を　

のみぞたすくる

（意訳）
阿弥陀如来は、どんな衆生でも救う言うが、「阿弥陀如来をたのむ衆生しか救えない」のではないか。
これじゃ本当の慈悲とは言えないのでは…？

これに対し、蓮如上人はこのように返歌。

阿弥陀には　

隔つる心はなけれども
蓋ある水に　

月は宿らじ

（意訳）
阿弥陀如来は、どんな衆生も別け隔てなくお救い下さいます。

でも、その教えを拒否したり、聞きたがらない人たちまで救えません。

月は全ての水に月影を映すが、蓋がしてあったなら映すことがことが出来ません。蓋を取れば満月は水に宿る。

月影の　
いたらぬ里はなけれども
ながむる人の　
心にぞすむ
（法然聖人）

清水

雪どけの湧き水は

きれいな きれいな水でした

流れ下りて大きな河となれど

水は濁れり

もしかして これは私の姿か

南無阿弥陀仏

聞く

聞くことは吸収すること

新しい世界が開かれこと

我（自力）の世界から無我（本願他力）に目覚め

自然の世界へ至ること

浄土真宗では聞くことを最も大切な事であります。

何を聞くか、阿弥陀さまのご本願が何故起こされ、どうなって行くのかを聞かせて頂く。

(教行信証）

「聞」といふは、衆生、仏願の生起本末を聞きて疑心あることなし、これを聞といふなり。信心といふは、すなはち本願力回向の信心なり」

(一念多念文意）

聞其名号といふは、本願の名号をきくとのたまへるなり。きくといふは、本願をききて疑ふこころなきを聞といふなり。またきくといふは、信心をあらはす御のりなり。信心歓喜乃至一念といふは、信心は、如来の御ちかひをききて疑ふこころのなきなり」

☆枕を高くして

私は、法話をするより身体を動かしていた方がいいタイプなんです。

昨日の日曜礼拝は私の当番でしたが、終わってホットしています。（笑）

しばらく枕を高くして寝れそう…

でも、一応、僧侶だから法話はしなくちゃね。（辛い…笑↴）

頑張りましょう。Fight

☆憑 (たのむ)

今日の日曜礼拝は、私の当番です。

その話の一部分紹介。

阿弥陀さまを「たのむ」とは…

普通「頼む」と使ってしまいますが、親鸞聖人言われる「たのむ」は「慿」という字であります。

「頼」は、人をたよりとする時に用いる。

「恃」は、自分の力をあてにする。私にまかせよという意味。

「憑」は、よりかかるという意味。

難しい字ですね。

浄土真宗では、阿弥陀如来にむかって「お願いする」｢請い求める」という祈請求の意ではなく、

阿弥陀如来のご本願を「たのみにする」という依憑（えひょう）の意味で使われます。

南無阿弥陀仏

仏眼

「仏眼は具足して法性を覚了す」

(仏説無量寿経)

仏さまの眼差しは、すべてのものの本性をさとり尽くしいる。

誰にも言えない私の本音も本性も全て漏れてるぜ…

南無阿弥陀仏