はいどうも~、そうだいです。始まりましたね、7月が! でも、2日目の今日、私の町はなんだか涼しいです。ほっとひと息って感じでありがたいですねぇ。
ぜんぜんくわしいことは知らないんですけど、ケータイのニュースをながめてたら、なんか山形のだんご屋で食中毒が発生したとか? 80名くらいの人が倒れて亡くなる方も出てしまう大事件になったようです。
だんご屋ですか……そんなに悪くなるものもなさそうなのにねぇ。そういえば、この前に会った友だちも、レバ刺しが食べられないってなげいてたな。
今年の夏はなにかと気をつけないとね。特に私、実は食中毒にあたった経験がないので、ついつい調子に乗って自分の胃腸に根拠のない自信を持っているところがあるから。
「これは大丈夫だろ~。」とか言ってヤバイのをぱくっといってころっといく、なんていうことにならないようにしなければ。もう若くもないんだしネ!
よっしゃ、したらさっそく、今月も勇気をもって雄々しく邁進してまいりましょうか、「ざっくりすぎるアイドルグループ史」の続きを!!
終わりは見えてきたぞ~。なんてったってもう21世紀なんですから。ゴールまであと10年だいっ。
1970年代の草創期から連綿と日本の芸能史をささえ続け、その時代その時代の若者たちの夢をはぐくみ続けてきた「アイドル」。その中でも、ソロでは容易につくりえない、観る人々に現実を忘れさせるようなめくるめくあま~い空想パノラマを展開させることに特に有効だった集団戦法の「アイドルグループ」。
キャンディーズ、ピンク・レディー、おニャン子クラブ……それぞれの時代の需要にあわせたそれぞれのアイドルグループが歴史に残る活躍をみせ、アイドルというものの意義や世間の見方の変化によってグループのレベルや業界全体のスケールもさまざまな浮き沈みをみせることとなりました。
そして、「アイドルっぽい=ダサい、かっこわるい」というイメージが定着しつつあった1990年代末期にブレイクし、アイドルの復活を高らかに宣言したモーニング娘。の単独首位によって、アイドルグループ史の20世紀は幕を閉じることとなりました。
んで。当然のように次なる21世紀の始まりはそのまんまモーニング娘。の天下の状態でスタートするわけなんですな。
前回までもつらつらとつづってきたように、一般的な知名度、わかりやすいところでいうと「楽曲CDのオリコンチャート順位」という点では、はっきり言ってモーニング娘。をおびやかすことのできる女性アイドルグループはまったくいない、という状況が続いていました。
ちなみに、当時の音楽業界ではディーヴァブームいらい絶大な人気を得るようになっていた宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、椎名林檎といった面々が、アイドルではないもののアイドル的な注目を集めており、いっぽう、歌手でない女優というジャンルでは深田恭子や上戸彩といったピッチピチな方々が脚光を浴びていたのです。
そんなわけで、2001年以降もモーニング娘。のひとり勝ち状態は依然として続いていたのですが、翌2002年の夏に事態は意外な急展開を見せることとなりました。
そのへんもからめまして、今回は2001~02年のモーニング娘。まわりの出来事をあつかってみることにいたしましょう。
じゃあまず、年表にしてみましょっか。
モーニング娘。円熟の2001~02年
2001年
1月
・モーニング娘。初のベストアルバム『ベスト!モーニング娘。1』がリリースされ、自身最高の売り上げ枚数226万枚(オリコン調べ)を記録する
※女性アイドルグループ史上最高の売り上げ枚数を記録した楽曲アルバムは、SPEEDのベストアルバム『MOMENT』(1998年12月)の231万枚(オリコン調べ)
・昨年に結成されたモーニング娘。第3のグループ内ユニット・ミニモニ。のデビューシングル『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』がリリースされオリコン1位を獲得する
・安倍なつみ(20歳)が日本テレビのドラマ『向井荒太の動物日記 愛犬ロシナンテの災難』に出演する
※以降、2001年は飯田佳織・加護亜依・後藤真希がテレビドラマに出演している
・モーニング娘。の『うたばん』や『めちゃ×2イケてるッ!』への出演回数が激増し全国的知名度があがる
3月
・後藤真希(16歳)が『愛のバカやろう』でソロデビューしオリコン1位を獲得する
※ハロー!プロジェクト陣営では唯一、ソロ名義でオリコン1位を獲得したシングル
※モーニング娘。のメンバーのソロデビューは1998年8月の中澤裕子の演歌『カラスの女房』が初
※ごっちんはモーニング娘。在籍中に4枚のシングルをリリースしている(アルバムリリースは卒業後)
・モーニング娘。の初代リーダー中澤裕子(27歳)が翌4月での卒業を宣言する
4月
・モーニング娘。初のゴールデンタイム看板番組『モー。たいへんでした』(日本テレビ毎週木曜夜7時から)が放送開始される(翌2002年3月に終了)
※多忙のためメンバーがあまり番組に出演できず人気低迷
・石川梨華(16歳)がカントリー娘。(当時はメンバー2名)のメジャーデビューシングル『初めてのハッピーバースディ!』に参加しオリコン4位のヒット
※その後、石川は2003年までカントリー娘。の活動に参加する
・15日のライヴをもって中澤裕子がモーニング娘。を卒業し、飯田佳織(20歳)が2代目リーダー、保田圭(21歳)が初代サブリーダーとなる
・前年6月の「モーニング娘。&平家みちよ妹分オーディション」で優勝した松浦亜弥(15歳)が『ドッキドキ!LOVEメール』で歌手デビューしブレイクする
※松浦はすでに前年10月のテレビドラマ出演で芸能界デビューはしていた
6月
・モーニング娘。の第5期メンバーを募集する「LOVEオーディション2001」の告知が開始される
7月
・モーニング娘。21世紀初の12thシングル『ザ☆ピ~ス!』がリリースされオリコン1位を獲得
※第5期メンバー加入前の9名編成としては唯一のシングル
・夏恒例のハロー!プロジェクトシャッフルユニット企画が発表され、「三人祭」「7人祭」「10人祭」それぞれのシングルがリリースされる
※参加したのはモーニング娘。、カントリー娘。、ココナッツ娘。、メロン記念日、平家みちよ、松浦亜弥ら
※オリコン順位では三人祭(石川・加護・松浦)の『チュッ!夏(サマー)パ~ティ』が5位でトップとなる(7人祭が6位、10人祭が7位)
8月
・モーニング娘。が日本テレビ恒例の『24時間テレビ』の総合司会に抜擢される(翌2002年も続投)
・テレビ東京の特別番組で「LOVEオーディション2001」最終審査のもようが放送され、第5期追加メンバー4名が決定する
高橋愛(15歳)、紺野あさ美(14歳)、小川麻琴(14歳)、新垣里沙(13歳)
※オーディション総参加者数は前回とほぼタイの約2万6000名で、里田まいやのちの美勇伝の2人、木下優樹菜もいた
※のちに第6期メンバーとなる田中れいなもいたが、規定年齢に満たない小学生だったことが発覚し涙をのんでいる
※第5期メンバー4名の加入により、この時期にモーニング娘。メンバーの平均年齢は、2011年6月までの時点で史上最年少の「15歳」となる
10月
・史上最多のメンバー13名体制となって初の13thシングル『Mr.Moonlight 愛のビッグバンド』がリリースされオリコン1位を獲得
・モーニング娘。の「第1次ソロ写真集シリーズ」(ワニマガジン社)が開始され、翌年までメンバー全員の写真集が連続刊行される
※モーニング娘。のメンバーで初めて写真集をリリースしたのは1999年12月刊『ナッチ』の安倍なつみ
・前年の「モーニング娘。第3回追加オーディション」で最終選考に残りハロプロ研修生となっていた藤本美貴(16歳)が、テレビドラマ出演で芸能界デビューする
2002年
2月
・モーニング娘。の14thシングル『そうだ!We're ALIVE』がリリースされオリコン1位を獲得する
3月
・藤本美貴(17歳)が『会えない長い日曜日』で歌手デビューする
・ハロプロ初の小学生ダンスグループ「ハロー!プロジェクト・キッズ」のオーディション告知が開始される
※おもな活動内容はハロプロアーティストのバックダンサーや自分たちのレッスン
・モーニング娘。生誕のいしずえとなったテレビ東京のオーディションバラエティ番組『ASAYAN』が放送終了となる
※モーニング娘。はすでに2000年ごろから活動の重心を『ハロー!モーニング。』などの自身の看板番組にうつしていた
4月
・日本テレビでモーニング娘。による子ども向け番組『ティンティンTOWN!』(毎週金曜夕方4時から)が放送開始される(2004年3月まで)
6月
・約2万8000名の応募者の中から合格した15名の小学生により「ハロー!プロジェクト・キッズ(以下ハロプロキッズ)」が結成される
※このハロプロキッズから、のちの「Berryz工房」と「℃-ute(キュート)」が生まれる
7月
・13名体制での最後のシングルとなる15th『Do it!Now』がリリースされ、オリコン最高3位を記録する
※ひさびさにオリコン首位をのがす
・夏恒例のハロー!プロジェクトシャッフルユニット企画が発表され、「ハッピー7」「セクシー8」「おどる11」それぞれのシングルがリリースされる
※参加アーティストはモーニング娘。、カントリー娘。、ココナッツ娘。、メロン記念日、平家みちよ、松浦亜弥、藤本美貴ら
※オリコン順位ではセクシー8(矢口・後藤・石川・吉澤・平家ら)の『幸せですか?』が2位でトップとなる(ハッピー7が3位、おどる11が4位)
・31日に、アップフロントエージェンシーからハロー!プロジェクト内の大幅なメンバー改編(俗に言う第1次ハローマゲドン)が発表される
1、後藤真希と保田圭のモーニング娘。からの卒業
2、モーニング娘。のグループ内ユニット「タンポポ」「プッチモニ」「ミニモニ。」のメンバー改編
3、矢口真里をリーダーとしたハロプロキッズによるユニットの結成(翌年のZYXのこと)
4、平家みちよのハロプロからの卒業
など
※ごっちんの卒業は約2ヶ月後だったが、保田さんの卒業は翌2003年の5月という異例の「卒業宣言期間の長さ」(10ヶ月)となった
※ミニモニ。の具体的なメンバー改編は翌年のこととなる
8月
・後藤と保田が在籍していた時代のプッチモニのベストアルバム『ぜんぶ!プッチモニ』がリリースされオリコン1位を獲得する
※前月の「ハローマゲドン」により、吉澤・小川・アヤカ(ココナッツ娘。)による第3期プッチモニは発足していたが、この第3期の新曲はリリースされていない
9月
・横浜アリーナでのライヴと17歳の誕生日をもって、後藤真希がモーニング娘。から卒業する
・石川、紺野、新垣、柴田あゆみ(メロン記念日)による第3期タンポポ唯一のシングル『BE HAPPY 恋のやじろべえ』がリリースされる(オリコン最高5位)
10月
・ごっちん卒業後の12名体制での16thシングル『ここにいるぜぇ!』がリリースされ、オリコン1位を獲得
・モーニング娘。の第6期メンバーを募集する「LOVEオーディション2002」の告知が開始される(翌年1月に新メンバー決定)
11月
・ハロプロのソロ歌手である後藤・松浦・藤本による年内いっぱいの期間限定ユニット「ごまっとう」が結成され、シングル『SHALL WE LOVE?』がオリコン1位を獲得
※後藤真希のモーニング娘。卒業後初の歌手活動となる
※松浦と藤本は、このシングルではじめてオリコン1位を獲得した(ソロ名義ではどちらも首位になったことはない)
・平家みちよ(23歳)がハロー!プロジェクトから卒業する(歌手活動は継続)
12月
・ハロー!プロジェクト陣営が総出演した映画『仔犬ダンの物語』(監督・澤井信一郎)が全国上映される
※主演はハロプロキッズの嗣永桃子(10歳 のちのBerryz工房メンバー)で、子役が中心となった教育映画的な内容の作品だった
※同時上映は『ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険!』
ギャ~!!
2年ぶんをまとめようとしたらとんでもない情報量になっちゃった。
でも、モーニング娘。の歴史をかんがみますと、2001年と2002年の彼女たちをブツ切りにして別々に考えるわけにはいかんのですなぁ。
ということで、今回はもう充分すぎるほどの分量に達してしまいましたので、まずは年表を提示するだけにとどめておきまして、具体的なもろもろは次回に考えてみることにいたしましょう。
いろいろありますが、ポイントは「モーニング娘。単体からハロー!プロジェクト全体への拡大・拡散」といったあたりでしょうか。
そんなんで、ひとつ!
あ~……やっぱ今月も大変だわ。
ぜんぜんくわしいことは知らないんですけど、ケータイのニュースをながめてたら、なんか山形のだんご屋で食中毒が発生したとか? 80名くらいの人が倒れて亡くなる方も出てしまう大事件になったようです。
だんご屋ですか……そんなに悪くなるものもなさそうなのにねぇ。そういえば、この前に会った友だちも、レバ刺しが食べられないってなげいてたな。
今年の夏はなにかと気をつけないとね。特に私、実は食中毒にあたった経験がないので、ついつい調子に乗って自分の胃腸に根拠のない自信を持っているところがあるから。
「これは大丈夫だろ~。」とか言ってヤバイのをぱくっといってころっといく、なんていうことにならないようにしなければ。もう若くもないんだしネ!
よっしゃ、したらさっそく、今月も勇気をもって雄々しく邁進してまいりましょうか、「ざっくりすぎるアイドルグループ史」の続きを!!
終わりは見えてきたぞ~。なんてったってもう21世紀なんですから。ゴールまであと10年だいっ。
1970年代の草創期から連綿と日本の芸能史をささえ続け、その時代その時代の若者たちの夢をはぐくみ続けてきた「アイドル」。その中でも、ソロでは容易につくりえない、観る人々に現実を忘れさせるようなめくるめくあま~い空想パノラマを展開させることに特に有効だった集団戦法の「アイドルグループ」。
キャンディーズ、ピンク・レディー、おニャン子クラブ……それぞれの時代の需要にあわせたそれぞれのアイドルグループが歴史に残る活躍をみせ、アイドルというものの意義や世間の見方の変化によってグループのレベルや業界全体のスケールもさまざまな浮き沈みをみせることとなりました。
そして、「アイドルっぽい=ダサい、かっこわるい」というイメージが定着しつつあった1990年代末期にブレイクし、アイドルの復活を高らかに宣言したモーニング娘。の単独首位によって、アイドルグループ史の20世紀は幕を閉じることとなりました。
んで。当然のように次なる21世紀の始まりはそのまんまモーニング娘。の天下の状態でスタートするわけなんですな。
前回までもつらつらとつづってきたように、一般的な知名度、わかりやすいところでいうと「楽曲CDのオリコンチャート順位」という点では、はっきり言ってモーニング娘。をおびやかすことのできる女性アイドルグループはまったくいない、という状況が続いていました。
ちなみに、当時の音楽業界ではディーヴァブームいらい絶大な人気を得るようになっていた宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、椎名林檎といった面々が、アイドルではないもののアイドル的な注目を集めており、いっぽう、歌手でない女優というジャンルでは深田恭子や上戸彩といったピッチピチな方々が脚光を浴びていたのです。
そんなわけで、2001年以降もモーニング娘。のひとり勝ち状態は依然として続いていたのですが、翌2002年の夏に事態は意外な急展開を見せることとなりました。
そのへんもからめまして、今回は2001~02年のモーニング娘。まわりの出来事をあつかってみることにいたしましょう。
じゃあまず、年表にしてみましょっか。
モーニング娘。円熟の2001~02年
2001年
1月
・モーニング娘。初のベストアルバム『ベスト!モーニング娘。1』がリリースされ、自身最高の売り上げ枚数226万枚(オリコン調べ)を記録する
※女性アイドルグループ史上最高の売り上げ枚数を記録した楽曲アルバムは、SPEEDのベストアルバム『MOMENT』(1998年12月)の231万枚(オリコン調べ)
・昨年に結成されたモーニング娘。第3のグループ内ユニット・ミニモニ。のデビューシングル『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』がリリースされオリコン1位を獲得する
・安倍なつみ(20歳)が日本テレビのドラマ『向井荒太の動物日記 愛犬ロシナンテの災難』に出演する
※以降、2001年は飯田佳織・加護亜依・後藤真希がテレビドラマに出演している
・モーニング娘。の『うたばん』や『めちゃ×2イケてるッ!』への出演回数が激増し全国的知名度があがる
3月
・後藤真希(16歳)が『愛のバカやろう』でソロデビューしオリコン1位を獲得する
※ハロー!プロジェクト陣営では唯一、ソロ名義でオリコン1位を獲得したシングル
※モーニング娘。のメンバーのソロデビューは1998年8月の中澤裕子の演歌『カラスの女房』が初
※ごっちんはモーニング娘。在籍中に4枚のシングルをリリースしている(アルバムリリースは卒業後)
・モーニング娘。の初代リーダー中澤裕子(27歳)が翌4月での卒業を宣言する
4月
・モーニング娘。初のゴールデンタイム看板番組『モー。たいへんでした』(日本テレビ毎週木曜夜7時から)が放送開始される(翌2002年3月に終了)
※多忙のためメンバーがあまり番組に出演できず人気低迷
・石川梨華(16歳)がカントリー娘。(当時はメンバー2名)のメジャーデビューシングル『初めてのハッピーバースディ!』に参加しオリコン4位のヒット
※その後、石川は2003年までカントリー娘。の活動に参加する
・15日のライヴをもって中澤裕子がモーニング娘。を卒業し、飯田佳織(20歳)が2代目リーダー、保田圭(21歳)が初代サブリーダーとなる
・前年6月の「モーニング娘。&平家みちよ妹分オーディション」で優勝した松浦亜弥(15歳)が『ドッキドキ!LOVEメール』で歌手デビューしブレイクする
※松浦はすでに前年10月のテレビドラマ出演で芸能界デビューはしていた
6月
・モーニング娘。の第5期メンバーを募集する「LOVEオーディション2001」の告知が開始される
7月
・モーニング娘。21世紀初の12thシングル『ザ☆ピ~ス!』がリリースされオリコン1位を獲得
※第5期メンバー加入前の9名編成としては唯一のシングル
・夏恒例のハロー!プロジェクトシャッフルユニット企画が発表され、「三人祭」「7人祭」「10人祭」それぞれのシングルがリリースされる
※参加したのはモーニング娘。、カントリー娘。、ココナッツ娘。、メロン記念日、平家みちよ、松浦亜弥ら
※オリコン順位では三人祭(石川・加護・松浦)の『チュッ!夏(サマー)パ~ティ』が5位でトップとなる(7人祭が6位、10人祭が7位)
8月
・モーニング娘。が日本テレビ恒例の『24時間テレビ』の総合司会に抜擢される(翌2002年も続投)
・テレビ東京の特別番組で「LOVEオーディション2001」最終審査のもようが放送され、第5期追加メンバー4名が決定する
高橋愛(15歳)、紺野あさ美(14歳)、小川麻琴(14歳)、新垣里沙(13歳)
※オーディション総参加者数は前回とほぼタイの約2万6000名で、里田まいやのちの美勇伝の2人、木下優樹菜もいた
※のちに第6期メンバーとなる田中れいなもいたが、規定年齢に満たない小学生だったことが発覚し涙をのんでいる
※第5期メンバー4名の加入により、この時期にモーニング娘。メンバーの平均年齢は、2011年6月までの時点で史上最年少の「15歳」となる
10月
・史上最多のメンバー13名体制となって初の13thシングル『Mr.Moonlight 愛のビッグバンド』がリリースされオリコン1位を獲得
・モーニング娘。の「第1次ソロ写真集シリーズ」(ワニマガジン社)が開始され、翌年までメンバー全員の写真集が連続刊行される
※モーニング娘。のメンバーで初めて写真集をリリースしたのは1999年12月刊『ナッチ』の安倍なつみ
・前年の「モーニング娘。第3回追加オーディション」で最終選考に残りハロプロ研修生となっていた藤本美貴(16歳)が、テレビドラマ出演で芸能界デビューする
2002年
2月
・モーニング娘。の14thシングル『そうだ!We're ALIVE』がリリースされオリコン1位を獲得する
3月
・藤本美貴(17歳)が『会えない長い日曜日』で歌手デビューする
・ハロプロ初の小学生ダンスグループ「ハロー!プロジェクト・キッズ」のオーディション告知が開始される
※おもな活動内容はハロプロアーティストのバックダンサーや自分たちのレッスン
・モーニング娘。生誕のいしずえとなったテレビ東京のオーディションバラエティ番組『ASAYAN』が放送終了となる
※モーニング娘。はすでに2000年ごろから活動の重心を『ハロー!モーニング。』などの自身の看板番組にうつしていた
4月
・日本テレビでモーニング娘。による子ども向け番組『ティンティンTOWN!』(毎週金曜夕方4時から)が放送開始される(2004年3月まで)
6月
・約2万8000名の応募者の中から合格した15名の小学生により「ハロー!プロジェクト・キッズ(以下ハロプロキッズ)」が結成される
※このハロプロキッズから、のちの「Berryz工房」と「℃-ute(キュート)」が生まれる
7月
・13名体制での最後のシングルとなる15th『Do it!Now』がリリースされ、オリコン最高3位を記録する
※ひさびさにオリコン首位をのがす
・夏恒例のハロー!プロジェクトシャッフルユニット企画が発表され、「ハッピー7」「セクシー8」「おどる11」それぞれのシングルがリリースされる
※参加アーティストはモーニング娘。、カントリー娘。、ココナッツ娘。、メロン記念日、平家みちよ、松浦亜弥、藤本美貴ら
※オリコン順位ではセクシー8(矢口・後藤・石川・吉澤・平家ら)の『幸せですか?』が2位でトップとなる(ハッピー7が3位、おどる11が4位)
・31日に、アップフロントエージェンシーからハロー!プロジェクト内の大幅なメンバー改編(俗に言う第1次ハローマゲドン)が発表される
1、後藤真希と保田圭のモーニング娘。からの卒業
2、モーニング娘。のグループ内ユニット「タンポポ」「プッチモニ」「ミニモニ。」のメンバー改編
3、矢口真里をリーダーとしたハロプロキッズによるユニットの結成(翌年のZYXのこと)
4、平家みちよのハロプロからの卒業
など
※ごっちんの卒業は約2ヶ月後だったが、保田さんの卒業は翌2003年の5月という異例の「卒業宣言期間の長さ」(10ヶ月)となった
※ミニモニ。の具体的なメンバー改編は翌年のこととなる
8月
・後藤と保田が在籍していた時代のプッチモニのベストアルバム『ぜんぶ!プッチモニ』がリリースされオリコン1位を獲得する
※前月の「ハローマゲドン」により、吉澤・小川・アヤカ(ココナッツ娘。)による第3期プッチモニは発足していたが、この第3期の新曲はリリースされていない
9月
・横浜アリーナでのライヴと17歳の誕生日をもって、後藤真希がモーニング娘。から卒業する
・石川、紺野、新垣、柴田あゆみ(メロン記念日)による第3期タンポポ唯一のシングル『BE HAPPY 恋のやじろべえ』がリリースされる(オリコン最高5位)
10月
・ごっちん卒業後の12名体制での16thシングル『ここにいるぜぇ!』がリリースされ、オリコン1位を獲得
・モーニング娘。の第6期メンバーを募集する「LOVEオーディション2002」の告知が開始される(翌年1月に新メンバー決定)
11月
・ハロプロのソロ歌手である後藤・松浦・藤本による年内いっぱいの期間限定ユニット「ごまっとう」が結成され、シングル『SHALL WE LOVE?』がオリコン1位を獲得
※後藤真希のモーニング娘。卒業後初の歌手活動となる
※松浦と藤本は、このシングルではじめてオリコン1位を獲得した(ソロ名義ではどちらも首位になったことはない)
・平家みちよ(23歳)がハロー!プロジェクトから卒業する(歌手活動は継続)
12月
・ハロー!プロジェクト陣営が総出演した映画『仔犬ダンの物語』(監督・澤井信一郎)が全国上映される
※主演はハロプロキッズの嗣永桃子(10歳 のちのBerryz工房メンバー)で、子役が中心となった教育映画的な内容の作品だった
※同時上映は『ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険!』
ギャ~!!
2年ぶんをまとめようとしたらとんでもない情報量になっちゃった。
でも、モーニング娘。の歴史をかんがみますと、2001年と2002年の彼女たちをブツ切りにして別々に考えるわけにはいかんのですなぁ。
ということで、今回はもう充分すぎるほどの分量に達してしまいましたので、まずは年表を提示するだけにとどめておきまして、具体的なもろもろは次回に考えてみることにいたしましょう。
いろいろありますが、ポイントは「モーニング娘。単体からハロー!プロジェクト全体への拡大・拡散」といったあたりでしょうか。
そんなんで、ひとつ!
あ~……やっぱ今月も大変だわ。