長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

東京さん~ぽ~

2010年11月05日 23時05分27秒 | 日記
 ど~も、こんばんは、そうだいです。
 いや~、今日はくたびれちゃったよ。お昼から、お芝居を2本観るために東京に行ってまいりまして、たった今帰ってきたばかりなんです。
 季節も本格的に秋になってきたということで、今シーズンはじめてブーツをはいて歩き回っちゃったもんでもう、筋肉痛でスネが……
 つうことで、だいぶ疲れてしまったんで、今回は出来事だけを日記調にまとめるようなスタイルにさせていただきます~。


お昼0時
 家を出発し、JR総武線に乗る。

0時半
 JR西船橋駅から地下鉄東西線に乗り換える。駅なかの蕎麦屋であおさソバを食べる。自分でもなぜ「あおさソバ」にしたのか見当がつかない。
 電車の中で、かわいいマスコットの描かれた「この秋 表参道は 食道です」という文句の中吊り広告を見かける。なんでも「エチカ表参道」という駅地下フードコートがオープンするらしい。
 しかし、「食道」と読んでしまうと、ついつい「おいしいレストランのある通り」でなく内臓の「食道」を連想してしまう。
 表参道がデヴィッド=クローネンバーグ監督の映画に出てくるようなベトベトした粘液とヒダだらけの気持ち悪いあったかさのある通りになっているようすを想像してしまい、ちょっと行きたくなる。

1時
 地下鉄大手町駅で、東西線から丸ノ内線に乗り換える。あいかわらずここの連絡通路は長い。
 丸ノ内線で電車を待っている時に、ホーム向かいの壁に大きく貼ってある映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 パート1』の広告を見る。あと2週間後くらいの公開らしい。
 広告の写真は、映画の主役であるのび太、スネ夫、しずかちゃんと、ラスボスの魔王ヴォルデモートの顔が横にならんでいる構図。全員、暗い中で横から照明をあてられた正面向きの顔というよくある感じ。
 4人の中でいちばん男前なのがしずかちゃん役のエマ=ワトスンであるのはどうかと首をかしげる。魔王たるヴォルデモートが他のガキンチョ3人と一緒にならんでいるのも、魔王としてどうかと思う。

1時半
 地下鉄四ツ谷駅で下車し、目的地である信濃町の文学座アトリエまで歩く。てっとりばやくJR線を使って信濃町まで行かないのは、電車賃がもったいないこともあるが、歩いて晴天の東京を味わいたいからだ。
 信濃町を歩くのはそうとう久しぶりなのだが、まぁ……おもしろい町だ。

2時~4時
 文学座アトリエ公演『ダーウィンの城』(作・鐘下辰男 演出・高橋正徳)を観る。
 なかなかヘヴィな作品だった。でも、おもしろい。
 客席人数はおよそ200人か。舞台をはさんで客席が向かい合っているため、芝居の展開に顔をそむけたり痛そうな表情を浮かべる向こうのお客さんがよく見える。
 その上、見たところご高齢なお客さんもたくさんおられたので、こういう内容のお芝居を観るのはどんな気分なんだろうかと、ふと考えてしまう。
 サスペンスとしても完成された作品だった。どうやら設定が未来のものではなく、リアルタイムの日本であるらしいことがわかり、きっついなぁ、と思う。

4時半
 観劇後、文学座アトリエからまた地下鉄四ツ谷駅まで歩いて、南北線に乗る。
 座席に座られずに立っていると、近視らしいのか、うつくしい女性がたいして混んでもいないのにちょっとどぎまぎするくらいの近さで向かい合わせに寄ってきたので、せすじがのびる。

5時
 地下鉄駒込駅で下車するが、観るつもりだった2本目の芝居が夜7時半の開演だったため、駅ちかくの食堂で早めの夕飯を食べてから近所を散歩してみる。
 ちょっと北に歩いて「六義園(りくぎえん)」という有名な江戸期の大名庭園に入ろうとするが、5時ちょうどに閉園していた。次にはちゃんと時間をとって行きたい。
 近くにあったひとけのない公園でブランコに乗る。そうとう久しぶりにゆられたため、少々酔う。
 公園を出ると、『アンパンマン』でおなじみ大手児童書出版社「フレーベル館」の本社があった。
 地下がグッズ販売店になっていたため、迷わず入り絵本『アンパンマンとドキンちゃんのゆめ』を購入する。ほとんどジャケット買いなのだが、内容を読んでみて「絵本でもこういうオチするんだ。」とちょっと驚く。ベタすぎるがおもしろい。

6時~7時半
 いよいよやることがなくなり、コンビニで時間を過ごす。今週号の『FRIDAY』と赤飯おにぎりを買う。自分でもなぜこれらを買ったのか見当がつかない。
 芝居の会場であるギャラリーLa Grotteの近くにあった無人の公園でベンチに座り時間を過ごす。
 しばらくしてベンチのとなりに座った見知らぬ男性に少々おびえるが、同じ芝居を観に来た人だった。会場でもとなり同士。
 公園を出ようとした直前に地震が発生し、いい年した大人2人そろってびっくりする。

7時半~9時半 
 ギャラリーLa Grotteの地下スペースで上演された劇団Ort-d.d(オルト・ディーディー)の女優3人による1人芝居3本立てオムニバス公演『3匹が着る』を観る。
 オムニバスはそれぞれ坂口安吾、トーマス=ブラッシュ、寺山修司の作品をもとにしていた。
 コンクリート壁の閉鎖された地下空間ということもあって、闇と女優の声をうまく使ったおもしろい公演だった。私としてはブラッシュの作品がもっとも良かった。その時に女優の小田さやかさんが着ていたTシャツのロゴが「J POP」だったのがちょっとおもしろい。なにごともつかみが肝要だ。
 1人芝居のオムニバスというポイントについて考えさせられるものがあった。

10時~11時半
 地下鉄南北線、東西線、JR線を乗り継いで帰宅。足が見事に筋肉痛となる。


 以上、こんな今日の東京散歩でした~。あ~楽しかった。

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