長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

これから読もうと思ってんだけどさぁ10  ~前勉強をつらつら~

2014年03月20日 23時14分23秒 | すきな小説
『矛盾都市 TOKYO 』

 『矛盾都市 TOKYO 』(ゼノンシティとうきょう)は、小説家・川上稔の「都市シリーズ」の第7作。川上と、イラストレイターのさとやすによる共著である。
 異世界の日本の首都・東京を舞台に描くイラストノベルで、文章を川上稔が、イラストをさとやすが担当している。
 メディアワークスの隔月刊ライトノベル雑誌『電撃 hp 』(2007年に休刊)で、2001年2月~03年6月に全10回連載された。すでに1999年9月から同誌で連載されていた「都市シリーズ」第6作『創雅都市 S.F 』と交互に掲載される形式となった。
 「主人公の回想」という形式で、1ページ毎に短編を繋げていく形式をとっている。主人公は「信頼できない語り手」であり、作中で書かれていることが全て真実とは限らないという可能性も、作者は連載当初から示唆している。川上の手掛けたゲーム版『ソウ楽都市 OSAKA 』の内容とほぼ同じ時期の東京が描かれており、また、小説版『ソウ楽都市 OSAKA 』の主要登場人物も一部登場している。
 川上とさとやすの所属するゲーム制作会社「 TENKY(テンキー)」のホームページ内の「テンキーストア」で販売されている単行本には、書き下ろしの最終回「第12層」が追加されている。

 本作は、川上稔が中学2年生の終わりから高校1年生の時期にかけて(1989~90年)書きためた生涯初の創作ショートショート集35編が原型となっている。
 また、川上は大学1年生の時期(1993年)に、「本作の登場人物たちが神田の時館で時間が止められる計画を阻止する」というストーリーの、本作の続編ともいえる『長編小説版 矛盾都市 TOKYO 』(原稿用紙350枚ほど 未発表)を書き上げており、この『長編版 TOKYO 』が、自分自身に「小説家として生きていけるか」を問いかけるはじまりになったという。2004年の時点で、川上はこの原型をもとにして『長編版 TOKYO 』を改めて完成させる実力は、自分にはまだないと語っている。


あらすじ
 何もかもが完全にして不完全である、それゆえに矛盾都市(ゼノンシティ)と呼ばれる街、東京。
 東西に分裂した日本の首都・東京の総長連合で副総長を務める「僕」は、ある事件を封印するために自身の記憶を封印することにした。
 しかし「僕」は記憶を忘れるために、一つ一つの記憶を断片的に思い出していくこととなる。
 それは、1997年の2月から1999年の2月までの2年間の記憶。「僕」が「君」や仲間達と一緒にいた日々の記憶。
 楽しいことも大切なことも全て思い出し、そして「僕」は全てを忘れていく……その後に「僕」の中に残っているものは、果たして何なのだろうか?


矛盾都市(Zenon City)東京とは……
 都市世界における日本の首都・東京のこと。
 「矛盾力」という力によって、都市内ではあらゆることが起こりえる。住人の一部は矛盾力を利用し、「記動力」という能力を用いることができる。
 第二次世界大戦時の「東京大空白襲」によって、都の東部が地下約3キロメートルまで大陥没し、国立から三鷹までの間に「東京大断層」と呼ばれる底の存在していない深い断層がある。東部の陥没した地下区域を「地下東京」、その上空に新たに建造された地上区域を「地上東京」と呼ぶ。東京大断層の上空には、東部の地上東京と西部をむすぶ高架式の国道20号線と国営鉄道中央線、私鉄京王線が走っている。
 東京大断層の中でも、調布地区のみは大空白襲時の日本軍の超大型対空重騎「報奏華」の自爆が引き起こした重力暴走によって孤立した状態で残されており、当時の帝国陸軍飛行場は現在も都営の大空港として運営されている。

 矛盾都市・東京は、記憶の断片の集合により成立している都市である。すべての存在は「誰かが覚えていること」により立証される。この都市においては、「絶対にありえない」ということが存在しない。
 東京は、1999年8月に大きな危機を迎えた。日本政府と「惑星」達が協力して「世紀末破滅」を回避するため、破滅の原因となる全ての「不幸」を東京に凝縮させたうえで都市内の時間を停止させる計画を実行しようとしたのである。
 これを阻止したのが、彼らを裏切った「お月様」に事態を知らされた、一人の少年である。その少年の手により、東京は時間が3日間分だけ「殴り飛ばされ」、1999年8月7~10日の4日間が繰り返される閉鎖状態となる。これによって、それ以後の東京には、外部からはごく一部の人間しか入れなくなってしまっている。
 この現象の調査の一環として、この少年がそれ以前に何をしていたのかを知るために、この少年が封印していた1997~99年の2年間の記憶が解析されることとなる。その少年こそが、本作品の主人公「僕」であり、本作品はそれらの記憶を記したものである。そのため、本作品で書かれていることの中には、都合のいいように改変されて憶えられている虚偽の記憶も存在している。


主な用語

東京圏総長連合(とうきょうけんそうちょうれんごう)
 学生による自治集団。
 日本国内では学生が大人からほぼ完全に独立しており、「御山」と呼ばれる修練所で修行した学生を中心とする組織が各地域に存在し、各地の学生を統括している。それが「総長連合」であり、幹部陣は全員が大学生以上の学力を持ち、「記動力」を用いることができる。総長を頂点に副総長、2名の副総長補佐、その下に特務隊長がいる。
 1980年代に関西圏と関西圏の総長連合が衝突した「近畿動乱」によって日本は東西に分裂し、1996年末に勃発した「和解動乱」により、両陣営は併合された(小説版『ソウ楽都市 OSAKA 』の内容)。しかし全世界規模広報塔「 BABEL 」を巡り、小競り合いや腕試し程度の東西学生間の争いはいまだに続いている。
 関東地方の各圏総長連合の幹部を養成する御山は、茨城県と栃木県の県境に位置する鷲子(とりのこ)山地に設置されており、通常、幹部志願者の修練は毎年5~9月に実施されている。

ある事件
 「僕」が忘れようとしている事件のこと。
 これによって「先輩」が死に、「君」が害され、東京圏総長連合の面々は分断されることとなった。東西学生間の衝突を利用した大人社会の陰謀によるものらしい。本編内でその全貌が語られることはなく、のちの「都市シリーズ」第8作『電詞都市 DT 』の中で、これと思しき事件が言及されている。

記動力(きどうりょく)
 東京在住者の一部が使える特殊能力。
 矛盾力を起源とし、各個人が独自の能力を有している。それを修行や自己分析によって見出すことによって発揮され、主にそれは「御山」での修行で覚醒する。東京圏総長連合の幹部陣は全員この能力を有している。

BABEL(バベル)
 西のソウ楽都市・大阪に1998年に建造された、全高約3キロメートルの「超巨大広報塔」。
 第二次世界大戦以来、衛星通信が使用不能となっているこの世界では長距離通信が不可能になっているが、BABEL は全世界に情報を送ることができる。そのために BABELが完成すれば自動的に大阪が世界の中心都市となることから、日本国内では学生達がこれを巡って闘争を始め、大人社会も暗躍している。
 大阪では BABELの初使用権をかけて、学生間でのマスコミ情報戦争が開催されている(ゲーム版『ソウ楽都市 OSAKA 』の内容)。1999年3月から本格運転が開始される予定。


主な登場人物
 この都市では「本名を知ること」に特別な意味があるため、全ての登場人物は本名が明かされていない。


 本作品の主人公。東京圏総長連合副総長を務める少年。1981年生まれ。
 「ある事件」の全てを知る唯一の人物であり、それを完全に封印するために記憶を封印する。「君」とは、私立西秋川高等学校に入学する前からの付き合いであり、「先輩」に影響されて彼女と共に東京圏総長連合に入った。「先輩」が腹を割って話せる人間であり、また彼を止められる唯一の人間とされている。また、中学生時代には陸上部に在籍しており、そこで「君」やゲーム版『ソウ楽都市 OSAKA 』の主人公と面識を持った。
 記動力は「思い信じて打撃すれば、エネルギー保存の法則に従い、いかなるものも打撃力を受ける」で、「僕」が強い意思のもとに放った拳は、有形無形、感情や味などといったものまであらゆる全ての存在を殴り倒すことができる。「先輩」や「小坊主」と種族が近い。
 第二次世界大戦時の東京大空襲を免れた都西部(西多摩地方)の八王子地域に在住しており、通学する私立西秋川高等学校もその付近にある。
 ゲーム版『ソウ楽都市 OSAKA 』のヒロインである岸田葉漁(はぜり)とは中学校時代の同級生で(葉漁はのちに大阪に転校)、岸田の実家が経営しているラーメン屋には「先輩」とともによく通う。


 中学生時代からの「僕」の親友。東京圏総長連合第一特務隊長を務める少女。親は薬局を経営している。12月19日生まれ。
 「先輩」を支えたい、という一念から「僕」と共に東京圏総長連合に入った。アグレッシヴなところがあり、毎回「僕」に痛烈なツッコミを入れる。「ある事件」によって害され、それを助けるために「僕」は事件に関わった。
 記動力は「言葉のやる気は熱量になる」で、「君」が言葉にして放った応援は熱量となり、応援をかけられた相手の力を大幅に強める。

先輩
 東京圏総長連合総長を務める青年で、「僕」の指導者。
 「不滅型吸血系」の異族で八重歯が長く、常に目を伏せている。極度の心配性で常に「心配だ。」と呟き、予測できるあらゆる事態を危惧している。記動力との兼ね合いで常に日本刀を携行している。「ある事件」では大人社会の陰謀にかかり、「君」を害して消息不明となる。
 この人物はあまりに「僕」と正反対であることから、「僕」が記憶内で創造した架空の人物である可能性がある。
 記動力は「思い信じて斬撃すれば、いかなるものも分詞結合を砕かれて断ち割られる」で、「先輩」が強い意思のもとに起こした斬撃は、あらゆるものを切断することができる。

雪の字
 「僕」の1学年後輩の部下。東京圏総長連合副総長補佐を務める少女。1982年生まれ。
 胸を病んでいるがそれを隠しており、その事実を知っているのは「僕」のみ。現・日本軍の要職に就いている「大佐」の娘。「僕」とは高校入試の時に出会い、御山の副総長の座をめぐる最終試験で対戦、持病の発作を起こして敗退した。「僕」の補佐役だが、仲が悪く連携することはほとんどない。
 記動力は「女が持つものは何でも武器になる」で、「雪の字」が所持したものはどんなものでも刀としての武器の特性を帯びる。

令嬢
 「僕」の同級生。「神罰都市・横浜」から転校し、東京圏総長連合に所属した少女。
 大きな丸眼鏡をかけて小柄な体格で、真面目なようでいてすれっからいところがある。
 記動力は「共鳴するものの性質は等しい」で、「令嬢」が音を鳴らした対象とそれに接続した物体を自在に変質させることができる。

大将
 「僕」の同僚。関西からの転校生でありながら東京総長連合に所属する青年。平常は標準語で話しているが、大阪弁の他に名古屋弁も話すことができるらしい。
 金髪リーゼントでオープンカーを乗り回す。女性主体の東京圏総長連合で「僕」が同じ目線で話せる数少ない相手であり、またリーダーシップもあるため、「先輩」や「僕」の不在時には「大将」が総長連合を指揮する。
 記動力は「加速は無限に重ねることができる」で、記動力発動中の「大将」が乗る車両は、6速まで上げたギアをいきなり1速まで下げることで「6速分の速度を持つ1速」になり、この要領で無限に速度を上げることができる。

博士
 「僕」の悪友で、「僕」の通学する私立西秋川高等学校の科学部部長。
 「僕」とは出会うたびに罵詈雑言を交わす間柄で、ヒヒのような顔をしている。毎回トンデモ理論の発明品を造っては騒動を起こし、「僕」に殴り倒される。「僕」が記憶を封印するために「感情喪失機構」を造った。総長連合ではないためか、記動力は登場しない。

先生
 「僕」や「令嬢」の通学する私立西秋川高等学校のクラスの担任。1974年生まれ。
 天然ボケで幼げな性格だが、「僕」に大人や教師として認められる人徳を持つ。同僚の教員陣からはアイドル扱いされている。「小坊主」に好かれている。

小坊主
 「僕」の1学年後輩。東京圏総長連合副総長補佐を務める少年。1982年生まれ。
 生意気な性格で「僕」に反目するが、実力で大きく劣るために毎回負けている。「雪の字」の同僚だが未熟であるため、実質的には「雪の字」が「僕」を補佐している。
 記動力は「僕」のものに近く、拳ではなく「蹴り」によってその能力を発揮する。

大太郎(だいたろう)
 「僕」や「君」が世話している、幼い白狐型の聖獣。
 大人になると変化などの様々な能力を得るが、幼体では人語を話す以外の能力は持たない。ちなみに、現在発することができる言葉は「エサ」のみ。

ゲストキャラクター
西風
 東京の矛盾力によって擬人化した西風。ちょっと迂闊な性格。

北風
 東京の矛盾力によって擬人化した北風。優等生だが未熟なところも見られる。

守護役
 「僕」が「御山」で修行していた頃に来ていた関西圏の VIPで、古都圏守護役。その正体は、小説版『ソウ楽都市 OSAKA 』に登場する結城夕樹。ちなみに陽坂勝意らしき人物も登場している。

教官
 「僕」が修行していた「御山」の教官。本人は蹴り技が主体だが、拳が主体である「僕」のスタイルを懐かしんでいた。その正体は、小説版『ソウ楽都市 OSAKA 』に登場する中村久秀。ちなみに池丸孝弘らしき人物も登場している(葵聖と学生結婚をした模様)。

ノーバディ
 東京の矛盾力によって擬人化した「何もない所」。

ケリー=バンサム男爵
 東京の矛盾力によって擬人化した彗星。かつて「毒や不幸を呼ぶ」として誰からも忌み嫌われていた頃、唯一人見てくれた東京・神田の時計台「時館」の時詠式自動人形に恩を感じており、機能停止される直前の彼女に見せるために1999年の惑星十字列をもたらす。
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『軍師官兵衛』  視聴メモ 第11回『命がけの宴』

2014年03月18日 09時30分47秒 | 日本史みたいな
『軍師官兵衛』第11回『命がけの宴』(2014年3月16日 演出・大原拓)


登場する武将の『信長の野望』シリーズでのだいたいの能力評価(テロップ順)

小寺 官兵衛 孝高  …… 知力84、統率力67
 (演・岡田准一)

竹中 半兵衛 重治  …… 知力59、統率力91
 (演・谷原章介)

明智 光秀      …… 知力93、統率力95
 (演・春風亭小朝)

高山 右近 重友   …… 知力71、統率力75
 摂津国高槻城主で、荒木村重の家臣。(演・生田斗真)

足利 義昭      …… 知力98、統率力86
 (演・吹越満)

荒木 村重      …… 知力52、統率力83
 (演・田中哲司)

母里 太兵衛 友信  …… 知力44、統率力80
 (演・速水もこみち)

石田 三成      …… 知力92、統率力60
 (演・田中圭)

安国寺 恵瓊(えけい)…… 知力80、統率力31
 (演・山路和弘)

柴田 勝家      …… 知力51、統率力87
 (演・近藤芳正)

丹羽 長秀      …… 知力82、統率力73
 (演・勝野洋)

織田 信長      …… 知力115、統率力108
 (演・江口洋介)

瀧川 一益      …… 知力66、統率力78
 (演・川野太郎)

蜂須賀 小六 正勝  …… 知力74、統率力90
 (演・ピエール瀧)

羽柴 小一郎 秀長  …… 知力83、統率力75
 (演・嘉島典俊)

上月 景貞(かげさだ)…… 知力38、統率力58
 播磨国上月城主で、官兵衛の義兄。宇喜多直家の傘下に入っている。(演・土平ドンペイ)

小寺 兵庫助 利高  …… 知力78、統率力63
 (演・植木祥平)

小寺 政職      …… 知力44、統率力49
 (演・片岡鶴太郎)

宇喜多 直家     …… 知力94、統率力74
 備前・備中・美作国にまたがり勢力を広げる戦国大名。めちゃくちゃこわい。(演・陣内孝則)

小早川 隆景     …… 知力83、統率力77
 (演・鶴見辰吾)

羽柴 秀吉      …… 知力95、統率力94
 (演・竹中直人)

小寺 職隆      …… 知力72、統率力55
 (演・柴田恭平)


ざっとの感想

○先週にさらっと流されたはずの、毛利 VS 織田の第一次木津川口海戦が、今回は冒頭に比較的しっかりと映像化! そりゃうれしいんですが……なぜ、出し惜しみをする? 次回へのひっぱり要素としてはこれ以上ない食材だったと思うんですが。

○官兵衛「はぁァア!? 先延ばし!?」
 いいですねぇ~、地方武将のやるせない気持ちがふんだんに込められている叫びです。信長はホントに勝手なんだぜ~。ホラ、あなたも毛利家においで、足利将軍家においで~……

●明智光秀「丹波の波多野も、用意に片付く相手ではござらん。」
 ここが史実と『信長の野望』との大きな感触の違いなんだよなぁ……あの明智光秀でしょ? んで、担当部署は丹波国(だいたい現在の京都府中部)だけなんでしょ? かんたんに片付くと思うんだけど、そうはいってないんだよなぁ~。
 丹波国の波多野家が強かったのか、みっちゃんこんが弱かったのか。はたまた、丹波国の地形が攻略しづらかったのか。とにもかくにも、そんな情けない実情を信長こみの重臣会議で堂々と報告し、またしても株を暴落させるキンカン頭だったのでした。こいつ、つくづくパッとしねぇな……

○半兵衛「備前の宇喜多を調略するのです。」→ 官兵衛「宇喜多ぁ……(ため息)」
 それだけにはやりたくねぇんだけどなぁ……という官兵衛のイタいところをついてくるツンツン半兵衛。今日もイヤ~なやつだ! 「デレ」が出る日は、一体いつのことやら。

○官兵衛「今わしは、自分のことを考えるいとまぁーない!!」
 岡田さん、落ち着きなされ! また、語尾がなに言ってるかわかんなくなっておりますぞ!!
 にしても、確かに最近の官兵衛は危険な個人プレーが多くなってきており、妻のお光が心配するのもまったく自然なことになっています。この行き着く先が、あの有岡城監禁事件ということなのでありまして……うむ、脚本の伏線は、のちに向けてしっかりとひっぱられておりますな!
 なんというワーカホリック官兵衛。これほどに頭が切れて行動力がありながらも、「下克上」という手っ取り早い選択に自分からはなかなかいたらなかったというところが、黒田孝高という人物の興味深い「限界」なんですよねぇ。

○「それはぁア!! わしの得になる話かァ?」
 ギャー、宇喜多直家キター!!
 出てきて早々、人ころしちゃったよ、この人……あの『独眼竜政宗』(1988年)の名キャラクター・最上義光に匹敵する、バカバカしいまでの怖さ!! 岡山県人のみなさま、山形県人としてお察し申しあげる……

●そりゃあ宇喜多家の家臣みたいな立場なんですから当然なんですが、珍しく来訪してきた義弟(官兵衛)の前で、自分の持ち城の主席を直家に無言で譲ってすごすごと脇にひかえる上月景貞のプライド、ずたぼろ……えらいぞ、景貞、がんばれ、景貞!!
 こわもてでそこそこ怖いドンペイさんがまず景貞として登場して、それからさらに怖すぎる顔の陣内さんが出てくるという定番の「てんどん演出」が、実にきいてるねぇ~。

○栗山善助の告白大作戦、発動!! そして難なく成就。濱田岳さんはなんか、石ノ森章太郎のマンガにでも出てきそうな、愛嬌のあるピュアな青年を演じさせたら最高だよね~。でも、どこか幸うすそうなんだよなぁ、相手の福島リラさんもあわせて。

○深夜のキリシタンパーティ、気持ちよく賛美歌を唄いながらいずこへ? というわけのわかんないシチュエーションで高山重友、初登場。二次会のわたみにでも向かう途中だったのだろうか……ボー然とするしかない官兵衛と善助。
 なんか、風水師のキョンシー輸送隊なみに、夜道で出くわしたくない集団だ! 葬儀は昼間にやってくれや、こえぇから!!

●高山重友が荒木村重の家臣になった経緯、というのもものすごくおもしろいんですが……そこまでは映像化する余裕がないようで、またしても残念無念! ほんとにおもしろいんだけどなぁ。

○「神でうすのみもとでは……」とかなんとかわけのわかんないことをぬかしてる部下にぞっこんになっている妻(だし)を見つめる夫・村重の顔には、濃厚な疲れの色が……それ絶対、本願寺対応とは別の心配で疲れてるよね!?

○「わたしは一度地獄に堕ち……よみがえりました!」
 高山重友の異常なまでの男前オーラに、さすがの官兵衛も若干ひきぎみ! 私が官兵衛だったら、こんな人に会っちゃったらキリスト教とはなるべくかかわらないようにしよう、とか思っちゃうけどなぁ。だって、なんかこわいんだもん!

○越前本営においての、勝家 VS 秀吉の大ゲンカがコントにしか見えない! おもしろいから、実際の放送の倍くらいの長さでやってもよかったと思います。何を言ってもかわいい近藤芳正! 武将のみなさん、止めなくてもたぶん泣くくらいでおさまるから、ほっときましょう!!

○史実上、信長に殺されることはないということをドラマを観ている人のほとんどが知っているという超逆境の中でも、竹中秀吉の演技は確かに死を覚悟していてものすごく良かったですね。いとも簡単に感動してしまい、なんか悔しい!

○全身冷や汗の秀吉に対して、おとがめなしで播磨進攻を承諾する信長……「今度馬鹿騒ぎするときは、わしも呼べ。」
 江口信長が、やっとカッコよくなってきたぞ!! きゃ~なんてステキな上司さま。


結論、「第12回がとてもたのしみです。」

 今回はほんとにおもしろかったなぁ~。やっぱり、前半の陣内さんと後半の竹中さんの存在感のものすごさですよね。まさに大河! って感じで、これまでの全回の中でもいちばん充実して見ごたえのある「神回」だったと感じました。まぁ、将軍・義昭公はほんのチョイしか出てこなかったけどね……

 そして次回予告を観たらば、なんと来週は、私が最も好きな歴史上の偉人、松永弾正久秀とおぼしきハッスルじいちゃんが!! そりゃもう、炎上する城の中で大爆笑する老人なんて、松永霜台しかいねぇよ!!

 ギャー、次回も楽しみだぞぉ、どっか~ん☆
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『軍師官兵衛』  視聴メモ 第10回『毛利襲来』

2014年03月14日 11時24分03秒 | 日本史みたいな
『軍師官兵衛』第10回『毛利襲来』(2014年3月9日 演出・本木一博)


登場する武将の『信長の野望』シリーズでのだいたいの能力評価(テロップ順)

小寺 官兵衛 孝高  …… 知力84、統率力67
 (演・岡田准一)

竹中 半兵衛 重治  …… 知力59、統率力91
 (演・谷原章介)

足利 義昭      …… 知力98、統率力86
 (演・吹越満)

荒木 村重      …… 知力52、統率力83
 (演・田中哲司)

本願寺 顕如     …… 知力96、統率力65
 (演・真島秀和)

母里 太兵衛 友信  …… 知力44、統率力80
 (演・速水もこみち)

石田 三成      …… 知力92、統率力60
 (演・田中圭)

織田 信長      …… 知力115、統率力108
 (演・江口洋介)

別所 賀相      …… 知力48、統率力45
 (演・ベンガル)

別所 重棟      …… 知力64、統率力57
 (演・佐戸井けん太)

別所 長治      …… 知力63、統率力63
 (演・入江甚儀)

小寺 兵庫助 利高  …… 知力78、統率力63
 (演・植木祥平)

浦 宗勝       …… 知力28、統率力71
 別姓・乃美。小早川隆景の重臣で、毛利水軍頭領。(演・佐藤尚宏)

小寺 政職      …… 知力44、統率力49
 (演・片岡鶴太郎)

小早川 隆景     …… 知力83、統率力77
 (演・鶴見辰吾)

羽柴 秀吉      …… 知力95、統率力94
 (演・竹中直人)

小寺 職隆      …… 知力72、統率力55
 (演・柴田恭平)


ざっとの感想

○天正四(1576)年五月の英賀(あが)合戦が大河ドラマで映像化されるとは……非常に感慨深いものがありますが、そりゃまぁ、黒田孝高が主人公の作品じゃなきゃ、ありえないですよね。こういうのがご当地主人公ものの醍醐味ですよ! 地味だとかなんとかくだらないグチをぬかすようじゃあ、まだまだたまごクラブひよこクラブよ。

●石山本願寺の攻防戦の中でも最大の見せ場とも言える、今回の天王寺砦合戦での織田信長狙撃事件って、そんなに信長ノーガードな状況の戦闘で起きたことだったのか……? そりゃ野戦なんだから乱戦にもなったんでしょうけど、この当時(天正四年五月)、信長は権大納言&右近衛大将という、あの征夷大将軍位にも匹敵する超セレブリティに昇進してて、家督はもう嫡男の信忠に譲ってたんだぜ!? おいこら幹部ども、大コンツェルンの会長をひとりぼっちにしとくんじゃねぇ!!
 とはいえ、史実でも確かに信長は、公卿クラスとはとても思えない獅子奮迅の活躍をもって(単に無謀なだけ?)かなり危険な最前線に攻め入っていたらしいのですが、それにしたって今回の映像化みたいに、まるで桶狭間合戦かっていうようなショボい少数戦闘にはなってないでしょ。織田軍三千 VS 本願寺軍一万五千なんですよ!? もっと力を入れて大人数で描写してほしかったんですが……これが現在における大河ドラマの限界か。

●ってゆーかぁあ!! 天王寺砦合戦やるんだったらさぁ、なんで信長軍に救援された天王寺砦の明智光秀まで、ちゃんと描ききらないわけ~ぇえ!? ぜんぜん出番なしかよ!!
 この『軍師官兵衛』における、明智光秀の異常に不当な待遇の悪さがはっきりと観て取れる演出になっていましたね。光秀が首を取りたいのは、信長よりもむしろこのドラマの脚本家と演出家なんじゃないんでしょうか。

○母里「わしがぁあアア!! 千人たおぉーす!」
 ……もう、笑うしかないよね、まわりも。でも、言ってるのが他ならぬぼり君だからね。いいんじゃないんでしょうか。 ほんとにいいよなぁ~、こういうシーンでの、もこみちさんの根拠の無い自信たっぷり感。

○栗山善助の、外見の貧相さを見事に生かしたスパイ大作戦、発動! それにしても、小寺家の元侍女役の福島リラさんって、ほんっとにいい異貌をなされてますよねぇ。国際的なモデルさんなのに「本願寺門徒」っていうキャラクターがジャストフィットなのって、やっぱり宗教戦争の持っている根源的な問題が世界共通だからなのかなぁ。

●ベンガルさんの言を待つまでもなく、思わず視聴者全員が「落ち着け長治!!」と叫びたくなってしまう、別所長治役のお兄ちゃんの過呼吸演技……ガタガタうっせぇ!!

○職隆「旗を揚げよ!」、休夢「もっと声を上げよォ!!」
 実にいいねぇ。柴田恭平さんと隆大介さんの声が聞こえる限り、黒田軍に「敗北」の二文字は無い!! っていうか、官兵衛の存在感がうっすいうっすい!!

●大たわけ者、もっと旗と旗との間隔をあけて身を隠さんかァア!! そんな密集度じゃ、偽軍であることがモロバレじゃわい!
 ……と思ったら、毛利軍も律儀にひっかかって退却してくれました。よかったねぇ、敵がピュアでいいひとたちで。

●天下の毛利家で、「76戦無敗」の猛将・吉川元春に次ぐ武者と畏れられた名将・乃美宗勝、堂々の大河ドラマ出演にもかぎらず、まったくいいとこなし!! ただのおばかさんになっちゃったよ……おまけにゃ、名誉挽回の大勝となった第一次木津川口海戦が「さらっ。」とダイジェスト扱いにされる始末。織田びいきもたいがいにしてよ~!!

○義昭公「毛利は強いと聞いたから来てやったのに……」
 ウソこけ!! 他に選択肢がないからほうほうのていで鞆の浦に逃げ込んだんじゃろが! さすがは将軍・義昭公。虚勢の張り具合もお変わりありませんな☆
 それにしても、なんかやけにもみあげが濃くなったような気がするんですが……吹越さんの中では、流れ公方といえばルパンもみあげなんだろうか。よくわかんないけど、カッコイイからいいか。

●戦闘の結果を義昭公に報告するだけという、ショッカーの幹部みたいなチンケな役回りしかさせてもらえない小早川隆景って、いったい……
 ていうか、小早川隆景クラスが直接会いに行くほど、当時の義昭公は篤くもてなされていたんだろうか? 実際は治外法権的に鞆の浦の居住を認めてただけで、毛利家は意図的にそうとうな距離をおいて接していたと思うんですが。義昭公を正式にかつぎ上げて織田政権に対峙するメリットと勝算が無いんですよね。史実の毛利家は、もっと頭が良かったと思う。

●今のところの研究では、信長との間に子が生まれなかった可能性の高いお濃の方に対して、「私は子を産めないから夫(秀吉)にうとまれている……」とグチをぶつけるおねの神経がまったく理解できない。同じ悩みのある目上の人に言うことじゃねぇだろ……しかも、すぐ近くに上司(信長)本人がいるんだぞ!! その上司は、お濃の方以外の女性との間にバンバン子どもをつくってるんだぞ!! いろんな観点から地雷ふみまくりな行動が、まったくおねらしくない空気の読めなさ。信長に夫の所業を訴えてるということ自体は史実どおりなのに、脚本の解釈がまるで見当違いもいいとこなんですね。ダメだなぁ~、この作品のおねは。

●一時とはいえ、毛利陣営に寝返ったこともある侍女身分をなんで官兵衛が側室にしなきゃいかんのだ、このくそたわけがあぁあ!!
 私は、阿知波悟美さんは実にいい女優さんだと認識しているのですが、この『軍師官兵衛』でのお福という役は、彼女にとってあまりにも役不足すぎると思う。賢くないくせに笑えないんだよなぁ、どうにもこうにも。


結論、「第11回がとてもたのしみです。」

 えっ、先週の放送で本願寺のご本尊が阿弥陀如来じゃなくて釈迦如来になってたって?
 じぇんじぇん気がつかなかった……わたし、禅宗だからなぁ! ご本尊なんて別に誰でもいいんですよね、ありがたいお方だったら。いやー、そうも言ってられませんな。もっと勉強しなきゃね。あっ、いま調べてみたら、うちの宗派のご本尊は釈迦如来ですかそうですか。

 いよいよ、なにかと苦戦というニュースの多い『軍師官兵衛』も、めでたく放送10回をむかえましたな。

 余談ですが、ここらでちょっと『軍師官兵衛』とは直接の関係はありませんが、今年で53作目となる大河ドラマシリーズにおける、「3人の天下人」についての調べごとをば、ひとつ。

 今年の『軍師官兵衛』にかぎらず、戦国時代を扱った NHK大河ドラマにおいては、時代を変える超有名な歴史的偉人である「織田信長」「明智光秀」「豊臣秀吉」のお3方は、ストーリー上の立ち位置でもキャスティングでも、他の登場人物たちとはちょっと格の違う特別な話題性、ときには主人公さえをも喰ってしまう豪華さをもってむかえられます。まぁ、今年の明智みっちゃんこんは、今のところはだいぶひどい待遇になってますが。

 そこで、基本的にはだいたい1年間に50回前後の話数で放送されている歴代の「戦国もの」大河ドラマの中で、いったいこの3人がどのくらいの話数まで登場して、そして退場していったのかをサッと調べてみました。ご本人が主人公だったら、そりゃ最終回まで出ずっぱりなわけですが、そうでなかった場合、その「死」は長い放送の中の「どこらへん」でドラマティックに描かれていたものなのかを、みてみましょう。
 ちなみに、まだまだ『軍師官兵衛』には登場するきざしさえもがないもうひとりの天下人「徳川家康」についても、せっかくなんでいっしょに調べてみました。

 さらにちなみに言わせていただきますと、私がこの4人をさしおいて愛している天下人(レッテルのみ……)であらせられる足利義昭公におかれましては、まことに遺憾ながら、その「死」までが大河ドラマで描かれることは、いまだかつてただの一度も無いようであります。大河ドラマどころか、ふつうのドラマでも映画でもアニメでもどれでも無いよね、たぶん!? キィイ~、くちおしいぃい!!
 でも、いいんだいいんだ、まことの「貴人」というものは、死などという見苦しいものに接する姿は余人に見せてはならぬものなのだ……と、もっともらしい言い訳をさしこんでおきましょうかい。

 さぁ、どんな感じになるかしらね!?


NHK 大河ドラマにおける天下人たちの登場話数

信長さんの場合 …… 平均30.9回(15タイトルに登場)
・最短で第1回のみの登場(1989年『春日局』藤岡弘、)
・最長で最終回まで登場(1969年『天と地と』杉良太郎、1988年『武田信玄』石橋凌、1992年『信長 KING OF ZIPANGU 』緒形直人)

光秀さんの場合 …… 平均27.8回(12タイトルに登場)
・最短で第3回までの登場(1989年『春日局』五木ひろし)
・最長で最終回まで登場(1973年『国盗り物語』近藤正臣、1992年『信長 KING OF ZIPANGU 』マイケル富岡)

秀吉さんの場合 …… 平均37.0回(16タイトルに登場)
・最短で第1回のみの登場(1993年『琉球の風』仲村トオル)
・最長で最終回まで登場(1965年『太閤記』緒形拳、1969年『天と地と』浜田光夫、1973年『国盗り物語』火野正平、1992年『信長 KING OF ZIPANGU 』仲村トオル、1996年『秀吉』竹中直人)

家康さんの場合 …… 平均45.3回(戦国時代にかかわる20タイトル全てに登場)
・最短で第32回までの登場(1989年『春日局』丹波哲郎、2000年『葵 徳川三代』津川雅彦)
・最長で最終回まで登場(1965年『太閤記』六世尾上菊蔵、1969年『天と地と』松山政路、1973年『国盗り物語』寺尾聡、1978年『黄金の日日』児玉清、1981年『おんな太閤記』フランキー堺、1983年『徳川家康』滝田栄、1988年『武田信玄』三世中村橋之助、1992年『信長 KING OF ZIPANGU 』郷ひろみ、1993年『琉球の風』小林旭、1996年『秀吉』西村雅彦、2002年『利家とまつ』高嶋政宏、2003年『武蔵』北村和夫、2006年『功名が辻』西田敏行、2009年『天地人』松方弘樹)


 う~ん、さすがは徳川家康! いちばん短い活躍で「第32回まで」ってあーた、その時点で信長と光秀の平均を超えてるっつうの!! ダテに長生きして江戸幕府を創始してはいませんな。
 なんで信長を殺したはずの光秀の平均登場話数が、信長よりも短いのだろうか……やっぱり光秀には、月見草がよく似合う。

 ま、とりあえずは信長さん光秀さん秀吉さん、今回の『軍師官兵衛』に関しては、最短登場話数記録をクリアしておめでとうございます。
 さぁ、今年の「本能寺の変」はいったい、どのあたりで炸裂しちゃうんでしょうかねェ? そして、注目の「家康2014エディション」の栄冠は、どの俳優さんの頭上に輝くのでありましょうか!?

 世間さまがなんと言おうが、今後も『軍師官兵衛』から目が離せませんなぁ~!!
 あっ、しかも来週は、いよいよ「戦国の暗黒面に堕ちたリアルダースベイダー卿」こと、宇喜多直家の初登場だぞい☆ たぎるねぇ~。
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いつやるか!? いや、よくわかんねっす……  第13使徒バルディエル 夕陽に死す!!  その10時間前

2014年03月10日 19時13分18秒 | エヴァンゲリオン使徒大行進
《うぉお押し出せぇえ~ぃいい!! の気合いはありつつも、本文マダヨ。》
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世紀の謎!!  Berryz工房『スッペシャルベスト Vol.2』 とは一体なんなのか

2014年03月08日 23時38分30秒 | すきなひとたち
Berryz工房『スッペシャルベスト Vol.2』(2014年2月26日リリース)

 2009年1月にリリースされた『スッペシャルベスト Vol.1』に続く、アイドルグループ・Berryz工房の2ndベストアルバムである。オリコンウィークリーチャート最高26位。
 なお、Berryz工房は本アルバムのリリース直後の2014年3月3日にデビュー10周年をむかえた。

収録曲
1、もっとずっと一緒に居たかった(33rdシングル 2013年10月)
2、ゴールデン チャイナタウン(32ndシングル 2013年6月)
3、アジアン セレブレイション(31stシングル 2013年3月)
4、あなたなしでは生きてゆけない 2013バージョン(8thアルバム『Berryzマンション9階』収録曲 2013年1月)
5、すっちゃかめっちゃか~(8thアルバム『Berryzマンション9階』収録曲)
6、WANT!(30thシングル 2012年12月)
7、cha cha SING(29thシングル 2012年7月)
8、Be 元気 成せば成るっ!(28thシングル 2012年3月)
9、世の中薔薇色(7thアルバム『愛のアルバム8』収録曲 2012年2月)
10、ヒロインになろうか!(25thシングル 2011年3月)
11、君の友達(5thアルバム『6th 雄叫びアルバム』収録曲 2010年3月)
12、友達は友達なんだ!(22ndシングル 2010年3月)
13、ライバル(20thシングル 2009年6月)
14、抱きしめて 抱きしめて(19thシングル 2009年3月)
15、ハピネス 幸福歓迎!(4thシングル 2004年8月)
16、コイセヨ!(新曲)
17、女の子にしかわかんない丁度があるの(新曲)

初回生産限定盤 DVD
1、メンバー全員によるロングインタビュー(62分)
2、スッペシャル ジェネレ~ション 日本武道館コンサートバージョン(2013年11月29日収録)






《途中で すっちゃか めっちゃか~♪》
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