長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

生老病死ひとのつねなれど……なんで「今」なんだー!!

2014年03月07日 09時06分28秒 | すきなひとたち
つんく♂、喉頭がんだった……早期発見、既に治療も休業
 (スポーツニッポン・スポニチアネックス 2014年3月6日付け記事などより)

 音楽プロデューサーのつんく♂(45歳)が今年2月に喉頭がんの診断を受けていたことを6日、所属事務所がファクスで発表した。
 幸いにも早期発見。既に治療に入っている。今後しばらくタレント活動は休業。本人は前向きで、一日も早い復帰を目指している。
 昨年2013年1月に音楽バンド「シャ乱Q」の再始動を発表した際、つんく♂は6~7年前から声帯の左側に瘢痕(はんこん)ができて違和感があることを明かし、高音のファルセットが出なくなったり、低音部分の音が何重にも重なって出たりする症状に悩まされてきたことを告白していた。
 しかしその後、同年の10月から声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態に。今年2月に全身麻酔手術をして細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが見つかった。


つんく♂より皆さまへご報告

 平素より応援いただき、誠にありがとうございます。
 寒暖の差が激しい日々が続いていますが、少しずつ春が近づいてきているのが、実感できるきょうこのごろ、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、早速ですが、皆さまにご報告がございます。

 約7~8年ほど前から声帯左側に違和感があり、ファルセットなどが出せない状態になっておりましたが、それでも日々手探り状態で仕事をしてきました。

 しかし昨年10月くらいから声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態が続いていたので、今年2月に全身麻酔で手術をし、細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが発見されました。

 早期のがんということで、現在さっそく治療に入ったところです。

 正直、自分としても「まさか自分が」と驚いたのは事実ですが「病は気から」と申します。これも人生における何かのヒントだと思い、ポジティブに進んでいくと決心したところです。

 しばらくは集中的な治療をいたしますので、現在お仕事をいただいていた皆さま、いつも応援くださる皆さま、関係各所たくさんの皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけいたします。

 心よりお詫び申し上げますと同時に、何卒ご理解、ご了承いただきたく存じます。

 また治療に関しましても、いつごろから声が使えるようになるか、未知な部分も大変多く、声を使う仕事の復帰メドに関しましては、その都度、皆さまにご報告させていただこうと思っています。

 とはいえ、頭脳も、それ以外の部分もすこぶる元気で、血液検査の結果を見た、ある先生からは「この数値だけ見ると、病気の人のものとは思えないんだがねぇ」というようなお言葉も頂戴しております。

 なので、集中的な治療期間が過ぎれば、デスクワーク含めて、できることは今まで通りやっていく予定ですので、どうぞ皆さま、これにもまして応援のほど、よろしくお願いいたします!

 そして、治療後には、また歌を皆さまに届けられる日を楽しみにしております。

2014年3月6日
 歌手 シャ乱Qボーカル
 作詞家 作曲家 音楽プロデューサー
 つんく♂


モーニング娘。新旧リーダー つんく♂を激励

 つんく♂の喉頭声帯ガン公表に対し、つんく♂がプロデュースするアイドルグループ・モーニング娘。の初代リーダーでタレントの中澤裕子(40歳)、現リーダーの道重さゆみ(24歳)がコメントを発表した。

中澤
「この度、我が師匠でもありプロデューサーである、つんく♂さんの体調の事を聞いた時は絶句してしまう程、驚きましたが、でも以前つんく♂さんが『オレはラッキーボーイやからなぁ』と言われてた事を思い出しました。治療すれば大丈夫という事なので、またあのセクシーな歌声が聞ける日を待ってます!」

道重
「私たちハロー!プロジェクトのプロデューサーつんく♂さんの病状を聞きました。とても驚いています。現在治療中とのことで、しばらくは現場でお会いする事ができないみたいで寂しく感じます。ですが、つんく♂さんのポジティブなコメントを聞いて、離れているつんく♂さんにも届けられるくらい気持ちを込めてパフォーマンスをしようと思いました。1日でも早く良くなって復帰できますよう、心からお祈りしています。」



 ……んん~んなんてぇっこったいぃぃいい!!

 栄光あるハロー!プロジェクト王国の唯一無二のあるじに病魔が! 列島震撼!!

 とはいえ、上の記事にもあるように、つんく♂さんのノドの調子がかなり大変なことになっているらしいことは、一度でもここ最近のお声を聞いたことのある方ならば、しろうとでもすぐにわかるレベルで認知されていましたので、このたびの療養入りも、それ自体でつんく♂さんの命にかかわるような深さにまで知らず知らずのうちに進行している、という心配はないと思われます。精密な検査はけっこう前から行われていたはずですからね、なんてったって一流ミュージシャンのノドなんですから!

 ただそれだけに、まずロックバンドのヴォーカル担当という立場からすれば、まさしく非常に痛い所にメスを入れなければならないわけですし、それと同時に経過によっては、「国王おんみずからが生歌をまず録音し、それを各グループが聞いて咀嚼してからレコーディングする。」というハロー!プロジェクト伝統のプロデュース法にも、なんらかの影響が生じるのやもしれず……とにかく、今後の報告を固唾を呑んで待たなければならない、重大きわまるニュースといえましょう。うちもいそいで、病気平癒の護摩焚き加持祈祷しなきゃ!

 しかしホントに……なんで昨日「3月6日」に、そげな一大ニュースが世に出てしまったんだろうか。
 この日はマジで、いろんなポイントから見て、私にとっては「絶妙」っちゃあ「絶妙」なタイミングだったんですよね!

 まずなにはなくとも、この3月6日は、Berryz工房のどピンク広報塔こと、嗣永桃子プロの生誕日であります。

 そして、私につきましては「2つ」重大な意味合いがありまして、そのうちの1つはここで言うまでもないことなのでうっちゃっておくとしまして、もう1つというのが、明けて本日7日に、かねてより企画していたハロー!プロジェクトに大いに関係のある会合をやることになってたっていうことだったんですよ!

 なんというナイ……いや、これを「ナイス」と言ってしまったら不敬罪でハロプロポリス(もしくはハロプロ憲兵)に逮捕されてしまいます。ハロプロポリスって、なんかノドによさそうな名前ですね。
 ともかく、本日の話題にするにはあまりにもホットであまりにも核心的なネタが飛び込んできてしまったわけでして。ほんと、まったく代替のきかないつんく♂さんの影響力って、ハロー!プロジェクトにとってはあまりにもウェイトが大きすぎるんですよね。別のミュージシャンがプロデュースすればいいとか、久保こーじさんみたいな影武者ががんばればいいとかいう問題じゃないわけなのよ!!

 ほんと、まず「あるアイドルブランド」が15年以上存続しているという事実自体が奇跡なんですけど、それもつんく♂さん一代のシステムなんですよね。少なくとも、今のところは。イズムとか経営理念だけ伝わればいくら代替わりしても大丈夫、とかっていうふうに単純にはできてないんだよねぇ。なんてったって、『ギャグ100回分愛してください』だもんねぇ。『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』だもんねぇ。なんだろ、このセンス。


 これはもう、一刻も早い全快を願うほかないわけなんですが、それにしても最近、私の身のまわりでガンがかかわってくる話題が増えた、増えた。
 まず、去年の年末に家族がガン切除のためにおっきめな手術をやったでしょ。
 まぁ、それは成功して幸い経過も順調のようなんですが、今年に入って先月、私自身も大変お世話になった、私の友人のお母様がガンで亡くなられちゃって。
 大変申し訳ないことに葬儀に参列できず、先週やっとご自宅をうかがって線香を上げさせていただいたのですが、なんか、とってもお元気なイメージの方だっただけに、遺影を拝見してもまるで実感がわかなくて。

 まぁとにかく、ガンに限らず、「病」と「死」の影というものは大変嫌なものではあるのですが、逃げ回ってばかりいられるものでもなく、そういったものを意識せざるを得ない事態に直面すると、逆に自分にとって「生」とはいったい何なのか?という問題に想いが至って、まさに身の引き締まる良いきっかけにもなるんですね。

 そういう意味でも、うきうきしてくる春の到来を前にして、さまざまなことにハッと目を覚まさせられる日々なのでありました。

 どうなんだろう、モーニング娘。の5月日本武道館ファイナル、ないかな……あるといいんだけどな!
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『軍師官兵衛』  視聴メモ 第9回『官兵衛試される』

2014年03月06日 10時47分52秒 | 日本史みたいな
『軍師官兵衛』第9回『官兵衛試される』(2014年3月2日 演出・本木一博)


登場する武将の『信長の野望』シリーズでのだいたいの能力評価(テロップ順)

小寺 官兵衛 孝高   …… 知力84、統率力67
 (演・岡田准一)

竹中 半兵衛 重治   …… 知力59、統率力91
 (演・谷原章介)

明智 光秀       …… 知力93、統率力95
 (演・春風亭小朝)

荒木 村重       …… 知力52、統率力83
 (演・田中哲司)

本願寺 顕如(けんにょ)…… 知力96、統率力65
 浄土真宗本願寺派第11世宗主(演・真島秀和)

母里 太兵衛 友信   …… 知力44、統率力80
 (演・速水もこみち)

石田 三成       …… 知力92、統率力60
 (演・田中圭)

柴田 勝家       …… 知力51、統率力87
 (演・近藤芳正)

丹羽 長秀       …… 知力82、統率力73
 (演・勝野洋)

織田 信長       …… 知力115、統率力108
 (演・江口洋介)

瀧川 一益       …… 知力66、統率力78
 (演・川野太郎)

別所 賀相(よしすけ) …… 知力48、統率力45
 播磨国三木城主・別所長治の叔父で、別所家の重鎮。親毛利派。(演・ベンガル)

別所 重棟(しげむね) …… 知力64、統率力57
 別所長治の叔父で賀相の弟。親織田派。(演・佐戸井けん太)

別所 長治(ながはる) …… 知力63、統率力63
 播磨国の東部を治める戦国大名。叔父である別所賀相・重棟兄弟の後見を受けている。(演・入江甚儀)

佐久間 信盛      …… 知力57、統率力51
 (演・立川三貴)

赤松 広秀       …… 知力39、統率力42
 播磨国龍野城主。かつての当主・赤松政秀の次男。のちに豊臣家大名となり、斎村政広に改名する。(演・野杁俊希)

小寺 政職       …… 知力44、統率力49
 (演・片岡鶴太郎)

羽柴 秀吉       …… 知力95、統率力94
 (演・竹中直人)

小寺 職隆       …… 知力72、統率力55
 (演・柴田恭平)


ざっとの感想

○どんなにスゴんでみせてもまったく怖くならないプリティ勝家。もうここまできたらミスキャストなんて言ってる場合じゃないですよね。これはまさに、ご本人の死後、実に430年もの永きにわたって流布されてきた「無骨で野卑」という柴田勝家像に21世紀の空気を吹き通す風穴を開けんとする、勝算なき革命戦争なのだ!! 近藤芳正さんの歴史的挑戦に拍手! かぁ~わいぃ~♡

○口ではデカいことをずけずけぬかしつつも、右手に持っている扇をかなり神経質そうにちょいちょい握りなおす江口信長。いかにも、四面楚歌の状況に対して内心のハラハラドキドキを隠しきれないでいる成りあがり大名といった本質を、またしても的確に射抜いたこまやかな演技ですね。いや~、『軍師官兵衛』における織田信長の造形はホントに深いです。毎回、毎回。
 江口洋介さんの、「常になにかに満足していない」あせりの表情がものすごくフィットしている気がします。

●今回にいたってはまるでセリフなし、立ち上がった勝家に一瞬「ぎょっ」とする演技しかなかった明智光秀……
 もういらねぇよ、こんな役立たず! 謀反おこす前にさ、佐久間信盛とセットで高野山にでもブックオフにでもさっさと売っぱらっちゃえ!!

○竹中半兵衛の、小学生にでもわかりそうな挑発をバカ正直に真に受けて、廊下に出たとたんにダッシュして播磨国に帰国するヤング官兵衛!
 のちに戦国時代を代表する知将になるとはとても思えない単純さなのですが、その反面、やっとこのドラマの主人公である官兵衛に「好感」を持てる個性が生まれてきたような気がしました。やっぱ、主人公はこのくらいかわいくないとねぇ。かしこいだけじゃつまんないですよ。
 こういった若々しい官兵衛が、いかなる運命をたどって放送第1回のオープニングのようなオッサンに老成していくのか? みものですね~。

○稽古で木刀を振るう所作がやたらサマになる官兵衛。う~ん、やっぱり外見が若いころの真田広之さんっぽいんだよなぁ、岡田くんって。今さらですが、小柄な岡田くんが主君だと、その家臣の速水もこみちさんの異常な体格がさらに強調されて、絵的にすばらしい凸凹感が生まれますね。いいキャスティングだ……ジャニーズ違いだけど、今のレギュラー家臣陣は『怪物くん』なみのベストバランスだと思います。カラーが誰もかぶってないのがいいですよね。

○思えば、かつて『功名が辻』(2006年)では荒木村重を演じていたベンガルさん。つくづく「反織田」に縁のある役者さんよね。それにしても、太ったね……

●播磨国龍野城主は赤松広秀……って、いつのまにか団時朗さん死んじゃってたー! 赤松政秀は第5回の土器山合戦の翌年に、毒殺といわれる謎の急死を遂げるのですが、複雑な戦国情勢のために容疑者は特定できていません(浦上? 小寺? やっぱり暗殺といえば宇喜多?)。ここらへんをちゃんと映像化してくれるドラマがあったらいいなぁ~、と夢想するわけなんですが……世の中は視聴率、視聴率だもんね~。難しいよね~。

○小寺政職演じる片岡鶴太郎さんの、「ニワトリのものまね」が堪能できる今回のバカ殿っぷりでした。
 でも、戦国の世を生き抜いて旧勢力(政秀のいとこに当たる赤松本家)から独立し、一国一城の「王者」にまでのし上がった人間(政職60歳)が、よその王の本拠地に出向いて平伏するということの意味合いをかんがみれば、決して政職が性質的に臆病だっただけで信長への謁見をかたくなに拒否していたわけではない、ということは察せられるかと思います。それは政職も立派な人並み以上の戦国人。プライドってもんがありますよね!

○隣国の摂津国の王者ということで、官兵衛に粋な計らいを見せつけてくれた荒木ムラムラ、グッジョブ! よもや、あの荒木村重の振る舞いを見て「なんてナイスガイなんだ!」と惚れてしまいそうになるドラマが制作されるとは……

●それにしてもムラムラ、どうせ摂津国有岡城(兵庫県伊丹市)から播磨国御着城(姫路市)に大軍連れて行進するんだったらさぁ、ついでに行く途中にある播磨国三木城(三木市)にも寄り道して別所家をビビらせてちょうだいよ! そしたら、あなたの運命も含めて、日本史は大いに織田政権よりに変わってたかも知れないんだぜ!?
 織田信長に、竹中半兵衛の献策を受けてこういう示威行軍キャンペーンをほんとに挙行する余裕があったんだったら、三木合戦も有岡城合戦も起きてねーっつうの! 日本史と『軍師官兵衛』との、おおいなる矛盾がここに!! 

●「わたくしは、蓼でございますか?」のセリフをすっとぼけた調子で言えない中谷さん。これだから中谷さんは中谷さんなんだよなぁ! ここで素直に、お客さんを苦しませないひょうきん女房を演じるという選択肢をとらないところに、女優・中谷美紀一代の「気持ち悪いアンチエイジング演技」がむき出しになっています。私はそういうの大っ嫌いなんですが、中谷さんなんだからしょうがねぇか。

●小寺政職「成りあがりのくせに、え~らっそうな男じゃったの~う。」
 ……お前が言うか? あんたも主君(赤松晴政)がよそに気を取られてるうちに独立して大名になったじゃねぇか! どっちも同じ穴の YAZAWA!!

○実際に主君(斎藤龍興)を殺す一歩手前までやっちゃったことのある竹中半兵衛と、どうしても主君(小寺政職)の家臣という立場から逃れられない官兵衛。その戦国人としての圧倒的な経験差が浮き彫りになった今回の対決でした。そのへんはわかりやすくまとまった脚本で、半兵衛の大きさと恐ろしさがうまく出ていましたね。これからの中国戦線でのしのぎのけずり合いが非常に楽しみ!

●ちょっと語られる順番がよくわからないんですが……今回の天正三(1576)年時点になってやっと本願寺がクローズアップっていうのは、なんか遅すぎない? だって、本願寺派の抵抗があるからこそ、織田信長も荒木村重もホイホイ自軍を播磨国に派兵する余裕がなかったわけなんでしょ?
 どうも、荒木軍の播磨国入りという虚構に説得力を持たせるために、本願寺内戦の本格化を史実よりもずっと後にずらしたような作為が認められます。そういう小細工は、いらん!!


結論、「第10回がとてもたのしみです。」

 今回は全体的におもしろかったんですが、前回に再登場するというフラグが立ったはずの将軍・足利義昭はおろか、われらがうちゆき姫までもが出てきませんでした……お濃の方、そのままうすくなって消えていかないでね~!!
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誇り高き「空想特撮シリーズ」の末裔  『ウルトラマンタロウ 血を吸う花は少女の精』

2014年03月04日 23時54分26秒 | 特撮あたり
TV シリーズ『ウルトラマンタロウ』第11話 『血を吸う花は少女の精』(1973年6月放送 監督・山際永三、脚本・大原清秀)

○登場する怪獣
ツタ怪獣 バサラ
身長 …… 60メートル
体重 …… 4万トン
 寺の墓地の片隅に祀られた「捨て子塚」に自生していた植物が、子どもたちの亡骸の栄養分を吸収し続けて怪獣化したもの。本体は普段は地中に隠れているが、地表に出したツタ(体毛)を自由に伸縮させることが可能で、人間を捕まえては電気ショックを浴びせて仮死状態にし、その血液を耳から飲み干していた。花は人間に摘み取られても、ツタとつながることによって本体の意思どおりに動かせるようになる。ただし、切断された先のツタは行動不能になる。
 ツタは人間の赤ん坊の泣き声のような怪音を発しながら活動し、バサラは親に捨てられて死んでいった子どもたちの恨みの化身とも言われている。本体は、赤ん坊よりも低い、大人の人間男性の絶叫のような鳴き声を発する。
 怪獣としての最大の武器は、ツタから放つ電気ショック。ウルトラマンタロウのストリウム光線によって炎上するが、死ぬ間際に最後の力を振り絞り、捨て子塚のあった寺を焼き尽くした。
 
 撮影に使用されたバサラの着ぐるみは、第9話『東京の崩れる日』に登場した大アリ怪獣アリンドウの着ぐるみの改造であるが、全身がツタにおおわれているため、両手先のカギ爪と頭部の口吻にしか面影は残っていない。




《ふたこと目には途中、途中って……父ちゃん、情けなくって涙が出てくらぁ!!》
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2014年2月度版 そうだい短期観測調査(そうだい短観)

2014年03月01日 23時41分07秒 | 日記
 ぴやっとぱぁ~っとぉ。どうもこんばんは、そうだいです~。みなさま、今日も一日お疲れさまでございました!

 今日も今日とて、山形から戻ってきたばかりでの丸一日勤務でしたが、千葉はやっぱりあったかかったねぇ~。でも、明日は雪が降るかもしれないんだってねぇ~。カラダぶっこわすわ、こんな乱高下!! いい加減にしてつかぁさいよ~。インフルエンザもまだまだ怖いっていうのにさぁ。

 なんだかんだいって、半世紀に一度の大雪に全てのペースが乱されまくってしまった感のある2月も、ようやく無事に過ぎてゆきました。月初から、そうすんなりいきそうにはないムード満点なのですが、今月はも~少しおだやかに春に近づいていけばいいな~と、心の底から願っておりますです、はい……

 さぁ、じゃあとっととまとめてしまいましょうかね!
 2月の『長岡京エイリアン』全13回。ラインナップは以下のようになりました。

観た DVDについて
 映画『姑獲鳥の夏』(資料編)
今のところは快調です!
 NHK 大河ドラマ『軍師官兵衛』視聴メモ(第5~8回)
好きなひとたち
 モーニング娘。シングル4作連続チャート首位アタリマエ~
近況うんぬん
 今月もけっこうお芝居を観ました(土浦『太宰治』フェス、千葉わらく、パントマイム SAVA、桐朋短大卒業公演)
 やっぱりこの冬も雪中行軍しちゃったよ!
 山形にちょっとだけ帰省しました
完全にメモ代わりです
 川上稔の『創雅都市 S.F 』の下調べのムニエル


 あぎゃっ、気がつけば、「エヴァンゲリオン使徒大行進」企画の更新がまるまる1ヶ月ストップしてしまっていた!
 大丈夫、大丈夫。わたくしめが生きておる限り、必ずこのシリーズは完結します!! まぁ、それが『新劇場版』シリーズの完結にさえ遅れてしまいそうな雰囲気が日ましに強くなっている今日このごろのペースではあるのですが……もうちょっと待っててね! 待ってる人がいたら!!

 しかし先月はずいぶんと舞台観劇に出かけたもんだねぇ~。28日ぶんしかなかったってのにねぇ。
 いちおう、今のところ今月3月に観劇の予定はまだ作っていないので、比較的ゆったりした休日が期待できそうな状態ではあるのですが。

実は今月は、ある非常に重要なプロジェクトの胎動を告げる会合があるのだ……

 ちゃんと実を結べばいいんですが。この経過ばかりは、そうそう軽々に我が『長岡京エイリアン』でも報告はできかねます。誰にもナイショの秘密の花園だ!!
 まぁ、しかるべき実を結んだらちゃんと報告するつもりでおりますが、いくら時間がたっても特にそういった知らせがなかったら、「あぁ、いつものうたかたの妄想ミラージュか。」と受け流してやっておくんなまし。個人的にはすっごい楽しみ。

 『軍師官兵衛』は、吹越満さんの第1ステージがわりとあっさり終了しちゃったのよねぇ! まぁ、義昭公なんだからそりゃ当たり前なんですけど。
 私にとっては、この後の牽引力は竹中秀吉と明智小朝、そして「?家康」なんですが……明智が驚くほどパッとしねぇんだよなぁ~、今のところ! いい加減にギアチェンジしてほしいんだけどなぁ~。期待してますよ!

 今回も正味3日間しか滞在していなかったのですが、やっぱり、多少寒いは寒いけど山形は良い土地だねぇ。とりわけ「栄養分を摂取する」という手段に重点を置いて、思うさまのんびりさせていただいてきました。実家じゃいつでも冷蔵庫に牛乳がある! うわぁ~夢みたい。
 ただし、いろいろあって今年は正月にできなかったという、実家でのもちつきイベントがてぐすね引いて待っていたのにはギャフンとうならされてしまいました。ぎあ~背中の筋肉痛がまだまだひかない。


 あと、2月はこんな本とかを読んでました~。あんまり読めなかったのよねぇ。

京極 夏彦       『姑獲鳥の夏 上・下』(1994年)               講談社文庫
川上 稔        『創雅都市 S.F 』(1999~2003年)              メディアワークス
三島 由紀夫     『文化防衛論』(1967~70年)                 筑摩書房ちくま文庫
『歴史群像』特別編集 『戦国の堅城 築城から読み解く戦略と戦術』(2004年) 学習研究社

伊藤 潤二  『富江 下』(2000年)  朝日新聞出版


 『文化防衛論』はねぇ、別に賛同するところがあって読んだってほどでもないんですが、とにかく正しかったかどうかの議論はうっちゃっておいて、その切迫感というか必死感が、21世紀に生きる私にも読ませる迫力を持っているんですよね。言ってることとか、当時の大学生と質疑応答している内容はさぁ~っぱりわかんないんだけど。晩年の三島さんを「狂っている」という気はないのですが、こうまで異常なペースで執筆・提言活動に打ち込んで「私はいつでも冷静怜悧です。」というスタイルを正確無比な筆と論で貫き通している、その正常さがまったく正常じゃないんですよね。芥川龍之介とはまた違った形で「晩年」の到来を体現している、小説家の業のようなものを強く感じました。やっぱりね、日本語でごはんを食べる人生っていうのは、因果なもんなんだねェ。

 それにひきかえ、京極先生は……軽い、軽い! 難しい漢字ばっかりなのに、良くも悪くも文章が軽いったらありゃしない!! まぁこれから、あらかた読み返そうかと思い始めてるとこなんですけどね……私が全部読みきるまでに、ちゃんと『ぬえのいしぶみ』出せよ、コノヤロー☆

 いまさら『富江』なんですけど、あれなんです。2000年に朝日ソノラマから出版されたコミックス版に収録されてない何作かを読みたくて買っただけ。
 ゆるやかな連作集ということで短編ごとのクオリティもまちまちだし、富江さんのお顔だちもゴジラなみに変遷しまくりなんですが、なんといっても、「ホラーと笑いは表裏一体」という真理をまざまざと見せつけてくれる伊藤潤二ワールドの精髄ですよね。
 作者の実人生を作品と絡めるのは全くの野暮であるわけなんですが、伊藤先生が作家として有名になり、結婚してあたたかい家庭を築かれていくにしたがって富江さんの存在がうすくなっていき、マンガ作品としては現在にいたるまで実に10年以上もの沈黙を守っているというところに、逆に富江さんに永遠の生命を吹き込んだ(そうとうイヤなかたちだけど)、伊藤先生の愛情の深さがうかがえるような気がします。

 じぇんじぇん関係ない話なんですが、いろいろお顔が変わっている富江さんの中でも、特に最初期「1980年代」の富江さんに似ている方が今、私の知り合いにいるんですが……まさに富江!! 顔は体をあらはす。振りまわされっぱなしの日々であります。

 そんなこんなで、今月もがんばっていっきまっしょや~♪
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