つんく♂、喉頭がんだった……早期発見、既に治療も休業
(スポーツニッポン・スポニチアネックス 2014年3月6日付け記事などより)
音楽プロデューサーのつんく♂(45歳)が今年2月に喉頭がんの診断を受けていたことを6日、所属事務所がファクスで発表した。
幸いにも早期発見。既に治療に入っている。今後しばらくタレント活動は休業。本人は前向きで、一日も早い復帰を目指している。
昨年2013年1月に音楽バンド「シャ乱Q」の再始動を発表した際、つんく♂は6~7年前から声帯の左側に瘢痕(はんこん)ができて違和感があることを明かし、高音のファルセットが出なくなったり、低音部分の音が何重にも重なって出たりする症状に悩まされてきたことを告白していた。
しかしその後、同年の10月から声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態に。今年2月に全身麻酔手術をして細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが見つかった。
つんく♂より皆さまへご報告
平素より応援いただき、誠にありがとうございます。
寒暖の差が激しい日々が続いていますが、少しずつ春が近づいてきているのが、実感できるきょうこのごろ、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、早速ですが、皆さまにご報告がございます。
約7~8年ほど前から声帯左側に違和感があり、ファルセットなどが出せない状態になっておりましたが、それでも日々手探り状態で仕事をしてきました。
しかし昨年10月くらいから声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態が続いていたので、今年2月に全身麻酔で手術をし、細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが発見されました。
早期のがんということで、現在さっそく治療に入ったところです。
正直、自分としても「まさか自分が」と驚いたのは事実ですが「病は気から」と申します。これも人生における何かのヒントだと思い、ポジティブに進んでいくと決心したところです。
しばらくは集中的な治療をいたしますので、現在お仕事をいただいていた皆さま、いつも応援くださる皆さま、関係各所たくさんの皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけいたします。
心よりお詫び申し上げますと同時に、何卒ご理解、ご了承いただきたく存じます。
また治療に関しましても、いつごろから声が使えるようになるか、未知な部分も大変多く、声を使う仕事の復帰メドに関しましては、その都度、皆さまにご報告させていただこうと思っています。
とはいえ、頭脳も、それ以外の部分もすこぶる元気で、血液検査の結果を見た、ある先生からは「この数値だけ見ると、病気の人のものとは思えないんだがねぇ」というようなお言葉も頂戴しております。
なので、集中的な治療期間が過ぎれば、デスクワーク含めて、できることは今まで通りやっていく予定ですので、どうぞ皆さま、これにもまして応援のほど、よろしくお願いいたします!
そして、治療後には、また歌を皆さまに届けられる日を楽しみにしております。
2014年3月6日
歌手 シャ乱Qボーカル
作詞家 作曲家 音楽プロデューサー
つんく♂
モーニング娘。新旧リーダー つんく♂を激励
つんく♂の喉頭声帯ガン公表に対し、つんく♂がプロデュースするアイドルグループ・モーニング娘。の初代リーダーでタレントの中澤裕子(40歳)、現リーダーの道重さゆみ(24歳)がコメントを発表した。
中澤
「この度、我が師匠でもありプロデューサーである、つんく♂さんの体調の事を聞いた時は絶句してしまう程、驚きましたが、でも以前つんく♂さんが『オレはラッキーボーイやからなぁ』と言われてた事を思い出しました。治療すれば大丈夫という事なので、またあのセクシーな歌声が聞ける日を待ってます!」
道重
「私たちハロー!プロジェクトのプロデューサーつんく♂さんの病状を聞きました。とても驚いています。現在治療中とのことで、しばらくは現場でお会いする事ができないみたいで寂しく感じます。ですが、つんく♂さんのポジティブなコメントを聞いて、離れているつんく♂さんにも届けられるくらい気持ちを込めてパフォーマンスをしようと思いました。1日でも早く良くなって復帰できますよう、心からお祈りしています。」
……んん~んなんてぇっこったいぃぃいい!!
栄光あるハロー!プロジェクト王国の唯一無二のあるじに病魔が! 列島震撼!!
とはいえ、上の記事にもあるように、つんく♂さんのノドの調子がかなり大変なことになっているらしいことは、一度でもここ最近のお声を聞いたことのある方ならば、しろうとでもすぐにわかるレベルで認知されていましたので、このたびの療養入りも、それ自体でつんく♂さんの命にかかわるような深さにまで知らず知らずのうちに進行している、という心配はないと思われます。精密な検査はけっこう前から行われていたはずですからね、なんてったって一流ミュージシャンのノドなんですから!
ただそれだけに、まずロックバンドのヴォーカル担当という立場からすれば、まさしく非常に痛い所にメスを入れなければならないわけですし、それと同時に経過によっては、「国王おんみずからが生歌をまず録音し、それを各グループが聞いて咀嚼してからレコーディングする。」というハロー!プロジェクト伝統のプロデュース法にも、なんらかの影響が生じるのやもしれず……とにかく、今後の報告を固唾を呑んで待たなければならない、重大きわまるニュースといえましょう。うちもいそいで、病気平癒の護摩焚き加持祈祷しなきゃ!
しかしホントに……なんで昨日「3月6日」に、そげな一大ニュースが世に出てしまったんだろうか。
この日はマジで、いろんなポイントから見て、私にとっては「絶妙」っちゃあ「絶妙」なタイミングだったんですよね!
まずなにはなくとも、この3月6日は、Berryz工房のどピンク広報塔こと、嗣永桃子プロの生誕日であります。
そして、私につきましては「2つ」重大な意味合いがありまして、そのうちの1つはここで言うまでもないことなのでうっちゃっておくとしまして、もう1つというのが、明けて本日7日に、かねてより企画していたハロー!プロジェクトに大いに関係のある会合をやることになってたっていうことだったんですよ!
なんというナイ……いや、これを「ナイス」と言ってしまったら不敬罪でハロプロポリス(もしくはハロプロ憲兵)に逮捕されてしまいます。ハロプロポリスって、なんかノドによさそうな名前ですね。
ともかく、本日の話題にするにはあまりにもホットであまりにも核心的なネタが飛び込んできてしまったわけでして。ほんと、まったく代替のきかないつんく♂さんの影響力って、ハロー!プロジェクトにとってはあまりにもウェイトが大きすぎるんですよね。別のミュージシャンがプロデュースすればいいとか、久保こーじさんみたいな影武者ががんばればいいとかいう問題じゃないわけなのよ!!
ほんと、まず「あるアイドルブランド」が15年以上存続しているという事実自体が奇跡なんですけど、それもつんく♂さん一代のシステムなんですよね。少なくとも、今のところは。イズムとか経営理念だけ伝わればいくら代替わりしても大丈夫、とかっていうふうに単純にはできてないんだよねぇ。なんてったって、『ギャグ100回分愛してください』だもんねぇ。『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』だもんねぇ。なんだろ、このセンス。
これはもう、一刻も早い全快を願うほかないわけなんですが、それにしても最近、私の身のまわりでガンがかかわってくる話題が増えた、増えた。
まず、去年の年末に家族がガン切除のためにおっきめな手術をやったでしょ。
まぁ、それは成功して幸い経過も順調のようなんですが、今年に入って先月、私自身も大変お世話になった、私の友人のお母様がガンで亡くなられちゃって。
大変申し訳ないことに葬儀に参列できず、先週やっとご自宅をうかがって線香を上げさせていただいたのですが、なんか、とってもお元気なイメージの方だっただけに、遺影を拝見してもまるで実感がわかなくて。
まぁとにかく、ガンに限らず、「病」と「死」の影というものは大変嫌なものではあるのですが、逃げ回ってばかりいられるものでもなく、そういったものを意識せざるを得ない事態に直面すると、逆に自分にとって「生」とはいったい何なのか?という問題に想いが至って、まさに身の引き締まる良いきっかけにもなるんですね。
そういう意味でも、うきうきしてくる春の到来を前にして、さまざまなことにハッと目を覚まさせられる日々なのでありました。
どうなんだろう、モーニング娘。の5月日本武道館ファイナル、ないかな……あるといいんだけどな!
(スポーツニッポン・スポニチアネックス 2014年3月6日付け記事などより)
音楽プロデューサーのつんく♂(45歳)が今年2月に喉頭がんの診断を受けていたことを6日、所属事務所がファクスで発表した。
幸いにも早期発見。既に治療に入っている。今後しばらくタレント活動は休業。本人は前向きで、一日も早い復帰を目指している。
昨年2013年1月に音楽バンド「シャ乱Q」の再始動を発表した際、つんく♂は6~7年前から声帯の左側に瘢痕(はんこん)ができて違和感があることを明かし、高音のファルセットが出なくなったり、低音部分の音が何重にも重なって出たりする症状に悩まされてきたことを告白していた。
しかしその後、同年の10月から声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態に。今年2月に全身麻酔手術をして細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが見つかった。
つんく♂より皆さまへご報告
平素より応援いただき、誠にありがとうございます。
寒暖の差が激しい日々が続いていますが、少しずつ春が近づいてきているのが、実感できるきょうこのごろ、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、早速ですが、皆さまにご報告がございます。
約7~8年ほど前から声帯左側に違和感があり、ファルセットなどが出せない状態になっておりましたが、それでも日々手探り状態で仕事をしてきました。
しかし昨年10月くらいから声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態が続いていたので、今年2月に全身麻酔で手術をし、細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが発見されました。
早期のがんということで、現在さっそく治療に入ったところです。
正直、自分としても「まさか自分が」と驚いたのは事実ですが「病は気から」と申します。これも人生における何かのヒントだと思い、ポジティブに進んでいくと決心したところです。
しばらくは集中的な治療をいたしますので、現在お仕事をいただいていた皆さま、いつも応援くださる皆さま、関係各所たくさんの皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけいたします。
心よりお詫び申し上げますと同時に、何卒ご理解、ご了承いただきたく存じます。
また治療に関しましても、いつごろから声が使えるようになるか、未知な部分も大変多く、声を使う仕事の復帰メドに関しましては、その都度、皆さまにご報告させていただこうと思っています。
とはいえ、頭脳も、それ以外の部分もすこぶる元気で、血液検査の結果を見た、ある先生からは「この数値だけ見ると、病気の人のものとは思えないんだがねぇ」というようなお言葉も頂戴しております。
なので、集中的な治療期間が過ぎれば、デスクワーク含めて、できることは今まで通りやっていく予定ですので、どうぞ皆さま、これにもまして応援のほど、よろしくお願いいたします!
そして、治療後には、また歌を皆さまに届けられる日を楽しみにしております。
2014年3月6日
歌手 シャ乱Qボーカル
作詞家 作曲家 音楽プロデューサー
つんく♂
モーニング娘。新旧リーダー つんく♂を激励
つんく♂の喉頭声帯ガン公表に対し、つんく♂がプロデュースするアイドルグループ・モーニング娘。の初代リーダーでタレントの中澤裕子(40歳)、現リーダーの道重さゆみ(24歳)がコメントを発表した。
中澤
「この度、我が師匠でもありプロデューサーである、つんく♂さんの体調の事を聞いた時は絶句してしまう程、驚きましたが、でも以前つんく♂さんが『オレはラッキーボーイやからなぁ』と言われてた事を思い出しました。治療すれば大丈夫という事なので、またあのセクシーな歌声が聞ける日を待ってます!」
道重
「私たちハロー!プロジェクトのプロデューサーつんく♂さんの病状を聞きました。とても驚いています。現在治療中とのことで、しばらくは現場でお会いする事ができないみたいで寂しく感じます。ですが、つんく♂さんのポジティブなコメントを聞いて、離れているつんく♂さんにも届けられるくらい気持ちを込めてパフォーマンスをしようと思いました。1日でも早く良くなって復帰できますよう、心からお祈りしています。」
……んん~んなんてぇっこったいぃぃいい!!
栄光あるハロー!プロジェクト王国の唯一無二のあるじに病魔が! 列島震撼!!
とはいえ、上の記事にもあるように、つんく♂さんのノドの調子がかなり大変なことになっているらしいことは、一度でもここ最近のお声を聞いたことのある方ならば、しろうとでもすぐにわかるレベルで認知されていましたので、このたびの療養入りも、それ自体でつんく♂さんの命にかかわるような深さにまで知らず知らずのうちに進行している、という心配はないと思われます。精密な検査はけっこう前から行われていたはずですからね、なんてったって一流ミュージシャンのノドなんですから!
ただそれだけに、まずロックバンドのヴォーカル担当という立場からすれば、まさしく非常に痛い所にメスを入れなければならないわけですし、それと同時に経過によっては、「国王おんみずからが生歌をまず録音し、それを各グループが聞いて咀嚼してからレコーディングする。」というハロー!プロジェクト伝統のプロデュース法にも、なんらかの影響が生じるのやもしれず……とにかく、今後の報告を固唾を呑んで待たなければならない、重大きわまるニュースといえましょう。うちもいそいで、病気平癒の護摩焚き加持祈祷しなきゃ!
しかしホントに……なんで昨日「3月6日」に、そげな一大ニュースが世に出てしまったんだろうか。
この日はマジで、いろんなポイントから見て、私にとっては「絶妙」っちゃあ「絶妙」なタイミングだったんですよね!
まずなにはなくとも、この3月6日は、Berryz工房のどピンク広報塔こと、嗣永桃子プロの生誕日であります。
そして、私につきましては「2つ」重大な意味合いがありまして、そのうちの1つはここで言うまでもないことなのでうっちゃっておくとしまして、もう1つというのが、明けて本日7日に、かねてより企画していたハロー!プロジェクトに大いに関係のある会合をやることになってたっていうことだったんですよ!
なんというナイ……いや、これを「ナイス」と言ってしまったら不敬罪でハロプロポリス(もしくはハロプロ憲兵)に逮捕されてしまいます。ハロプロポリスって、なんかノドによさそうな名前ですね。
ともかく、本日の話題にするにはあまりにもホットであまりにも核心的なネタが飛び込んできてしまったわけでして。ほんと、まったく代替のきかないつんく♂さんの影響力って、ハロー!プロジェクトにとってはあまりにもウェイトが大きすぎるんですよね。別のミュージシャンがプロデュースすればいいとか、久保こーじさんみたいな影武者ががんばればいいとかいう問題じゃないわけなのよ!!
ほんと、まず「あるアイドルブランド」が15年以上存続しているという事実自体が奇跡なんですけど、それもつんく♂さん一代のシステムなんですよね。少なくとも、今のところは。イズムとか経営理念だけ伝わればいくら代替わりしても大丈夫、とかっていうふうに単純にはできてないんだよねぇ。なんてったって、『ギャグ100回分愛してください』だもんねぇ。『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』だもんねぇ。なんだろ、このセンス。
これはもう、一刻も早い全快を願うほかないわけなんですが、それにしても最近、私の身のまわりでガンがかかわってくる話題が増えた、増えた。
まず、去年の年末に家族がガン切除のためにおっきめな手術をやったでしょ。
まぁ、それは成功して幸い経過も順調のようなんですが、今年に入って先月、私自身も大変お世話になった、私の友人のお母様がガンで亡くなられちゃって。
大変申し訳ないことに葬儀に参列できず、先週やっとご自宅をうかがって線香を上げさせていただいたのですが、なんか、とってもお元気なイメージの方だっただけに、遺影を拝見してもまるで実感がわかなくて。
まぁとにかく、ガンに限らず、「病」と「死」の影というものは大変嫌なものではあるのですが、逃げ回ってばかりいられるものでもなく、そういったものを意識せざるを得ない事態に直面すると、逆に自分にとって「生」とはいったい何なのか?という問題に想いが至って、まさに身の引き締まる良いきっかけにもなるんですね。
そういう意味でも、うきうきしてくる春の到来を前にして、さまざまなことにハッと目を覚まさせられる日々なのでありました。
どうなんだろう、モーニング娘。の5月日本武道館ファイナル、ないかな……あるといいんだけどな!