ルノーは日産や三菱自との共同事業については「引き続き実行していく」とした
(2023年2月、ロンドンで記者会見した各社の首脳)
【パリ=北松円香】フランスの自動車大手ルノーは23日、ホンダと日産自動車による経営統合へ向けた協議入りの正式発表を受けて声明を発表した。
「日産の主要株主として、ルノー・グループとそのステークホルダーにとっての最善の利益のために、あらゆる選択肢を検討する」とした。
日産、三菱自動車とのアライアンス(連合)で決まった共同事業については「引き続き実行していく」とした。
インドや南米などでの協力や、ルノーが新たに設立した電気自動車(EV)子会社アンペアへの日産による出資などで合意していた。
ルノーは日産株の43%を保有していたが、2023年2月に資本関係見直しで合意し、15%ずつの相互出資とすることが決まった。現在は日産への出資比率を引き下げる途上だ。
ホンダと日産自動車が12月23日、経営統合へ向けた協議入りを発表しました。持ち株会社を2026年8月に設立し、傘下に両社が入ります。日産が筆頭株主の三菱自動車の合流も視野に入れます。最新ニュースと解説をお伝えします。
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日経記事2024.12.24より引用