ホテルや飲食店などが入居する「Otemachi Oneタワー」の所有権の一部を売却した
三井物産は25日、大型複合ビル「Otemachi One」(東京・千代田)の建屋と土地の一部所有権をかんぽ生命保険などが出資するファンドのスプリング4(同)に売却したと発表した。
所有権全体の8.21%に相当する。売却額は非公表だが数百億円規模と見られる。2025年3月期通期の連結業績予想には織り込み済みだとしている。
「Otemachi One」は三井物産と三井不動産が共同開発し20年に開業した。三井物産の新本社である三井物産ビルとOtemachi Oneタワーで構成する。
今回はオフィスやホテル、飲食店などが入居するOtemachi Oneタワーの所有権の一部を売却した。売却後も複合ビル全体の所有権の過半は三井物産が保持し続ける。
日経記事2024.12.25より引用