京セラは21日、60億円(4000万ドル)規模のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを4月に立ち上げると発表した。日本やアジアのスタートアップに投資する。
環境・エネルギーやヘルスケアなどの先端技術を持つ企業とのつながりを増やし将来的な協業につなげる。
名称は「京セラベンチャーズ・イノベーションファンド1号」。ベンチャーキャピタル(VC)のグローバル・ブレイン(東京・渋谷)と運用する。創業初期などのスタートアップに1件あたり3000万〜3億円規模を投資する。
投資対象は情報通信、モビリティー、核融合なども含む。京セラがCVCをつくるのは初めてという。従来のセラミック部品などにとどまらない新規事業の創出に力を入れておりスタートアップ投資を通じて先端技術の取り込みを急ぐ。
日経記事2024.03.21より引用