獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの55年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

ほころびは早めに修復しよう

2013-05-05 20:30:45 | 野球
兄弟連動同点ホームランに藤浪君。ファンの皆さんには楽しんで頂けたんではないでしょうか?


この写真なんか好き(^_^;)



と言う訳で、藤浪君の4勝目はお預けと言う事になりました。
あらい兄のおかげで藤浪君の甲子園初敗戦だけは免れました。
負けは久保君です。当然ですね(苦笑)



藤浪君は投げるほどに成長しているように見えますし、何かまだ隠し持ってる気もします。
今日失点したのは5回、先頭の畠山に全球ストレートで勝負をし、真ん中に入ったボールを3塁線に痛烈なライナーでもって行かれ、ノーアウトランナー無しで長打を警戒すべき時に何故か三塁線を空けて守っていた良太の横をスル―して二塁打になり、そこから宮本に進塁打を打たれ、森岡にタイムリーを打たれるのですが、森岡にはずっと良い所で打たれてますね。

良太はその後カメラ席に突撃してフライをキャッチするんですが、そう言うの良いからセオリー守ってくれと祈りました(笑)
マイナスから100まで見る分には面白いんですが、仕事で一緒にはなりたくないなあ・・良太(笑)



その直後中村にツーランを打たれるのですが、気持ちを立て直す前にストレートをポンと投げたら打たれたように見えました。
森岡にしても中村にしても読んで決め打ちでしたね。だってストレートばっかりでしたからね~



何度か書いてるんですが、ヤクルトは後半に得点するチームです。
何故か考えたら、初回から相手の得意な球を凡退してもしっかり振りきっている。
そうすると、後半には投手は抑えていても精神的に疲弊しているし、何よりもピンチになった時に封じる手が無くなるんですよね。
藤浪君は3点取られた5回以降6・7回を三者凡退に抑えるのですが、序盤よりはやや変化球を混ぜますが、基本はやっぱりストレート。
余程今日のストレートには自信があったんでしょう。
ガタガタしない所は流石と言うか、こう言う所が違うんでしょうね。



その後、あらい兄さんが珍しく(^_^;)同点スリーランを放つんですが、ヤクルト先発の八木が先頭のマートンと良太にフォアボールを与えてのチャンス。
マートンなどは特に合ってなかったのでラッキーでしたが、あらい兄がこれも珍しく外のボール球を見極めて中に入って来る低めの好きなゾーンを思い切りすくいあげるお得意のホームラン。
とは言えチャンスになるとギッチギチに力む癖があるだけに今回は楽な状態で打席に入っていたので、余程合うピッチャーだったんでしょうね(笑)


その後俊介がセカンドとセンターの間に落ちるヒットを打って藤井が送るんですが、代打陣の現状を考えたら今好調の藤井に送らせたのはベストだったかな・・・と思わないでも無いですね。
まあ、冒険する回でも場面でも無かったので送るのも正解ではありましたが・・・・・。

今成と西岡が凡退して同点止まり。
継投が最近不安定なのでどうするか注目だったんですが、やっぱり忍でした。

昨日も思ったんですが、今までAFKと呼ばれる3人が調子が良かったから抑えられてましたが、良く考えたら歳はともかく右の本格派が3枚続く訳で、先発も右の本格派で、特にヤクルトみたいな打線は初回から藤浪の速球にバリバリ凡退覚悟で振り切っていたら・・・・同じような右でややストレートの威力が落ちる投手の継投になったら嫌でも打てるん違うんかなあ・・・・と疑問だったんですよ。

判で押したようにAFKで繋ぐんじゃなくて、打者の傾向に合わせて加藤とか筒井とかポイントで繋がれへんもんかな・・・
中継ぎで苦労してるチームはそうしてるんですけどね・・・と考えていたんですが・・・・


忍はストレートオンリーの配球だったんですが、正直藤浪君に比べたら合わせやすいストレートに見えてしまったんじゃないかと思うんですね。
セットアッパーになってから緩いボールは使い辛いとは思うんですが、それでもしっかり腕振って緩いボールも投げないとストレートの威力が落ちたらしんどいですよ。



8回、タイムリーエラーをしてしまったマートンが挽回するチャンスが大和とトリ―のヒットで訪れたんですが、ゲッツーになってしまいました。
外のストレートを生真面目に右方向に打とうとしたんですが擦ってしまいました。
こう言う生真面目な所好きなんですが、もっともっと我儘に振っても良いかなあ・・・と思いますねえ、こう言う時は。
所がランナー一人残した所で良太がお兄ちゃんと同じように真ん中やや低めをすくい上げてマイブームのバックスクリーン右側へツーランホームラン!!!
この時は叫んでしまいました。
駄目な時はツーアウトただなんですが、打つと連動して大量点に繋がる。。。。

0か100か・・・どころではなく、マイナスか100かなんですよね~
見てる方の感情の可動域を広げ過ぎでついて行けませんわ、この兄弟(苦笑)


で、同点で久保君。
果たして二点負けてる状態だったので準備をしていたかどうか・・・なんですが・・・こう言う所がブルペンは難しいですよね。
こう言う場面、セオリーならクローザーの久保君なんですが、中継ぎベテランの加藤なんか駄目だったんかな・・と思いますね。
相手にしても右投手が続いて打席に入る前の準備がしやすかったでしょうし。

打者が右が続くんで久保君だったかもしれないんですが、そうなると、やっぱり渡辺なんか居て欲しかったな~と思うんですよね。
まあ、ナベいてもこう言う場面で選ばれたかどうか・・・ですが。。。




久保君は振って欲しいボールを見極められて腕が振れなくなりました。
フォアボール二つと進塁打二つでツーアウト2・3塁。
バッターは小兵三輪で昨日ホームランを久保から打ってる岩村の代打があるかと思ったら無し。

守備位置の加減かと思ったんですが、川島って確か外野も守れたはずですし、そうでも無かった・・としたらやはり岩村の確率の低い一発より三輪の内野安打の方が確立が高いと踏んだのかと思いました。
こう言う、場面場面で采配の差みたいなものがヤクルト戦では身にしみるんですよねえ・・・・(´・ω・‘)


この三輪への攻め方が大変勿体無い攻め方で、1-2と追い込んでおきながらフォークにも手を出してファールにしているので、しっかり腕を振って抜いた球を投げられたら打ち取れるか?
当たり損ねで安打になるのを避けたかったら小兵選手にありがちな外角高めストレートを空振りさせるかポップ打たせるか、ズドンと内角行くか・・・・

で、ストレートを投げたら中途半端な高さになってショートの頭を越えてタイムリーヒットになってしまいました。


この攻めは追い込んでいただけに実に勿体無い攻めだったなあ・・と思っていました。私は配球には詳しくは無いのですが・・・・




これが決勝点になったのですが、結局同点…もしくは勝ち越して僅差…の切り抜け方が方法として確立していないのだと感じましたね。
安藤福原久保の並びにはやっぱり誰か相手のデータに無い若手投手とか変則とか、左でも良いのですが、そう言う投手を挟めたら良いのですがねえ。。



今日は国民栄誉賞とか、ノリの国内での2000本とか御目出度い事だらけだったみたいですね
特にノリの2000本は激動の野球人生だっただけに(その殆どが自ら捲いた種ですが)感慨深いです。
ただ、ノリが名球会のブレザーを着ている所だけは、どうしても想像できないんですが・・・・・・・・・・・・(^_^;)

コメント (6)
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