獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの45年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

どう考えても負けてた試合

2013-05-25 23:20:53 | 野球
清水が代走で出て来た時は勝ち負けそっちのけで色んな事を考えました。レフト玉置、キャッチャーコンラッドとか色々・・・・・


まずは、逆転のきっかけになった白井球審のデッドボール判定は明らかな誤審。
当たったとされる浅井ですら「ファール」と決め込んで打席外して素振りしようとしてたくらいですから。

私も草レベルですが球審の経験は何ぼかありまして、あのレベルになると音が頼りになるのでしっかり音は聞こえた筈なんですが。
リプレー見られないのが審判の辛いとこなんですがね。


明らかな誤審とわかっていても試合は止まらない。止められない。
どうしようもない流れに飲み込まれてしまったような感じです。




今日は反省だらけの試合でした。
守る方は能見が4回からバテたのか、味方の拙攻にがっかりしたのか、ピンチを背負いながらの投球となるのですが、1失点で7回110球の踏ん張りを見せました。
お兄ちゃんのエラーを弟がカバーする場面もありました。守備が固かったのが良かったです。


失点は大引きに打たれたツーベースからバントとセーフティスクイズで失った一点だけですが、ノーアウトで長打と言う場面がここ何試合か先発投手全体に多いですよね。

今日のツーベースは珍しくややライン際を詰めていた良太の横を痛烈に破ったものですから、能見の球が高く甘かったと言う事です。
ここから失点する過程で能見がエースらしくなったなあ・・・と感心するのですが、
まず焦らず失点を怖がらずに投げているように見えたのが良かったですね。

1点2点を恐れて大量失点なんて事が勝てない投手には有りがちな事なんですが、今日の能見は失点を怖がる風では無かったので、そう言う所がエースらしくなったなあ・・と思えたのですね。

野球は点取りゲームではありますが、アウトを取り合うゲームでもあるのです。
無理な失点を防ぐより取れるアウトをしっかり取りに行く事が先決であるとエースと呼ばれる人たちはわかっているのでしょう。


能見もやっとそう言う境地に達したのかと、しみじみしてしまいました。




さて、反省だらけの攻撃面ですが、
藤井が落ちて来ているのと大和が相変わらずドツボなので打順の巡りが酷く悪い。
トリ―から始まる回が3回あったと言うのはちょっとまずい。


トリーが出塁してマートン新井兄弟で還すのも良いのですが谷元が今回は本当に良くて低めに集まっていてお手上げ状態でした。
ハムの外野も上手いので低めに力のあるボールが集まると少々コースが甘くても長打が生まれません。


今日の兄弟のシンクロ率ですが・・・


↑肝心な8回にシンクロしない彼ら(^_^;)
8回は代走が出たからと言う説が浮上・・・お兄ちゃんが見えてなきゃ打てないのか?






大和はここ数試合での和田監督のバント責め苦に耐えかねていた様で、思うのですが、大和ってバント気にし過ぎて練習し過ぎて体の軸が狂っている気がします。
これも持論なんですが、よく打てる選手はバントも上手い風潮がありますね。
それと、交流戦に入って投手のレベルが上がってますので速いボールを意識し過ぎてますね。


マコトじゃないですけど、これも自分で打席の中で掴む感覚なのですよね。
割に合わない事をやってる時が後に自分の糧に必ずなるのですよ。

頑張れ大和!