きっと明日は雨のち晴れ

六甲道診療所での仕事は忙しいけど、それなりに楽しい。ちょっとくじけそうなことがあっても、雨のち晴れです

意思決定支援の技法は伝わったのか?

2017-07-10 20:37:15 | 診療
月に1回の月例学習会
スタッフ教育というのははばかられますが、
なにか変わるといいなあと、思いながら

7月は所長の務めで、
25周年の公開糖尿病教室のときに、上演した
糖尿病療養指導士用の DVD
インスリンを打ちたくないという 
中年男性の気持ちをどうときほぐしていくかという
難問にこたえる学習会を ということで、

急遽、購入した 
「看護者が行う意思決定支援の技法30」という本を
前日の米子行きの、福山師匠の植田しょうじせんせいのミュージアムで
ひっそり勉強。


スキル1 感情を共有する
 技法1 感情を浮かび上がらせる
 技法2 表出された感情と向き合う
 技法3 感情を受け止める
 技法4 これまでの療養方法をねぎらう

スキル2 相談内容の焦点化につきあう
 技法5 潜在的に抱えている問題の表面化につきあう
 技法6 共有すべき問題の点検
 技法7 療養状況にまつわる価値観の確認
 技法8 患者の療養生活に対する認識を認め肯定的な評価をかえす
 技法9 誤解している認識を解きほぐす
 技法10 意思決定に猶予を与える

なかでも、感情をうけとめ、価値観をしっかり確認することがいかに、
がん患者さんではなくても、糖尿病患者さんにとっても大事であることを
しどろもどろでも、学習会した、今日、
準備と心構えに労力をさきましたが、
これを、わかってもらおうと思いませんが、

感情を共有できるって、スキルやろか
できる人はできるんやろけど、
どうしたら、明日にいかせるか また悩みですね



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