飛騨の山猿マーベリック新聞

💛専守防衛💛れいわ新選組💛立憲民主党💛国民民主党
💛日本共産党💛社民党💛気晴らしには演歌が一番💛

◉気になる桂銀淑さんのこと・・・老けるのは、仕方ないか(笑)

2020年01月07日 12時21分59秒 | ●気晴らしには演歌が一番

若い頃からフアンだったハスキーボイスの桂銀淑さんの古い記事を日刊ゲンダイで見たのであげさせて下さい。

満期出所まで残り2カ月で母親が死んで…葬儀の費用もなく

NHK紅白に初出場した1988年当時の桂銀淑(C)共同通信社

NHK紅白に初出場した1988年当時の桂銀淑(C)共同通信社

私がこれまでの人生で最も後悔していることは覚醒剤事件もそうですが、唯一無二の母親の死に目に会えなかったことです。

 覚醒剤服用の現行犯とポルシェ詐欺事件(執行猶予)が加重されて結局、懲役1年6月の実刑判決を受けて、水原刑務所に収監されました。
 女子房では7人の女囚との雑居房ですが、他の先輩の女囚から「あんた、歌を歌ってよ」なんて言われたこともあります。でも刑務所ではいじめられたりしたことはありません。私は女手一つで育てられたせいか、けっこう気が強く、口喧嘩には負けないタイプです。それに看守女性も私のファンで、たばこを差し入れてくれましたが、私は吸わないので断りました。
 私が満期出所まであと2カ月残していた2016年4月、母親は92歳でこの世を去りました。若い頃から女手一つで私を育ててくれた母親は50代から糖尿病に悩み、合併症を併発して、腎臓、肝臓、そして認知症となり、最後は老人ホームで息を引き取りました。ソウル市内の葬儀会場に行くために法務部から2泊3日の特別外出許可を受けて喪主をつとめました。

ご恩返しと償い…私の夢はもう一度、日本に戻って歌うこと

桂銀淑(提供写真)

桂銀淑(提供写真)

私にとって日本人以外の歌手で記憶に残っているのが、台湾の歌手テレサ・テンさんです。彼女は“アジアの歌姫”と呼ばれていました。91年末の紅白歌合戦では一緒に出場しました。私は「悲しみの訪問者」、テレサさんは「時の流れに身をまかせ」を歌いました。残念ながらテレサさんは95年、タイで亡くなりました。42歳の若さでした。
 96年に個人事務所をつくった理由も、“アジアン・フューチャー”(アジアの未来)をテーマに日本だけでなく、アジアでも愛される歌手になりたいという目標を立てたからです。そのために完璧なステージを目指し、人一倍豪華な照明や舞台装置をつくろうとしました。有能なバックバンドを起用したり、他の歌手以上に衣装をたくさん購入したり、お金をかけました。ステージ(コンサート)では満足できましたが、経済的に独立事務所を圧迫する結果を招いたのです。第一印象・・老けたね~(笑)

  • 1 2 3 次へ >>
  • 太刀川正樹ジャーナリスト

    1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

☕桂銀淑,すずめの涙 1998-12-10


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◉「あいトリ」「主戦場」攻撃... | トップ | ◉支配と依存、中東についても... »

コメントを投稿