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★岸本聡子・新杉並区長インタビュー 第1回

2022年07月31日 12時06分38秒 | ●YAMACHANの雑記帳

岸本聡子・新杉並区長インタビュー 第1回

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2022/07/30 新杉並区長に就任した岸本聡子さんへの単独インタビューを計3回に分けて公開します。 0:07 そもそも区長選立候補の最大の動機は? 2:54 区長になってみてどうか? 7:57 区長として特に取り組みたいことは? チャンネル登録お願いします →
出馬表明からわずか2カ月で臨んだ杉並区長選で現職を破り、注目を集めた岸本聡子区長(48)は「一人一人が関わることで何かが変わると示すことができた」と選挙戦を振り返る。政治家に大切な能力は「学び、聞き、理解すること」と語る岸本区長。本紙のインタビューで、区政の問題から、民主主義や新自由主義に対する考えまで幅広く語った。今回紹介するテーマは「聞く力」。

 きしもと・さとこ 1974年東京都生まれ。2003年からオランダに拠点を置く政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所」に所属(退職)し、各国の公共サービス民営化の実態などを調査。市民団体からの出馬要請を受け立候補した6月の区長選で、住民と対話しながら公約をバージョンアップするユニークな選挙戦を展開。187票差で現職を破り、今月11日に杉並初の女性区長に就任した。

◆変革がつながると大きな力になる

 いろいろな地域で変革を起こし、それがつながると大きな力になります。欧州中心に公共サービスや環境問題の研究や運動に取り組んだ時のこうした経験を、杉並区で役立てることができるかもしれないという思いもあり区長選に立候補しました。
選挙中の様子や今後の政策について話す杉並区の岸本聡子区長

選挙中の様子や今後の政策について話す杉並区の岸本聡子区長

 選挙戦を通して、私は生活者サイドの話を聞いてきました。そのとき私は、ただの一市民であり、仲間として聞いた。区の行政を問題視している人の声はよく聞こえてきましたが、前区長の区政を支援していた人たちの声は私に届きませんでした。これからは、そうした人たちの考えも理解したいと思います。
 行政組織は巨大で多岐にわたります。災害や気候変動、LGBTQ、施設再編など長期的課題と毎日提供しなければならないサービスを扱っている。多くの職員がいて、区長一人の理解を超えているような組織。そこがすごさであり難しさでもあります。でも、私はできるだけ学びたい。
 区の職員は私と支援者らが選挙戦でつくった粗削りなマニフェストと課題のギャップを洗い出してくれました。区が大きく変わることに動揺もあると思う。職員がそれを受け止め、一緒に向き合ってくれることに感謝しています。信頼関係をどうつくるかは私の課題であり、職員の課題でもあります。

◆審議会や諮問機関 委員の半分は女性にしたい

愛用の自転車に乗って登庁する岸本聡子・杉並区長。区役所の駐輪場には区長専用区画が設置された。=28日午前、東京都杉並区で(戸田泰雅撮影)

愛用の自転車に乗って登庁する岸本聡子・杉並区長。区役所の駐輪場には区長専用区画が設置された。=28日午前、東京都杉並区で(戸田泰雅撮影)

 ゆくゆくは女性の幹部を増やしたい。だから、女性が働く場としてどういう課題を抱えているかを聞いていきたいし、早急に対策をまとめたい。
 また、地域や産業界、学識経験者による審議会や諮問機関の女性委員を半分に増やしたい。会にもよるが女性は1人、2人という印象。女性が半分になったら雰囲気もずいぶん変わるでしょう。区長の権限でできる部分も多いので、積極的にやっていきたい。
 区民の声を吸い上げ区政に反映したい。例えば、住民が気候変動について話し合う「気候市民会議」の創設の要望があります。この会議は、市民が直接議論して、その内容が議会で話し合われるもので、直接提案できるプロセスです。

◆パートナーシップ条例 追随的ではなく、もう一歩先の議論進める

 市民が単に話しあうだけでなく立法(条例化)や予算につなげるという具体的なところまでやりたい。住民が何かをやったことで「変わる」ということが重要。市民が提案したプロジェクトに予算がつく「市民参加型予算」は実現可能だし面白い。やって絶対損はありません。
 短期的には、パートナーシップ条例を制定したい。同性同士を対象にするだけでなく、事実婚の人たちも条例の対象にしている自治体もあります。杉並区では、単に追随的にやるのではなく、もう一歩先の議論を進めたいです。

 杉並区 東京23区の西部に位置し、人口は57万人で、23区で6番目に多い。1954年に米国が南太平洋のビキニ環礁で水爆実験した後、全国に広がった原水爆禁止運動の発祥の地として知られる。衆院選では区域の大半が第8区で、長年石原伸晃氏(自民)が小選挙区の議席を維持。しかし、昨年10月の衆院選では吉田晴美氏(立憲民主)に敗れた。吉田氏を支えた市民団体が6月の区長選で岸本聡子氏を応援した。

 

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