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2024/01/14
能登地震の発生からもう2週間。もたもたイライラする政府の対応ですが、発生直後から全国の自治体のDMAT、民間の医療チームが能登に向かい現地で活動しています。 がれきのなかから負傷者を救出する発生直後の活動から、現在、ノロウイルスとコロナとインフルエンザの蔓延を食い止め災害関連死を防ぐ活動へと医療の重点も変わってきています。今回は、最も早く輪島に到着し医療を提供し避難所運営をサポートしているTMAT(阪神淡路大震災の際に全国の徳洲会病院からボランティアで駆け付けた医師や看護師、医療関係者のグループを母体とするNPO法人です)の医師と事務局長から、被災直後の現地の状況、避難所の現状、今後必要な支援について詳しくうかがいます。 阪神淡路大震災から東日本大震災、熊本地震と、民間の多くの団体は教訓を積み重ね相互に連携しながら、今回も最も必要な支援を最も得意な団体が現地の対策本部の調整の下で臨機応変に提供しています。政府はともかく、日本の災害対応での自治体や民間団体の力は素晴らしいものがあります。 遠く心配している者として、そういう活動にほっとする思いもありながら、今後長く続く避難生活や復興の在り方に国はほんとうに心を向けていけるのか不安は禁じえず、今後も状況報告をお伝えしていきます。 2024年1月12日 収録 ◆ 今回ご協力いただいた「TMAT」の能登半島地震での活動のための寄付はこちらから https://congrant.com/project/npotmat/... TMATのホームページはこちら https://www.tmat.or.jp
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