市民連合 命と暮らし守る政治へ結束
党派超え女性ずらり
さいたま
野党共闘を進める埼玉女性の市民連合は20日、さいたま市の浦和駅東口でサイレントスタンディングに取り組みました。
日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、社会民主党埼玉県連合の池田万佐代副代表が参加しました。
「PCR検査をすべての希望者に」「コロナ禍 大学の授業料免除を」「女性の願いを政治へ 女性議員を増やそう」「罰則より保障を」などのプラスターや横断幕でアピールしました。
梅村氏は、菅義偉首相が施政方針演説でPCR検査に触れなかったことや、現場の支援の遅れを批判。「保育士からは先行きが見えない不安を訴えられた。命とくらしを守るため、総選挙で野党連合政権を実現したい」と強調しました。
池田氏は「ケア労働者の賃金見直しや2回目の給付金をやるべきだ。命とくらしを守る政治をつくり直さなければならない」と力を込めました。
ある参加者は「埼労連への相談も増えている。もう後がないという状況の生活相談が特に増えた。頑張っていた人たちが耐えきれなくなっている」と話していました。
駅前でリレートーク
高松
「市民連合@かがわ」は19日、高松市の二つの駅頭で早朝宣伝をしました。各党代表がリレートークし、「市民と野党の共闘で国民の命と暮らしを守る新しい政治をつくろう」と呼びかけました。
瓦町駅前では、日本共産党の中谷浩一県委員長、立憲民主党の吉峰幸夫市議、市民派の植田真紀市議、新社会党の井角操県本部委員長と、「戦争をさせない香川1000人委員会」の広瀬透さんが訴えました。
中谷氏は、コロナ禍での病院、介護関係者や事業者への補償が急がれることやPCR検査の拡充を求めました。井角氏は、菅首相が時短要請に応じない事業者に過料を加えることに明言したことを批判し、「きちんとした補償がまず先です」と強調。広瀬氏は、保健所や病院の統廃合を進める政府を批判し「この政府を代えていこう」と力を込めました。
参加者は駅の利用者に「コロナ禍から生活を守れ」と呼びかけるビラを配りました。
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