オオタカネバラ(草笛株)の蕾
晴れ→雨→晴れ→雨と続き、暖かいやら寒いやら。
満開の桜や梅は、雨に打たれ、早くも花弁が散り始めました。
オオタカネバラーAの蕾
北国は桜の開花と新緑が一気に来ます。
また、モクレンやレンギョウといった本州ならば一足早く咲く植物も
みな今の時期に同時に開花します。
カナリーバードの蕾
スプリングエフェメラル達のお花も樹木の新緑も同じ時期。
要は、雪解けが目覚めのスタートなのだから皆同じになるのかな~と思いますが、
北国の春は、とても忙しくてせわしないですね。
バラは、オオタカネとカナリーバードが葉がでてくると同時に蕾を出し始めています。
オオタカネバラーHの蕾
一方、原種バラの新葉はみな個性的
ロサ・ポミフェラ
深いグリーンの大きな葉がでてきました。
実生のロシア野バラは、逆に細く色も薄いです。
タカネバラは、沢山の葉が芽の中にいっぱい詰まっていて、
とても窮屈そう。
細い枝に小さな芽なのに、どこにそんなエネルギーがあるのしょう?
不思議です。
それに比べ、サラリと出てきた富士タカネの実生
茜富士も沢山の葉が畳まれて出てきました。
ダビディ・’フェンヤ’はいつも下を向いて「こんにちは!」と出てきます。
トンボが脱皮して羽を広げて乾かしているように
ペンデュリナの葉が広がりはじめました。
まだシワシワです。
シャルル・ド・ミルの花は濃いピンクなのに葉はきれいな緑色
ラネイの花は藤色に近い色ですが、葉も銅味を帯びて、味わい深いです。
蕾を出しているバラから、まだ芽の状態のバラまで色々ありますが、
いよいよ葉がでてきて、毎日変わる表情を見ているのが楽しいです。
同時にアブラムシ、葉巻虫との戦いも始まり、毎日パトロールが欠かせなくなってきました。