のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

丁子草の種?とオンファロデス

2012-11-13 | 種まき

今朝は晴間が出たので冬囲い作業です。
宿根草を刈り取って、バラや樹木を縛っての作業が続きます。
現在まだ半分くらいかな~
一通り縛った後は大切なものは網やムシロをかけて保護していきます。

丁子草に種ができていたのを忘れてずっと放置していました。
刈り取りの際にようやく取りこんでどんな種だろうと見てみたら・・・

まるでちまきのような笹のような種袋を開けていくと、
こんなものが・・・



細長い茶色いものがポロポロの崩れて、割れて?入っています。
これが丁子草の種なのでしょうか?
とりあえず播いてみようかな~



また、こちらはこぼれ種が育っていました。
オンファロデス・リニフォリアです。
こちらでは一年草は春に播いていますが本州の暖かいところでは秋まきのようです。
北国での耐寒性は未確認ですが、このまま外で越冬させてみます^^
来年大株になったらラッキーですね。




フェンス東側はすっかり寒しい風景に><
フランシーヌ・オースチンも小さく縛られました。

ちなみに初夏はこんな姿でした。






こちら格子フェンス前もバラ達は縛りつけられました。

初夏の様子は・・・マダム・ハーディがいい香りを放っていました。







引き続き格子フェンス横です。宿根草はみんな刈り取られて道路から庭が丸見えになってます^^;

こちらの初夏は・・・ローブリッターやブルボンクイーンが咲いていました。




我ながら信じられない光景です~
本当にまた来年、こんな日が来るのでしょうか!?
来ることを信じて、冬囲いがんばろう~^^


秋の自然観察会

2012-11-12 | お散歩

日曜日は、朝から晴天。今週は雪の予報が出ているので普通ならタイヤ交換をするのが無難です。
ですが、こんないい日に家にいてはもったいないと、近くで行われた森の自然観察会に行ってきました。

森はすっかり葉が落ちていました。
カツラやハリギリ、ハルニレ、シナノキ、ミズナラなどの大木が目立ちます。
大きな木々に巻き付いたツルアジサイが最後の黄葉を見せていました。
木陰からもれる日射しが暖かく、木々の間にはシジュウガラやハシブトガラ、そしてエゾアカゲラなどの
野鳥の姿が垣間見えます。




薄く透明な黄色い葉はコシアブラ。青空が気持ちいいです。
今回は贅沢にもガイドさんがついてくれ、道端の植物を紹介してくれました。



林床は、クマザサなどに覆われていますが、多いのがフッキソウです。
なかなか実がついたものが無かったのですが、一つだけありました。
白い実がつくのですね~。




他にもクルマバソウがあちこちに見られます。葉が車のようなので非常に見付けやすいです。

大きな倒木は苔が付いたり、きのこが生えていつしか土に還ります。



この苔は立派ですね。こういうものを先日種まきした紅花ヤマシャクヤクの表土に使えばよかったのかあ~



倒木という倒木には色々なきのこがいっぱいです。



これは猿の腰掛





これは食用だそうです。




袋がちょっとつぶれてしまっていますが、軽くたたくと煙がでてくるきのこです^^
モクモク~




青いつやつやの実はルイヨウショウマ。立ち枯れた姿もいいですね。




エゾユズリハ。葉をつけた状態で冬を越し、春になって新しい葉が出るときに古い葉が落ちるのだそうです。
だから譲り葉という名前が付いたのだそうです。
正月のおせちの仕切りによさそうだなと思っていたら、やはり縁起がいい植物なのでよく使われるそうです。




こんな変わった葉も~。なんの姿に見えますか~
コウモリが羽を広げているように見えることから、名前が・・・・ええ~と・・
すみません、忘れてしまいました^^;
分かる方がいらしたら是非教えて下さい。




そして、この木ですが、小さな実がいっぱい・・・・でも何か変だと思いませんか?
これは、虫が中に入っている虫こぶなんだそうです。
よく葉に粒々のものが時々ありますが、それも虫こぶなんだそうですよ。
既に虫は中から出てしまっているようでしたが、まるで実のように見えますね。




赤い実が沢山ついた木がありました。
でも、正確にはツルが巻きついています。
この赤い実はチョウセンゴミシ(朝鮮五味子)というもので、
その実は漢方や茶などに用いられ、
甘味、酸味、辛み、苦味、鹹(塩味)の5つの味を持つそうです。
どんな味なのか、ちょっと食べてみたかったです。




こちらはツルウメモドキの実。オジンジの実が割れて、赤い種が見えてかわいいです。

4kmほどのなだらかな散策ルートを2時間かけてゆっくりと楽しんできました。


小春日和の晴間に

2012-11-11 | 2012年秋


11/6 スキャボローフェア


11/6 セントセシリア


11/6 ジャクリーヌ・ドュ・プレ

10日は青空


11/10 セントセシリア


11/10 ジャクリーヌ・ドュ・プレ

そして冬囲いの為、切り花にして室内へ



ラベンダーも刈り取って飾るとまるで初夏の雰囲気です^^




暖かい部屋でずっと蕾だったフンショウロウも咲き出しました。
濃ピンクです。



シュネーユール


小さな命

2012-11-10 | 種まき

今日も天気がよく、朝から冬囲いの作業です。
ご近所からはカンカンカンという冬タイヤを交換している音がどこからともなく聞こえてきます。
いよいよ来週は雪の予報が出ました。

さて、少し前のことですが冷蔵庫に保管していたバラの種から
発根しているものを見つけ、慌ててポットに移しました。
こんな低温下でも芽が出るんですね。


10/13

これは、アビゲイル・アダムズローズの種ですが、種を頂いて
キッチンペーパーにまいたのはちょうど去年の秋です。


10/15



11/10

さすがに外に置くには小さすぎるので、今年は室内の窓辺で
ぬくぬくと徒長しまくりながら育ってもらおうと思っています。

アビゲイルは春に出た苗を育てていますが、早くから小さな小さな花をつけてくれました。
もしかしたら冬に楊枝の先ほどの大きさの花が見られるかも知れませんね。


そして、普通は春にまく種なのですが、どうしても我慢できず
半ば実験のつもりでまいてしまいました^^; 
でも管理しきれないと困るので種はそれぞれ5粒程度。


11/3 種まき ジギタリスとバーバスカム



11/3 デルフィニウム

種が細かいものはキッチンペーパーの上に置いて、トレイの蓋を閉めておくと
湿度を保つにもちょうどいいです。
寒い外に出て土の準備をしなくていいので種まきの敷居が非常に低くなります。
また室内で管理できるので変化があった時に見付けやすい利点があります。

そして、芽が出てきました。この種はコーティングされています。


11/9 バーバスカム


11/10 バーバスカム

芽が出たものは順次ポットに落とし込みます。
本当に小さな芽ですね~



11/9 ジギタリス


11/10 デルフィニウム


こんなに小さな芽、冬の間の6カ月間にどれくらいまで育つのかな~
でも、ここで疑問が・・・・
普通なら春に種をまき、1年かけて育て、開花は2年目以降になります。
仮にこの芽が春までに上手く育ってとして、冬の寒さに合わずに花が咲くのでしょうか?

まあ、何事もやってみましょうか^^

今年の見守る苗でした。


ベニバナヤマシャクヤクの種まき

2012-11-09 | 種まき

縁あって紅花ヤマシャクヤクを栽培している方から種を分けて頂いた。



赤いのはダミーの種で赤と黒の奇抜な組み合わせは
鳥に目立つようにとの植物の知恵らしい。

普通の白のヤマシャクヤクは翌春に発芽するようだが、
このベニバナの方は翌々春の発芽になるということで
長期戦になる模様・・・

バラの種もそうだがやはり夏場の管理が難しく、表面が乾いてしまうことが多々あった^^;
その反省から今回は小さな駄温鉢は止めて、深めの鉢を日が当たりにくい場所に
埋めておこうと考えて、早速作戦を決行した。




清潔な用土に種を並べ・・・なぜかダミーも・・・若干過密気味^^;



表土を被せ、湿度を保つように藁を上に乗せて・・・
本当は苔を表面に置いておくといいらしい!



不織布で覆ってゴミを寄せ付けないようにし、
地面を掘って、鉢毎土の中へ



春を忘れないように、鉢の前にはスノードロップの球根を入れて置いた。

うん、ここまで完璧!!
さて、今後、想定外のことはどんなことが起きるでしょうか~^^;

上手くいけば発芽は2014年の5月頃。開花はさらに4~5年後!!
は~っ長い(笑)